英検2級でる順パス単 文部科学省後援
大学編入試験の英語では、大学レベルの学術的な語彙が頻出します。しかし基礎的な単語力に不安がある場合、いきなり編入対策の参考書に取り組むと語彙の穴が学習を阻害します。本書は英検2級レベルの語彙を体系的に習得するための選択肢となり得ます。
この本の位置づけ
本書は英検2級という資格試験向けの単語帳であり、大学編入試験に特化した教材ではありません。編入受験生の中でも、高校レベルの語彙が定着していない、あるいは語彙力に明らかな不安がある場合の基礎固めツールとして考える必要があります。
編入対策の単語帳(編入試験の実際の出題語を集めたもの)とは異なり、英検という別の試験基準に基づいています。そのため、本書で学ぶ語彙がすべて編入試験で問われるわけではないという点が、他の編入専用教材との大きな違いです。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
語彙力が不十分だと自覚する場合は、編入対策を本格化させる前の準備段階(大学1年次の夏〜秋)での導入が現実的です。この時期なら、編入対策の参考書に進む前に基盤を整えられます。
逆に既に編入対策を開始している場合に本書を導入すると、学習時間が分散し、編入試験の出題傾向に特化した演習が後手に回る可能性があります。また、大学2年次後半以降の導入は、限られた準備期間をより効率的に使える教材の選択を優先すべき時期のため、推奨できません。
使い方
使用する際は、単語帳としての標準的な活用に加え、編入対策の参考書や過去問で出会う未知語を確認する際の補助辞書として機能させることが現実的です。「この単語は英検2級レベルだから習得が必須」という基準で、本書の該当見出しを参照する使い方が効果的です。
本書だけを独立して学習するのではなく、編入対策の英文読解教材を読む際に不明な単語が出たときに、その語彙が本書に掲載されているかを確認するという往復学習がお勧めです。
注意点
本書は英検という資格試験向けの教材であり、大学編入試験の出題傾向に基づいて編集されていません。そのため、編入試験で頻出の学術的・専門的な語彙が十分にカバーされていない可能性があります。
本書を導入する場合でも、最終的には編入試験に特化した単語教材や過去問の分析を通じて、編入で実際に問われる語彙を優先的に習得することが不可欠です。本書はあくまで基礎の補強にとどめ、編入対策の中心となる教材ではないという位置づけを保つことが重要です。







