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哲学用語図鑑 = THE VISUAL DICTIONARY OF PHILOSOPHY 田中 正人 ,斎藤 哲也

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哲学用語図鑑 = THE VISUAL DICTIONARY OF PHILOSOPHY 田中 正人 ,斎藤 哲也

編入試験で西洋哲学の問題に取り組むとき、デカルトやヘーゲルといった哲学者の名前は出てくるのに、その思想の全体像が頭に入っていなくて困った経験はありませんか。哲学用語図鑑は、複雑な哲学概念を図解でつかみやすくした参考書です。本記事は、この本が編入対策でどう活用できるかを紹介します。

この本の位置づけ

本書は、哲学の基礎知識がまだ身についていない受験生向けです。高校倫理の学習経験がない、あるいは時間が経って忘れてしまった受験生が、編入対策の入り口として使うのに適しています。 他の哲学参考書と異なり、この本は個別の哲学者や概念を辞書的に引くのではなく、図表を通じて相互の関係を視覚的に理解する構成になっています。アルケー、タブラ・ラサ、知覚の束といった難しい用語も、図解があることで初学者でもアプローチしやすくなります。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

導入時期は、編入対策を始めた直後、もしくは過去問を初めて読む前が目安です。この段階で基本的な哲学用語と流れを整理しておくと、その後の過去問演習がスムーズになります。 もし編入まで3ヶ月を切った段階での導入は、学習効率の面で後れを取る可能性があります。逆に1年以上前から丁寧に進めるなら、複数回読み返す時間が生まれ、より深い理解につながります。

ターゲット大学と対策できるテーマ

過去問の出題傾向を分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。

法政大学文学部

哲学・思想

頻出テーマ- イギリス経験論、フランクフルト、経験論、ソクラテス、デカルト

本書の該当ページ- イギリス経験論(p.104)、フランクフルト(p.284)、経験論(p.104)、ソクラテス(p.36)

奈良女子大学文学部

教育学

頻出テーマ言語ゲーム、ニーチェ、ウィトゲンシュタイン、フロイト

本書の該当ページ言語ゲーム(p.272)、ニーチェ(p.206)、ウィトゲンシュタイン(p.270)、フロイト(p.220)

広島大学文学部

哲学・思想

頻出テーマ永劫回帰、ヘーゲル、デカルト

本書の該当ページ永劫回帰(p.214)、ヘーゲル(p.172)、デカルト(p.105)

関西大学文学部

哲学・思想

頻出テーマエポケー、物自体

本書の該当ページエポケー(p.249)、物自体(p.158)

早稲田大学文学部

頻出テーマニーチェ、ソクラテス

本書の該当ページニーチェ(p.206)、ソクラテス(p.36)

東京大学文学部

頻出テーマフロイト、カント

本書の該当ページフロイト(p.220)、カント(p.156)

※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。

使い方

まず目次や索引から、受験予定の大学の過去問に出ていた哲学者や概念(デカルト、ヘーゲル、認識論、形而上学など)を探し、該当ページを読むという引く使い方をお勧めします。全ページを順に読むのではなく、必要な単元から始めましょう。 次に、過去問で同じ概念が複数の大問に登場する場合、本書のページに戻って図解を確認し、その概念が他の哲学思想とどうつながっているかを確認するという往復学習が有効です。このサイクルを繰り返すことで、用語の定義だけでなく、哲学史における位置づけも頭に残ります。

注意点

本書は図解に力を入れた入門書であり、一つひとつの思想の深掘りや歴史的背景の詳細については、ページが限られています。反証可能性やカール・ポパーといった科学哲学の概念も扱われていますが、編入試験で出た場合、本書だけでは論述問題への対応が不足する可能性があります。 また図鑑は構造上、大学の講義のような体系的な流れで学びにくい点も考慮してください。本書で基本を押さえた後、編入対策に特化した参考書や過去問解説で、より詳しい説明を補う学習計画を立てることをお勧めします。出版年を確認し、必要に応じて最新版を手に取ってください。

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