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法学/政治学系

私たちと法 平野 武 ,平野 鷹子 ,平野 潤

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私たちと法 平野 武 ,平野 鷹子 ,平野 潤

法学系編入試験の論文問題では、民法・刑法などの個別領域だけでなく、社会生活に関わる具体的な法律問題を総合的に論じる力が求められます。本書は法律を「暮らしと社会の問題」という視点から学べるため、断片的な知識では対応できない、現実に即した論述が必要な編入試験との相性が良いです。

この本の位置づけ

本書は法学の基礎知識を持つ受験生向けです。民法・刑法の条文レベルの理解があれば、本書を通じて各領域の知識を「社会問題としての法」として再構築できます。

通常の判例集や条文解説書は法律知識を深掘りすることに特化していますが、本書は親子関係・消費者保護・環境問題・医療過誤など、複数の法領域にまたがる現実的なテーマを取り扱っています。このため、島根大学や明治学院大学の論文試験で繰り返し出題される論点を、より実践的な形で学習できる点が特徴です。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

法学の基本科目(民法・刑法・憲法)の講義を終えた大学1年生の後期から大学2年生の前期が導入時期です。基本知識がない状態で読むと、法律用語の理解に時間がかかり効率が落ちます。

逆に編入試験の直前期に初めて手にするのは避けるべきです。本書を活かすには、内容を整理して論述に落とし込む時間が必要なため、過去問演習に充てる期間が圧迫されるためです。

ターゲット大学と対策できるテーマ

オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。

島根大学法文学部

法学

頻出テーマ親子関係、被害者救済

本書の該当ページ被害者救済(p.71)、権利侵害(p.70)、親子関係(p.19)

明治学院大学法学部

論文

頻出テーマ刑事責任、成文法、消費者保護、環境問題、医療過誤、非嫡出子

本書の該当ページ刑事責任(p.6)、損害賠償請求(p.72)

※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。

使い方

まず目次で親子関係・被害者救済・成文法などの章から、自分の受験する大学の過去問に出題された論点から読み始めてください。各章を通読する際は、法律問題がどのような社会背景から生じているか、どの法律が関わってくるかを意識しながら読むことが重要です。

読了後は、その章で学んだ論点を含む過去問に取り組み、「社会問題として法を見る視点」が実際の論述にどう反映されるかを確認します。本書で学んだ背景知識があれば、過去問の判例や設問をより深く理解でき、論文の説得力が高まります。

注意点

本書の出版年が明記されていないため、民法改正(2020年)など最近の法改正が反映されているかは確認が必要です。特に親権や相続などの親子関係に関する記述がある場合は、受験予定の大学が何年度の法律に基づいて出題しているかを確認してください。

本書は社会問題を扱う入門的な解説書のため、判例の詳細な要件論や条文の細かい解釈は載っていないことがあります。過去問で問われた判例や特定の要件について、本書だけでは不十分な場合は、別途判例集や詳細な参考書で補う必要があります。また、本書でカバーされていない法領域(商法など)が過去問に出題される場合は、並行して他の教材を進めてください。

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