中・上級者のためのハングル長文読解講座 リスニング問題つき
本書のレビューを掲載する準備を進めましたが、当サイトの過去問分析では、大学編入試験でこの参考書が対策になる学部を特定できませんでした。編入試験ではハングル長文読解が出題される学部が限定的であるためです。本書の利用を検討する際は、まず志望大学の過去問でハングル読解がどの程度の重要度で出題されるかを確認することが重要です。
この本の位置づけ
本書は「中・上級者向け」と銘打たれており、ハングル文法の基礎を終えた学習者を対象としています。長文読解とリスニング問題の両方を収録しているため、読む力と聞く力を並行して鍛える設計になっています。
編入試験対策の参考書全体との比較では、ハングル対策書の流通量自体が限られており、本書のような総合的な長文読解教材は希少です。ただし、編入試験の出題範囲や頻出テーマとの対応関係が不明であるため、志望大学の傾向を踏まえたうえで選定する必要があります。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
志望大学の編入試験でハングル読解が出題されることが確認できた場合、基礎文法を完成させた後(通常、学習開始から3~4ヶ月程度)に導入することを想定しています。早すぎる導入は、文法知識の不足により内容理解が追いつかず、効率を損なう可能性があります。
逆に入試直前まで放置すると、長文の速読力と聞き取り能力の定着に十分な時間が確保できません。特にリスニング問題は反復練習が必要なため、余裕をもった時期からの着手が重要です。
使い方
本書に取り組む際は、まず長文読解セクションから始め、文章全体の流れを把握する読み方に慣れることをお勧めします。わからない語句は都度調べず、文脈から意味を推測する練習を意識してください。
リスニング問題については、スクリプトを見ずに複数回聞いた後、逐語訳ではなく内容の要点をメモする方法が効果的です。その後、実際の志望大学の過去問と照らし合わせ、出題形式や難易度の違いを確認することで、本書の位置づけが明確になります。
注意点
本書の出版年が確認できていないため、言語表現や文化的背景に古さがないかは事前に内容見本で確認することをお勧めします。特にハングル教材は、言語使用の流行や敬語表現が変わる可能性があるため注意が必要です。
もう一点、編入試験でハングル読解を扱う大学が限定的である現状から、本書だけでは対策が完結しない可能性があります。志望大学の過去問で具体的な出題形式を確認し、足りない部分は過去問演習や個別指導で補う戦略を立てておくことが大切です。







