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この一冊で全部わかるネットワークの基本 実務で生かせる知識が、確実に身につく 福永 勇二

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この一冊で全部わかるネットワークの基本 実務で生かせる知識が、確実に身につく 福永 勇二

本記事では、ネットワーク技術の基礎を体系的に学びたい編入受験生向けに、『この一冊で全部わかるネットワークの基本』をレビューします。情報学系の編入試験では、ネットワークの仕組みやプロトコル、IPアドレスなどが問われることがあります。本書は実務的な知識を基盤としながら、ネットワーク全体の構造を理解するのに役立つ一冊です。

この本の位置づけ

本書は、ネットワークについて初歩から学ぶ受験生向けの入門書です。TCP/IPやIPアドレス、ルーティング、ネットワーク機器といった広い範囲をカバーしており、ネットワーク技術全体の「全体像」を把握したい場合に適しています。

他のネットワーク参考書と異なり、本書は実務的な観点から解説されているため、教科書的な理論だけでなく、実際の運用例や応用を交えた理解が期待できます。ただし、編入試験の過去問で本書の内容が繰り返し問われているかは確認が必要な点です。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

ネットワーク分野を学ぶ必要がある場合、大学1年生の後半から2年生の早期に導入するのが目安です。早すぎると、基礎となるコンピュータシステムやデータ通信の知識がないため理解が難しくなる可能性があります。

逆に、編入試験直前に初めて手にすると、全体像を把握する時間が不足し、細部を掘り下げる余裕がなくなります。志望先の編入試験でネットワークが出題範囲に含まれると判明した段階で、余裕をもって学習を始めることをお勧めします。

使い方

まず第1章から順に読み進め、ネットワークの基本概念を理解してください。その後、第2章~第6章で具体的な技術(TCP/IP、IPアドレス、機器、サービスなど)を学びます。理解を深めるため、各章を読んだ後は、該当する単元の過去問があれば解いてみましょう。

本書は広範な内容を扱うため、全てを同じ深さで学ぶ必要はありません。志望先の過去問を確認してから、重点的に学ぶ章を決めることが効率的です。例えば、IPアドレスが頻出なら第3章に時間をかけ、他の章は基本理解に留めるといった使い分けが考えられます。

編入試験でよく問われる論点から入るなら、次の順で読むのが効率的です。

  1. p.18 第1章 ネットワークの基本「インターネット」がここで扱われています
  2. p.48 第2章 TCP/IPの仕組み「トランスポート層」がここで扱われています
  3. p.66 第3章 IPアドレスとルーティング「ブロードキャスト」がここで扱われています
  4. p.86 第4章 ネットワーク機器「デフォルトゲートウェイ」がここで扱われています
  5. p.106 第5章 ネットワーク通信の実装「VLAN」がここで扱われています
  6. p.118 第6章 インターネット上のサービス「HTTP」がここで扱われています

注意点

本書が編入試験の過去問で繰り返し問われているかについて、当校の分析では該当実績が確認されていません。導入前に、志望先の過去問を確認し、ネットワークが出題範囲に含まれるか、どの範囲が問われるかを確認してください。

本書は実務寄りの解説であるため、編入試験で要求される理論的な深掘りや数学的な計算(例えば、アドレス設計の詳細計算)が必ずしも充実しているとは限りません。過去問で高度な計算問題が出題される場合は、本書だけでなく、試験対策に特化した参考書の併用も検討してください。

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