新英語の構文150
編入英語の問題を解くとき、複雑な文構造で意味がつかめず、時間がかかってしまう経験はありませんか。編入試験の英文は学術的な内容が多く、単語の意味を知っていても文法構造が読み取れないと失点につながります。本書は英文を構造的に理解するための基礎を整える参考書です。
この本の位置づけ
本書は英文法の基礎をすでに習得している受験生向けです。中学英文法をひと通り終えた段階では、まだ使う必要はありません。
この本の特徴は、単なる文法規則の説明ではなく、英文がどのような構造で組み立てられているかを「構文」として150パターン示す点です。和訳参考書や一般的な文法書とは異なり、実際の英文で頻出する構造パターンの習熟に重点を置いています。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
導入は高2の秋冬、または編入対策を始めた時点での英語基礎の確認段階が目安です。遅すぎる時期(過去問演習の直前)に導入すると、その場凌ぎの学習になり、長文読解の精度向上に結びつきにくくなります。
一方、英文法がまだ不安定な段階で使い始めると、150パターンの暗記に時間がかかり、基礎固めが後回しになる恐れがあります。文法の基本を確認してから取り組むことが効果的です。
使い方
本書は目次別に単元ごとに学習を進める形式が一般的と考えられます。1冊を一通り読むのではなく、自分が不安な構文分野から優先的に取り組む方法でも構いません。
学習の際は、各パターンの説明を読んだ後、その構文が実際の長文問題でどう使われているか確認することが大切です。その後、過去問の英文に戻り、学んだ構文が使われている箇所を意識的に探す往復学習をすることで、読解速度と正確さが定着しやすくなります。
ノートに構文パターンを書き写す必要はありませんが、頻出パターンについては、解く過程で「この構文かな」と判断できるまで繰り返すことをお勧めします。
注意点
本書の出版年が確認できていないため、英文法の最新の解釈が反映されているか確認してから購入することをお勧めします。古い版の場合、現代英語の用法と異なるパターンが含まれている可能性があります。
本書は構文パターンの習熟を目的とした参考書のため、英文の意味そのものを理解する語彙学習や、文脈を踏まえた読解戦略は別途補う必要があります。また、特定の大学・学部の傾向に対応した内容ではないため、志望先の過去問で出題されやすい分野を別途確認してから、優先順位を付けて学習することをお勧めします。







