TOEIC L&R TESTサラリーマン特急新形式リスニング
大学編入試験でTOEICスコアの提出を求める大学は増えており、リスニング対策は避けて通れません。ただし、編入試験に特化した参考書が限られるなか、一般向けのTOEIC教材をどう活用するかが課題になります。本書は新形式対応のリスニング問題集として、編入受験生がスコア向上を目指す際の補助教材として検討の余地があります。
この本の位置づけ
本書はTOEIC L&R TESTの新形式リスニング問題に対応した一般向けの参考書です。「サラリーマン特急」シリーズは、ビジネス英語を学びながら問題演習を進める構成を特徴としており、大学受験や編入試験専門の教材ではありません。
編入試験のTOEIC対策に特化した参考書と比べると、本書は出題形式そのものに重点を置き、編入試験で実際に出される語彙や出題パターンとの直接的な対応を意識していません。あくまでTOEICスコア全般の底上げを目的とした参考書として位置づけられます。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
TOEIC対策を開始する際の初期段階から導入できます。リスニングの基礎を固める段階では、本書の問題を繰り返し聞くことでスコアアップの土台を作ることが期待できます。
編入試験本番3ヶ月以内に導入すると、他の科目対策とのバランスが崩れやすくなります。また、既にスコアが一定水準(例:550点以上)に達している場合、本書で学ぶ内容がやや基礎的で、スコア向上の効率が低下する可能性があります。
使い方
本書を進める際は、付属の音声教材を活用し、問題を解く→音声を繰り返し聞く→スクリプトで確認するサイクルを回してください。編入試験では複数科目の対策が並行するため、1日20~30分程度の短期集中学習に適した構成となっています。
TOEIC対策として使う場合、本書の問題演習を終えた後は、実際の出題形式に近い模試や過去問演習に移行することが重要です。本書のみでは出題範囲全体をカバーしきれないため、他の教材との組み合わせを検討してください。
注意点
本書は一般的なTOEIC学習者向けに作られており、編入試験の出題傾向を反映した内容にはなっていません。編入先の大学がTOEICスコア提出を求める場合でも、その大学の試験科目や出題形式との直接的な対応は期待できません。
本書の出版年と現在の新形式出題との整合性についても確認が必要です。TOEIC出題形式は変更されることがあるため、最新版を入手し、最新の出題傾向との乖離がないか確認した上で使用してください。本書はあくまでスコア向上の補助教材と考え、編入試験対策の中心教材として依存しすぎないようにしてください。







