開催レポート ── 2026年6月27日
法政大学 編入相談会 開催レポート編入生8名に聞いた、学び・受験・キャンパスライフ
編入したら、どんな授業を受ける? 友達はできる? 受験勉強は、いつから何をしていた?
そんな疑問を、法政大学で学ぶ8名の編入生に聞いてみました!
2026年6月27日、法政大学とオンライン編入学院が共同で「法政大学編入相談会」を開催しました。質問するのはオンライン編入学院の國生。ひとつの質問を何人もの先輩に振りながら、それぞれの経験をたっぷり伺いました!

学びたいことも、編入を決めた理由も、入学後の過ごし方も、一人ひとり違います。当日の臨場感そのままに、先輩たちとのやり取りをお届けします!
台風でオンラインへ。それでも約100名が参加!
本来は市ヶ谷キャンパスの現地で予定していた当イベントも、台風の接近によりオンラインでの開催となりました! それでも、当日は約100名が参加。急な変更にもかかわらず、たくさんの方に集まっていただきました。
現地での開催は叶わなかったのですが、大学の担当者様、学生スタッフの皆さん、編入生の皆さんに迅速に準備していただきました。ありがとうございます! オンラインだからこそできることもありますので、皆さんと一緒にいいイベントをつくれたらと思っています。

続いて、法政大学の担当者様からご挨拶をいただきました。共同イベントは今回で2回目。編入学試験に関心を持つ参加者の多さに触れながら、入試情報サイトや試験ガイドをご案内くださいました。

試験の概要、実施する学部、英語外部試験の扱いなど、受験を考えるときにまず確かめたい情報がどこにあるかを、画面を見ながら確認。当日は実施できなかった過去問の閲覧についても、大学の窓口やオープンキャンパスで確認する方法をご案内いただきました。
「いま、何を学んでいる?」8名の話から見える学科の中身
まずは、それぞれの学部・学科で具体的に何を学んでいるか、一人ひとりに伺いたいと思います。タテマツさん、日本文学科ではどんなことを学んでいますか?
私は戦後文学を扱うゼミに入っていて、毎週新しい作品を読み、研究しています。ゼミでは好きな分野を深く学びますが、必修の授業では古典なども扱うので、文学を幅広く学んでいます。
自分のやりたい分野以外も学ぶなかで、充実していますか?
はい。私のゼミは厳しいと言われることもあるのですが、その分、本当に文学が好きな人たちが集まっている感覚です。作品について、みんながそれぞれの意見を出し合います。
毎週、新しい本を読んだり、レポートを書いたりするのは大変ですが、好きなことなので楽しめています! 前の大学では社会学寄りの学びが多かったので、文学にしっかり取り組める今の環境は充実しています。
忙しいことが幸せ、という面もありますよね。全然マイナスのお話ではないと思います! 同じ日本文学科のヌマタさんは、どうですか?
私は江戸時代の文学を学ぶ、近世文学のゼミに所属しています。個人的には川柳に関心があるんです。先生が優しくて、とても居心地のいいゼミです。
日本文学科には、作品や作家について学ぶ文学の分野と、日本語の構造や言葉そのものを学ぶ言語の分野があります。私は文学のほうで学んでいます。
川柳というのも面白そうですね。みんなで読み合ったりするんですか?
川柳が好きなのは私自身で、ゼミ全体は近世文学です。江戸時代の文学が好きな人たちが集まっていて、関心のある作家もそれぞれ違います。いろいろな角度から文学を見られるので、意見交換がとても楽しいです!
農作物のマーケティングから、映画の分析まで
続いてオチアイさん。市場経営学科では、どんなことを学んでいますか?
主にマーケティングについて学んでいます。気に入っている授業では、ヒット商品がどう生まれたのか、どんなニーズを捉えて、どんな開発の段階を経たのかを考えています。
ゼミは農作物のマーケティングです。農作物を生かして地域の活性化につなげる方法を学んでいて、このゼミに入りたかったことが編入の理由でもあります。すでにフィールドワークにも行っていて、実践的で楽しいです!
社会の課題にも結びつく、意義のある学びですね。サトウさんは、メディア社会学科でどんなことを?
