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船口のゼロから読み解く最強の現代文

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船口のゼロから読み解く最強の現代文

編入試験の現代文対策では、単なる読解力だけでなく、古典の知識や漢字・語彙の正確性が同時に問われることが少なくありません。特に京都女子大学や上智大学のような難関大学では、空欄補充や漢字書き取り、さらには源氏物語や枕草子といった古典知識の融合が出題される傾向にあります。本書『船口のゼロから読み解く最強の現代文』は、こうした多角的な出題に対応するための基盤を整える参考書です。

この本の位置づけ

本書は現代文の読解をゼロから段階的に学び直したい受験生、特に短大や高専出身で国語の学習に空白がある方を想定しています。基礎からの積み上げを重視した設計になっているため、編入試験の過去問を見て「全く歯が立たない」と感じた段階での導入に適しています。

他の現代文参考書と異なり、本書は読解技法の説明と並行して、試験頻出の古典知識(源氏物語、枕草子)や漢字・語彙といった周辺領域をカバーしている点が特徴です。そのため、現代文だけを孤立させず、国語全体として必要な素養を同時に育成できます。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

遅くとも受験年の前年冬~受験年の春にかけて導入することをお勧めします。編入試験の現代文は短期間での詰め込みでは対応しにくく、読解の基礎と語彙・古典知識を習得するには、安定した学習期間が必要だからです。

もし導入が遅すぎると、過去問演習に充分な時間を割けなくなり、応用力が身につかないまま試験を迎えることになります。逆に導入が早すぎると、興味が散漫になったり、進度が遅くなる可能性があります。自分の現在の国語の学力と試験までの距離感を冷静に見極めて、導入時期を判断してください。

ターゲット大学と対策できるテーマ

オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。

京都女子大学文学部

国語・現代文

頻出テーマ空欄補充、源氏物語、枕草子

本書の該当ページ枕草子(p.139)、源氏物語(p.139)、抜き出し(p.226)

聖徳大学全学部

国語

頻出テーマ空欄補充、書き取り

本書の該当ページ空欄補充(p.76)、書き取り(p.209)

上智大学総合人間科学部

国語・現代文

頻出テーマ漢字書き取り

本書の該当ページ漢字書き取り(p.209)、筆者の主張(p.26)

※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。

使い方

まずは目次の順序に従って、基礎的な読解のルールと古典知識を一通り学習します。その過程で、各章の練習問題に取り組みながら、漢字書き取りや空欄補充の傾向を把握していくとよいでしょう。

基礎学習がひと通り終わったら、目指す大学の過去問(特に現代文が出題されている回)を手元に置き、本書で学んだ読解技法や知識がどう応用されるか確認します。過去問で正答できなかった問題に関しては、本書の該当ページに戻って復習するという往復学習が効果的です。

さらに、源氏物語や枕草子が出題範囲に含まれている場合は、本書で押さえた古典知識をベースに、別途で該当作品の原文や概要解説を読み込む準備期間として位置づけるのもお勧めします。

注意点

出版年が比較的前の参考書である可能性が高いため、使用する際は必ず志望大学の最新5年分の過去問を照らし合わせてください。出題形式や出題範囲が変わっていないか、あらかじめ確認しておくことが重要です。

本書の難易度が基礎~標準レベルであるため、既に現代文の読解が得意な受験生には物足りないかもしれません。その場合は、本書を軽く復習用に使い、より高度な過去問演習に時間を使う方が効率的です。

また、本書が現代文・古典・漢字をカバーしているといっても、古典全般(特に漢文)や古文の詳細な文法までは扱っていない可能性があります。志望大学で漢文や古文が頻出の場合は、別途対策が必要となる点を見落とさないでください。

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