地理用語集 地理総合・地理探究共用
地理の編入試験では、用語の定義を正確に理解していることが合否を分ける重要なポイントです。特に人口移動、気候区分、地形など、複数の大学で繰り返し出題される論点では、曖昧な理解では得点できません。本書は高等学校地理の全範囲を網羅した用語集として、編入対策での「用語の引き出し」を整理するのに役立ちます。
この本の位置づけ
本書は高校地理(地理総合・地理探究)の教科書に準拠した用語集です。編入試験で問われる用語の基本的な定義や関連知識を確認する辞書的な位置づけとなり、基礎から標準レベルの受験生が対象です。 同じ用語集でも、本書は教科書準拠という点で網羅性に優れ、編入試験で頻出の「人口問題」「気候帯」「世界遺産」といった多角的な論点もカバーしています。一方で、過去問の解説書とは異なり、出題パターンや応用的な使い方については別途学習が必要です。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
用語集は参考書の最初ではなく、基本テキストで基礎を学んだ後に、わからない用語が出た時点で即座に引く補助教材として導入するのが効果的です。早すぎる段階から読み込もうとすると、用語の暗記に時間を費やしてしまい、過去問演習に進めません。 逆に過去問演習の後半段階で初めて使い始めると、既に出題傾向に対する対策が必要な時期となるため、用語の定義確認だけでは間に合わなくなる可能性があります。基本テキストの学習期間中から、手元に置いて参照する習慣をつけることが重要です。
ターゲット大学と対策できるテーマ
オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。
人文地理学自然地理学
頻出テーマ人口移動、出生率、3 大都市圏、都市圏、地形図、海岸地形
本書の該当ページ3 大都市圏(p.178)、都市圏(p.178)、人口移動(p.171)、地形図(p.9)
京都外国語大学全学部
地理
頻出テーマ世界遺産、歴史的背景、観光資源
本書の該当ページ観光資源(p.140)、世界遺産(p.166)、歴史的背景(p.226)
※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。
使い方
本書は辞書的な使い方が基本です。基本テキストや講義ノートで「この用語の定義が曖昧だ」と感じたら、索引から該当ページを引いて確認します。例えば「自然堤防」の定義、「温帯気候」と「気候帯」の違いなど、過去問で繰り返し問われる論点ほど、本書での確認が役立ちます。 過去問演習では、選択肢の検討時に用語の定義が不確かなら即座に本書で確認し、解説と照らし合わせます。また、採点後に「なぜこの選択肢は誤りか」という理由を用語定義で再確認する際にも活用できます。ページ数が159ページ、267ページという限定的な情報からは、本書の全体的な構成や引き方の詳細は把握できないため、入手後に索引の使い方を確認する必要があります。
編入試験でよく問われる論点から入るなら、次の順で読むのが効率的です。
- p.159 光ファイバー海底ケーブル ①①「光ファイバー海底ケーブル11」がここで扱われています
- p.267 バルカン半島 ②⑤「バルカン半島25」がここで扱われています
注意点
本書は高等学校の教科書に準拠した用語集であり、編入試験の応用問題や統計データ、具体的な事例については別途資料が必要です。例えば「人口移動」の定義は確認できますが、実際の試験では「日本の人口移動がどの地域で起きているか」という具体的な知識が求められるため、基本テキストや過去問との組み合わせが不可欠です。 本書だけで編入試験対策が完結するわけではなく、あくまで用語の定義確認と知識の穴埋めの補助的な役割と考えてください。特に法政大学や筑波大学など上位大学を目指す場合は、本書で定義を確認した後、過去問でその用語がどのような文脈で出題されるかまで学習する必要があります。