社会学部では人と社会の関係を広く学び、そのなかでメディア社会学科はメディアを深く扱います。ジャーナリズムだけでなく、映像やプログラミングなど、いろいろな角度から学べるのが魅力です。
私は映画について学びたくて編入し、映画を分析するゼミに入りました。映画を見たあと、表現について毎週みんなでディスカッションしています。課題は多いですが、自分がやりたかったことなので、意欲を持って取り組めています。
メディアに関するゼミにも、いろいろな選択肢があるんですね。プログラミングも学んでいるんですか?
はい。社会学部のなかにさまざまなゼミがあり、自分の関心に合わせて選べます。私は分析コースに所属していて、AIと関連づけたプログラミングにも取り組んでいます。
キャリアデザイン、哲学、地理、心理。名前の先にある学び
イカガワさん、キャリアデザイン学部は具体的に何をする学部なのでしょう? ご自身の学びも含めて教えてください。
人生全体をキャリアとして捉えて学ぶ学部で、教育・ライフ・ビジネスの3領域があります。私はビジネス領域で、ゼミでは産業・組織心理学を専攻しています。
複数人でプロジェクトを進めるときの役割や、どんなリーダーがいるとうまく進むかなどを考えています。企業と3つの大学が一緒になって、半年ほどかけて研修をつくるプロジェクトにも参加しています。
企業向けの、人材教育の研修をつくるということですか? 経営学にも心理学にも近いですね。
そうですね。人によって学んでいることがかなり違います。私はアートマネジメントの授業も取っていて、企業がアートをどう扱うか、経済とアートがどう関わるか、といったことも学んでいます。
面白いですね! 続いてコイケさん、哲学科について教えてください。
哲学は「あるものが何か」を探究する学問です。授業では幸福とは何か、生きる意味とは何か、といったことを考えます。自分の感想だけで終わらないように、ソクラテスやプラトンなど、過去の哲学者の思想も学びます。
学科には顔見知りが多く、漫画家を目指す人やサブカルチャーが好きな人など、いろいろな背景の学生がいます。先生方も温かく迎えてくださる雰囲気です。私は特例で、デカルトとスピノザを扱うゼミにも参加させてもらっています。
早めにゼミへ入れてもらったんですね。学科の人数はどれくらいですか? そして、入ってよかったと感じるのはどんなところでしょう?
人数は正確には覚えていないのですが、100人に届くかどうか、というくらいの印象です。
先生方はたくさん本を読んでいて、考えも深いので、自分の生き方や考え方の視野が広がると毎日感じます。授業のあとに、友達とディスカッションすることもあります。
授業後にも議論が続くのはいいですね! モリさん、地理学科ではどうですか?
私はまだ2年生で、ゼミにはこれから入ります。授業は幅広くて、気候・気象や地形を学ぶもの、都市開発やまちづくりを学ぶものがあります。アフリカならアフリカ、アジアならアジアと、ひとつの地域を学期を通して深く学ぶ授業もあります。
僕は気候や気象に関心があって、先生のインタビュー動画や記事を見て、法政で学びたいと思いました。希望するゼミに入れるように、今は成績を上げようと頑張っています。
目標のゼミに向けて、今から動いているんですね。最後にワタナベさん、心理学科では具体的に何を学びますか?
心理学は、人の心や行動を科学的に解明する学問です。心理テストや、人の心が読めるようになるイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実際には統計を使い、科学的に説明できるかを大切にします。
文学部心理学科では、認知心理学や社会心理学など、基礎心理学を学べます。私はまだゼミには所属しておらず、専門をひとつに絞る前の段階です。さまざまな分野の先生から学んでいます。
統計や数学的な処理も重要なんですね。入ってから、そのあたりで苦労はありませんか?
前の大学でも心理学科だったのですが、心理統計法は後期だけで、独学で補っていた部分もありました。まだ理解が十分でないところもあって、少し大変だと感じることはあります。
なぜ編入を選んだ? もう一度の挑戦と、学びたい分野との出会い
ここからは何人かに順番に伺います。ワタナベさんは心理学科から心理学科への編入ですが、受けようと思ったきっかけは?
編入したい理由と、法政に入りたい理由がありました。まず、一般入試で思うような結果が出なかったので、もう一度挑戦したいと思いました。環境を変えたい気持ちもありました。
一方で、前の大学は臨床心理学の授業や先生が多く、自分の希望する分野を学ぶのが難しいと感じていました。法政では社会心理学や学習心理学など、基礎心理学をしっかり学びたいと思ったんです。
もう一度挑戦したい気持ちと、法政で学べる内容がぴったり合ったんですね。……僕の聞き方だと面接を思い出してしまうかもしれませんが、今日は面接ではないので、等身大の本音で大丈夫です! イカガワさんはいかがですか?
