はじめてのTOEFLテスト完全対策 すべてのセクションに対応
TOEFL対策を始める際、まず立ちはだかるのが「どのような形式で、どのように出題されるのか」という基本的な理解です。本書は四つの全セクション(Reading、Listening、Speaking、Writing)に対応し、各セクションの出題形式を体系的に学べる構成になっています。編入試験でTOEFLスコアが必要な受験生にとって、試験全体の輪郭をつかむための入口となります。
この本の位置づけ
本書は、TOEFL受験がはじめての受験生を想定した入門書です。各セクションの問題形式や解き方の基本を、段階を追って習得できるレベル設定になっています。
他の対策本と異なり、本書は「すべてのセクション」に均等に対応しており、特定のセクションに偏った学習を避けたい受験生に適しています。Reading特化やListening強化といった限定的な対策ではなく、全体像を理解した上で後続の学習を組み立てたい場合に有効です。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
TOEFL対策の最初の段階、すなわち受験を決めた直後に導入することが想定されています。問題形式や出題パターンの基礎を固めることで、その後の問題演習が効率よく進みやすくなります。
早すぎる場合(例えば、まだ英語学習の基礎が不十分な段階)は、本書の内容を活かしきれないまま進みかねません。逆に遅く導入した場合、既に別の対策本で形式を理解した後になるため、重複した学習時間が発生する可能性があります。
使い方
本書は、各セクションの解き方を学んだ後、付属の練習問題を繰り返し解く流れが基本になります。神戸大学法学部の合格者の体験談にもあるように、本に書かれている問題形式や解き方の工夫を意識しながら練習問題に取り組むことで、形式理解が定着しやすくなります。
1周の学習で一通りの形式を網羅できるボリューム感とされており、その後、過去問や実践的な問題集へ進む前の準備段階として機能します。本書で形式を理解した上で、実際の試験問題に当たることで、学んだ解き方をより実践的な文脈で活かせます。
この本を使った合格者の声
オンライン編入学院に寄せられた合格体験談から、本書を実際に使っていた受験生の記述を抜き出しました。
問題の形式を知るのに役立ち、本に書いてある問題の形式と解き方を意識しながら練習問題を解いた。1周した。
神戸大学 法学部 合格(2026年度) / 英語
注意点
本書は入門書であるため、形式の理解を目的としています。本書だけでは、高スコア獲得に必要な深い読解力や聴解力の養成は限定的である可能性があります。編入試験で求められるTOEFLスコアのレベルに応じて、その後の段階的な学習計画を明確に立てる必要があります。
また、本書がカバーしているセクションは全体的ですが、受験生によっては特定のセクション(例えばSpeakingなど)で追加的な対策が必要になることも想定されます。本書の完了後、自分の弱点セクションを特定し、より専門的な対策本へ進む判断が重要です。







