演習しよう電磁気学
電磁気学は編入試験で頻出ですが、単に公式を暗記するだけでは過去問を解き切れない受験生が多いです。特に静電ポテンシャルやガウスの法則など、概念の理解が不十分だと応用問題につまずきます。本書は「演習」を通じて、これらの基礎概念を確実に身につける手助けができます。
この本の位置づけ
本書は基礎的な電磁気学の知識がある受験生向けです。講義系の参考書で静電気や電流の基本を学んだ後、その内容を問題を解くことで定着させたい段階での利用を想定しています。 他の参考書との違いは、タイトル通り「演習」に特化している点です。理論の詳しい説明よりも、実際に手を動かして問題を解くことで、静電ポテンシャル、ガウスの法則、アンペールの法則といった筑波大学や九州工業大学の過去問で繰り返し問われる論点への理解を深めます。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
編入試験対策の物理学習において、講義系参考書で基礎を終えた後の2段階目として導入するのが最適です。目安としては、試験の6~7ヶ月前からの利用が目安になります。 早すぎる段階で使うと、基礎概念の不理解のまま問題演習を進めることになり、効果が薄れます。逆に試験直前に初めて取り組むと、演習量が十分に確保できず、本来の役割を果たせません。
ターゲット大学と対策できるテーマ
オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。
※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。
使い方
本書に取り組む際は、まず静電ポテンシャル・静電場に関する問題から始めることをお勧めします。その後、ガウスの法則やアンペールの法則の問題へと進むと、論理的につながりやすいです。 各問題を解くときは、単に答えを出すだけでなく、図を描いたり対称性を意識したりと、物理的な思考過程を大切にしてください。演習の途中で筑波大学や九州工業大学の過去問を挟み込み、本書の問題と実際の入試問題がどう関連しているかを確認する往復学習が効果的です。 わからない問題に当たったときは、単元名をメモして、講義系参考書に戻って確認する習慣をつけるといいでしょう。
注意点
本書の出版年が確認できないため、電磁気学の基本的な内容には変動はありませんが、念のため最新版を手に取ることをお勧めします。 本書は問題演習に特化しているため、静電気や電流の基礎知識が全くない状態では使いにくい可能性があります。必ず講義系参考書で基本を学んだ後に進めてください。また、磁性体や電磁誘導など、編入試験で出題される全ての電磁気分野を網羅しているか事前に確認し、不足分は他の教材で補う準備をしておくと安心です。