私は大学受験をしていなかったので、挑戦しなかったことへの後悔が残っていました。それと、教育と経営の両方に興味を持ったことです。その2つを学べるのがキャリアデザイン学部だと思い、受験しました。
教育も経営も、分野を横断して学べるということですね。授業も幅広く選べるのでしょうか?
はい。私の感覚では、興味のあるものを、興味のあるときに取れるイメージです。カリキュラムの変更もあって、選択の幅が広がっていると感じています。
モリさんは、編入を受けようと思ったきっかけは何でしたか?
大学受験が思うようにいかなかった悔しさがあって、最初は浪人も考えていました。調べるなかで編入を知り、自分の強みを生かして挑戦できると思ったんです。
法政を選んだのは、学びたい分野に加えて、試験日程や英語資格との相性もありました。自分がすでに持っていた資格で出願できることも、選んだ理由のひとつです。
悩みを解決したい、学びたいことを深めたい。きっかけは人それぞれですね。皆さん、前向きに挑戦していただけたらと思います!
いつから、何を始めた? 試験までの道のりを3名に聞く
コイケさん、どれくらいの時期から、どんな段取りで勉強していましたか? 試験日までの流れを教えてください。
僕は高専で工学を学んでいて、哲学はもともと興味があり、自分でも勉強していました。英語はTOEICの対策を受験の1年以上前から始めて、1年ほど前には出願に必要な点数を取っていました。
哲学は入門書を何十冊も読みました。小論文は、理系の学校で周りに相談できる人が少なかったので、外部の指導も受けながら半年ほど対策しました。
高専にいながら哲学を学んでいたところに、編入という選択肢がはまったんですね。ヌマタさんのスケジュールはいかがでしたか?
受験を決めたのが、大学2年を終える3月から3年の4月ごろでした。1年間休学して準備したので、少し特殊なケースだと思います。
4月から7月末までは英語、8月からは日本文学の専門科目と、時期を分けました。もともと英語は苦手でTOEICは300点台でしたが、4か月で725点まで上げ、そのあとは古典や日本文学史などに取り組みました。
休学するという判断は、ご自身にとってよかったですか?
はい。周りの環境に流されず、受験勉強に集中できる状態をつくりたかったので、私にとってはよかったと思います。
しっかり意思決定したんですね。サトウさんは、いつごろから本格的に始めましたか?
前は短大の英語科にいたので、1年生のときから日常的に英語に触れていました。本格的な対策は1年生の冬ごろから半年ほど。専門科目は2年生の春から始めました。
文献を読んで一問一答のようにWordへまとめたり、新聞を切り抜いてノートにためたり。メディア分野なので、時事問題にも毎日触れるようにしていました。
夏から試験までの時期には、追い込みもかけていましたか?
はい。夏休みは時間が取れるので、専門科目や志望理由を深めました。小論文は苦手だったので、前の大学の先生と何度もやり取りしました。試験直前は変わったことを始めず、自分がやってきたことを振り返るようにしていました。
友達はできる? サークルは? 編入後の生活も聞いてみました!
オチアイさん、友人関係や単位、サークルなど、編入後のキャンパスライフはどうですか? 困ったことも、大丈夫だったことも、自由に教えてください。

私の学年は市場経営学科の2年次編入生が5人いて、まずそこで仲よくなりました。特別に入れてもらったゼミでも友達ができました。
チアダンスのサークルにも入りました! 一緒に入った1年生とも、2年生から入った人とも仲よくなれたので、友達には困っていなくて、毎日が充実しています。 本当に編入してよかったです。
入学前の不安も、入ってみると大丈夫だったんですね。タテマツさんは、ギャップなどありましたか?
私は親の転勤で引っ越しが多く、転校にも慣れていたので、最初から環境が変わることへの抵抗は少なかったです。以前、市ヶ谷に住んでいたこともあり、昔からの友達もいました。
大学の友達は、編入生の集まりや学科の集まりで自分から話しかけてつくりました。ゼミの話をしたら、同じゼミの知り合いを紹介してもらえて、授業の履修を決める前からつながれたんです。今もその友達と一緒に授業を取っています。自分から話しかけるのが大事だと思います。
行動次第ということですね。単位の忙しさや、就活の雰囲気はどうですか?
