吉岡のなるほど小論文講義10 書き方の基本からビジュアル課題まで
小論文は、出題者が何を問いたいのか読み取り、自分の考えを論理的に展開する力が求められます。編入試験では、日本経済や環境問題といった現代的なテーマが頻出ですが、「何をどう書けばいいのか」という基本的な書き方で悩む受験生は多いです。本書は、このような小論文の基礎から、図表などのビジュアル課題まで、幅広い問題形式に対応できる講義形式の参考書です。
この本の位置づけ
本書は、小論文を本格的に学び始める段階の受験生を主な対象としています。書き方の基本からスタートするため、高校で小論文を学んでいない方や、編入対策で初めて小論文に取り組む方に適しています。 吉岡講師による講義形式という点が特徴で、単なる解答例の掲載ではなく、なぜそのように書くのか、どう考えるのかという思考プロセスが示されています。これにより、異なるテーマが出題された場合にも応用できる地力を養うことができます。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
遅くとも編入試験の1年前から導入することをお勧めします。小論文は短期間での対策が難しく、繰り返し学習と実践を通じて力がつく科目だからです。早期から導入すれば、書き方の基本を定着させた上で、過去問演習に充分な時間をかけられます。 逆に、試験直前に導入すると、基本を理解しないまま過去問に取り組むことになり、なぜ答案が改善されないのか理由が分からないまま本試験を迎えることになりかねません。
ターゲット大学と対策できるテーマ
オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。
東京経済大学全学部
小論文
頻出テーマ日本経済、日常生活、環境対策
本書の該当ページ環境対策(p.193)、日常生活(p.78)、日本経済(p.97)
※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。
使い方
まず、小論文の基本的な構成(問題把握→論点整理→主張と根拠の構築)を、講義形式で学びながら理解してください。その後、目次に挙げられているテーマごとの実例や、ビジュアル課題への対応方法を確認しておきます。 次に、本書で学んだ書き方を意識しながら、志望大学の過去問に取り組みます。過去問を解く際は、答案を書いた後に本書に立ち戻り、「自分はどこで書き方の基本を活かせなかったのか」を確認することが重要です。このサイクルを何度も繰り返すことで、知識と実践が結びつきます。
注意点
本書の出版年が新しいか古いか確認してから導入してください。小論文は社会情勢が反映されやすく、古い版の場合、掲載されている事例や論点が現在の出題傾向と合わなくなっている可能性があります。 また、本書は「書き方の基本」に重点が置かれているため、特定のテーマ(日本経済や環境問題など)についての背景知識まで深掘りすることには向きません。志望大学の過去問で繰り返し問われているテーマについては、本書で書き方を学んだ上で、別途ニュースや評論文で知識を補うことをお勧めします。







