小論文これだけ! 短大・推薦入試から難関校受験まで 教育超基礎編
教育学部・教育関連学科の小論文では、学校教育制度や教育現場の具体的な課題について、メリット・デメリットの両面から論じる問題が頻出です。青山学院大学教育人間科学部の過去問でも、タブレット端末導入など教育政策に関する出題が繰り返されており、単なる意見ではなく「教育学的な視点」を備えた論述が求められます。本書は、このような教育系小論文の基礎知識を体系的に学べる一冊です。
この本の位置づけ
本書は短大推薦入試から難関大学まで対応する構成になっており、教育学部志望の初学者でも無理なく取り組める入門レベルです。「教育超基礎編」という副題の通り、小論文を書く前提となる教育用語や制度の基本を押さえることに重点が置かれています。
一般的な小論文参考書の多くは「論述テクニック」に偏りがちですが、本書は教育分野に特化した背景知識の学習に特化している点が大きな違いです。学校現場の実際やタブレット導入のようなホットトピックについて、賛成・反対の両立場を理解した上で論述できる準備ができます。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
小論文の実践的な演習を始める3ヶ月前、遅くとも2ヶ月前には導入するのが効果的です。教育系小論文に必要な基礎知識がないまま過去問演習に進むと、テーマの背景を理解できず、浅い論述に陥りやすくなります。
逆に導入が遅れた場合でも、短期間で教育の基本概念を習得できるコンパクト性が利点です。ただし出願直前に初めて学習すると、知識と論述スキルの両立がかなり難しくなるため、最低でも1ヶ月半の学習期間を確保することをお勧めします。
ターゲット大学と対策できるテーマ
オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。
※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。
使い方
まず全体を通読し、教育現場の用語や制度概要をインプットします。その後、青山学院大学の過去問に挙げられている「学校教育」「タブレット端末」などのテーマごとに本書の該当部分を復習しながら、メリット・デメリットの整理ノートを作成するとよいでしょう。
知識の定着後、実際の過去問で小論文を書く際には、本書で学んだ視点を思い出しながら下書きを作成します。自分の答案を見直すときに「教育学的な根拠が示せているか」「相反する見方も認識しているか」の2点を本書の内容に照らし合わせてチェックすることが重要です。
複数年の過去問に取り組む中で、同じテーマが繰り返されていることに気づいたら、本書でそのテーマの項目を再度読み込み、自分の知識を深掘りすることで、より説得力のある論述へと磨き上げられます。
注意点
本書は教育学部特化の基礎知識に強い反面、小論文の「文章構成」「段落の組み立て方」といった技法面の解説は限定的である可能性があります。テーマごとの知識習得に適していますが、論述スキル全般を学ぶには別途、一般的な小論文参考書と組み合わせる必要があるかもしれません。
青山学院大学に限らず、教育系学部への編入を目指す場合には本書の対象テーマが役立ちます。ただし大学や年度によって出題されるテーマは変動するため、本書で学んだ基本的な見方を応用して、未出題のテーマにも対応できる力を養うことが大切です。