前の大学も文学部だったので、必修を含めて単位を認定してもらえました。前の大学では1年の前期に多めに授業を取り、後期は受験のために少し減らしていましたが、今、すごく忙しくなっている感覚はありません。私の場合、周りより必修が2科目多い程度です。
就活はまだ周りも本格的に動いている時期ではなく、インターンなど、学校の外で活動している印象です。今のところ、編入したことで大きく困る感じはありません。
ここからは、参加者から寄せられた質問へ。匿名で投稿でき、気になる質問に賛同を送れる仕組みを使い、國生が登壇者へ質問をつないでいきました。
1日の勉強時間は? 「何時間」より大切にしていたこと
参加者の方から、1日の勉強時間について質問です。ヌマタさん、夏から試験前にかけては、どれくらい勉強していましたか?
何時間と決めるのではなく、1日に必ず終える量を決めていました。早く終わったら、その分は好きな時間に使えるようにして、意欲を保っていました。時間にすると、3〜4時間くらいです。
やることを決めて進めていたんですね。平日に5時間以上やっていた方もいますか? ……手が挙がっていますね。イカガワさんはどうでしょう?
私もやることを決めて進めていました。休学せず、大学の授業もずっと取っていたので、平日は5時間も確保できなかった印象です。
モリさんはどうでしたか?
僕も、何時間とは決めていませんでした。地理がもともと好きだったので、この時期は苦痛にならず、楽しいと思えるくらいの量を進めていました。
楽しみながら取り組めていたんですね。素晴らしいです!
英語の外部試験は何を使った? 8名それぞれの出願経験
英語の外部試験を利用した方の、具体的なスコアを知りたいという質問です。一人ずつ、差し支えない範囲で教えてください。
提出した英語資格のスコアは2224でした。もともと別の大学の受験も考えて準備していたものを使いました。
TOEIC Listening & Readingの725点で出願しました。
私はIELTSのOverall 5.5で出願しました。入学後、同じ編入生の英語クラスが自分より上だったので、周りはもっと高いスコアだったのかな、という印象です。
TOEFLとIELTSでは、周りはIELTSの方が多かったですか?
私の周りではIELTSが多かったです。
TOEIC Listening & Readingは680点でした。受験するときは、どのくらいのスコアを出せばいいのか、私も不安でした。
私は英検2級で出願しました。細かいスコアは覚えていないのですが、私自身はその資格を使いました。
TOEICはL&Rが665点、S&Wが240点でした。自分の受験を振り返ると、専門の用語や小論文の準備にも力を入れたことが大きかったと感じています。
僕は以前に取得していた英検準2級を使いました。当時の出願条件を確認して、その資格で出せたので、そのあとは地理の勉強を中心に進めました。
私はTOEICで、L&Rが580点、S&Wが260点でした。自分が受験したときの条件を確認して、両方を受けて提出しました。
ここで紹介した資格・スコアは、各登壇者が受験した当時の実例です。合格の目安や現在の出願基準を示すものではありません。利用できる試験・技能・有効期限などは、受験年度の募集要項をご確認ください。
夏休みは勉強だけ? 期末試験も、息抜きもあった受験生活
夏休みが近づいてきましたが、先輩たちはどんなふうに過ごしていましたか? 夏休み前の期末試験の時期も含めて、オチアイさん、教えてください。
この時期は期末試験も近かったので、編入の勉強を中心にしながら、在籍校の試験勉強もしていました。夏休みには、小論文の基本的な書き方を勉強し始めました。
でも、勉強だけではなくて、イギリスへの留学や、友達と遊ぶ時間もありました。追い詰めすぎると試験まで持たないので、勉強の時間を大切にしながら、息抜きもしていました。
休むときは休む、やるときはやる、というメリハリですね。サトウさんの7月はどうでしたか?
前の学校はテストよりレポートが多かったので、それを書きながら、併願先も含めて志望理由を考えていました。小論文の基本も学び、夏休みは専門的な文献や時事問題に触れていました。
実家に帰ったり、アルバイトをしたりもしました。自分が楽しめる時間を見つけながら過ごしていたと思います。
息抜き以外の時間は、かなり勉強した感覚でしたか?
はい。焦りもあって、文献を読んだりWordにまとめたりしていました。ただ、それだけだと体力的にも気持ちの面でもしんどくなってしまって。手を動かすのがつらくなったら、時事問題や志望分野に関係する映画など、興味のあることに触れて、意欲を保っていました。
キャリアデザインの専門対策は? 「書き方」と「内容」の2本立て
イカガワさんに質問です。キャリアデザイン学部の専門的な勉強は、どう進めていましたか?
英語資格は持っていたので、主に小論文を対策しました。「書き方」と「内容」の2つに分けて進めていました。
書き方は、参考書を20冊ほど読んで、論文にふさわしい表現や構成を学びました。正解がひとつでなくても、減点されにくい文章はあると思ったんです。
内容は、よく扱われるテーマや時事問題を調べ、就職活動向けの本や、キャリアデザイン学部の先生が書いた本も読みました。こちらも10〜20冊くらいだったと思います。
書く技術と、背景となる知識の両方ですね。実際にアウトプットする練習はどうしていましたか?
基本的に独学だったので、自分で内容をまとめたり、覚えていることを白紙に書き出したりしていました。
成績証明書はいつ取り寄せた? 出願準備にも、それぞれの事情
出願書類は、いつごろ準備していましたか? ヌマタさん、スケジュールが危なかったことなどはありませんでしたか?
私は8月に取り寄せました。休学していたので、同級生と顔を合わせると少し気まずい気持ちもあって、夏休みの間に受け取っておこうと思ったんです。出願も受付が始まったら早めに届くように準備していたので、危なかったことはありませんでした。
ワタナベさんはいかがでしたか?
私の場合は、そのときの大学の成績を出す必要があったので、出願が始まる1週間ほど前に、成績証明書や在学証明書を準備しました。
夏休みの時期でも、大学で発行してもらえましたか?
ちょうど夏休みが終わるころに成績が出たので、そのタイミングで取り寄せました。
面接は怖かった? 実際に聞かれたこと、答えるときに意識したこと
「圧迫面接だと聞いたことがあるのですが、実際はどうでしたか?」という質問です。圧を感じた方はいますか?
國生が挙手を呼びかけたところ、その場で手は挙がりませんでした。ただし、ここで聞いているのはあくまで今回登壇した先輩たちの経験です。
だから準備しなくていい、ということではありませんね。皆さん、準備をして答えられたうえでの感想だと思います。コイケさん、実際にはどんなことを聞かれましたか? 哲学の議論もありましたか?
僕は学びたい先生が明確で、受験の1年以上前に一度ビデオ通話でお話ししたことがありました。たまたまその先生が面接官だったので、研究分野を知っているか、なぜその先生なのか、といったことを聞かれました。
高専からで学ぶ分野が大きく変わるので、そこは大丈夫か、という確認もありました。
事前の準備やコミュニケーションもあったんですね。サトウさんの面接はどうでしたか?
まず筆記試験の出来や、時間はどうだったか、文献を読んだかなどを聞かれました。そのうえで、志望理由を深く聞かれました。圧迫というより、話を進めながら、自分の考え方を問われている印象でした。
ご自身では、うまくキャッチボールできた感覚でしたか?
少し引っかかる部分もありましたが、いただいた指摘も踏まえながら、その場で考えて答えました。自分の持っている知識も交えながら、自分の考えを伝えるよう意識していました。
学ぶ分野が変わると、単位はどうなる? 4名の認定経験
次は単位認定についてです。前の学校と編入先で学部・学科が変わった方に伺います。イカガワさんはどうでしたか?
私は28単位を認定していただきました。自分が入ったときは30単位までという条件があったので、そのなかでの認定です。
少ないと感じましたか? 入学後の生活への影響はどうでしょう?
前の大学に2年間通って、70単位くらい持っていたので、減ったなというのが正直な気持ちです。ただ、今のところ卒業できないという状況ではなく、普通に学生生活を送れています。
コイケさんは、高専からの編入でしたよね?
高専では単位をたくさん取っていましたが、哲学など文系の科目はほとんどありませんでした。基礎教養の科目は認定してもらえた一方で、フランス語や哲学の専門科目は前の学校で取っていなかったので、今、頑張って履修しています。
モリさんはいかがですか?
認定できる科目は認定してもらえました。ただ、言語や1年次の必修など、あとから取らないといけないものもあります。僕の場合、大きく削られたという感覚ではありませんでした。
サトウさんはどうでしたか?
短大で62単位を持っていて、45単位を認定していただきました。かなり認定してもらえたという印象です。
それでも、メディアの専門科目の必修は1年生と一緒に取る必要があります。2年生の専門科目も始まるので、両方を履修するのは少し大変です。
認定単位数や履修状況は、入学年度・編入年次・学部学科・前籍校で学んだ内容によって異なります。上記は登壇者個人の経験です。
教職は取れる? 出願資格は? 大学の担当者様にも質問!
大学の担当者様へ、編入しても教職課程を履修し、教員免許を取得できるかという質問です。
教育実習へ行くまでには、前年度までに取る科目があり、その科目を履修するための前提科目もあります。段階を踏む必要があるため、編入する年次と、前の大学で教職課程を履修していたかが重要になります。
2年次編入で、入学後すぐに履修を始めれば、在学中の取得を目指すことは可能です。3年次編入で、前の大学で教職科目をまったく履修していなかった場合は、年数の面で難しくなります。すでに履修していれば、その単位を一部引き継げる場合があり、取得できる可能性があります。
前の大学の単位を引き継げるかは、合格後に確認するのでしょうか?
はい。合格後に、教職に関する証明書などをご提出いただき、確認する形になります。
「違う分野の単位でも、出願条件に含まれますか?」
担当者様から、ほかにも答えておいたほうがよさそうな質問はありますか?
「卒業要件外科目を除いて30単位以上修得」という出願条件について、看護学科の方から質問が来ています。
この条件は、今通っている大学の卒業に必要な単位に含まれるかどうか、という考え方です。受験先と学問分野が違っていても、前の大学の卒業所要単位に含まれる科目であれば、当該条件の単位数に含まれます。
面接の服装に指定はある?
最後に、面接はスーツなどの服装指定がありますか?
特に指定はありません。
先輩のなかで、スーツで行かなかった方はいますか? イカガワさんは何を着ていきましたか?
私は私服にリクルートスーツのジャケットを合わせました。中はピンク系の服で、当日は周りと比べてかなりラフだったかな、と感じました。
いいじゃないですか! 担当者様からも指定はないと伺えましたし、実際の経験も聞けましたね。不安であればスーツを選んでもいいと思います。皆さん、たくさんの回答をありがとうございました!
大学の担当者様のご回答は、開催当日の質問・条件に対するものです。出願資格や教職課程については、最新の募集要項と大学からの案内をご確認ください。
学生スタッフが案内する、市ヶ谷キャンパス
後半は、オープンキャンパススタッフ2名によるキャンパス案内です。建物の写真やスライドを画面に映しながら、普段そこに通う学生の視点で市ヶ谷キャンパスを紹介していただきました。

授業を受ける大内山校舎や富士見ゲート、食堂、図書館へ。施設の特徴に加え、空き時間の過ごし方や学生スタッフのおすすめも交えながら、普段のキャンパス生活が見える案内をしていただきました。


参加者が一緒に楽しめるクイズもあり、画面越しでもキャンパスに親しめるひとときに。詳しい内容は、ぜひ実際のオープンキャンパスや大学のイベントで楽しんでいただければと思います。
来年は、皆さんが話す側に。最後に國生から
今日のお話を、次の行動のきっかけにしていただけたらと思います。試験日から逆算して、出願書類、英語、専門科目、志望理由や面接の準備を、いつまでに進めるか考えてみてください。
そして、今日受験生として参加してくださった皆さんが、来年は合格者や学生スタッフとして登壇してくれたらうれしいです! 急きょオンラインでの開催となりましたが、大学の担当者様、編入生、学生スタッフ、参加者の皆さんのおかげで開催できました。本当にありがとうございました!
当日の記録動画
座談会やキャンパス案内の詳しいやり取りは、当日の記録動画でもご覧いただけます。下のリンクから各場面へ移動できます。
※対談の発言は、趣旨を変えず読みやすく整理しています。話者名は当日の紹介画面の表記に合わせています。
動画:オンライン編入学院公式YouTubeチャンネル。記事内の場面写真は同動画から掲載しています。
法政大学の公式情報
編入学試験の制度・出願条件・日程は、法政大学が公開する最新の情報をご確認ください。
企画・開催:法政大学・オンライン編入学院 / レポート制作:大学編入総合研究所 編集部
