心理学検定一問一答問題集 B領域編
大学編入の心理学系科目で出題される用語は、教科書レベルの説明では足りず、試験でより精密な定義が求められることが多いです。特に認知心理学や発達心理学の領域では、細かい概念の違いを問う問題が繰り返し出題されます。本書は心理学検定という統一試験の問題形式を踏まえた一問一答集で、編入試験でよく出される「結晶性知能と流動性知能の区別」「神経心理学的アプローチ」といった論点を体系的に学べます。
この本の位置づけ
本書はお茶の水女子大学や明治大学の編入試験で出題される心理学の重要概念を、一問一答形式で反復学習するための参考書です。心理学の基礎概念を教科書で学んだ後、より詳細な定義や事例まで含めて理解を深めたい受験生向けです。
一般的な心理学の教科書や講義ノートとの違いは、本書がB領域(臨床・健康心理学や発達・教育心理学など)に特化していることです。編入試験の過去問で繰り返し問われる「少年法」「健全育成」といった法律・社会的側面を含む論点まで、検定試験の形式で学べるため、幅広い周辺知識をコンパクトに習得できます。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
本書は教科書で心理学の基本単元を一通り学んだ後、過去問演習に入る前段階で導入することをお勧めします。目安として、編入試験の約4〜5ヶ月前から使い始めるとちょうどよいでしょう。
早すぎる段階で使うと、用語の背景にある理論的枠組みが定着していないため、暗記に頼った学習になる可能性があります。逆に過去問演習を始めた後で導入すると、既に習得している知識が多くなり、本書の効率性が低下します。
ターゲット大学と対策できるテーマ
オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。
お茶の水女子大学生活科学部
心理学
頻出テーマ結晶性知能、流動性知能、神経心理学、生理心理学
本書の該当ページ生理心理学(p.42)、結晶性知能(p.167)、流動性知能(p.167)
※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。
使い方
本書は1周目は全問を通読し、心理学検定の標準的な用語解説に目を通す段階として使用してください。2周目以降は、過去問で間違えた論点や確信が持てなかった概念について、本書で対応する一問一答を引き直す辞書的な使い方が効果的です。
特に「結晶性知能・流動性知能」「神経心理学」「生理心理学」は編入試験で出題頻度が高いため、これらのセクションは繰り返し読む価値があります。過去問で似た問題に出会ったときは、本書の該当項目と照らし合わせることで、試験で求められる精密な表現を身につけることができます。
注意点
本書は心理学検定の問題集であるため、編入試験の出題形式(論述や計算問題を含む場合)とは異なる場合があります。一問一答形式での知識習得は、マーク式や選択肢問題に対しては有効ですが、「この概念を説明せよ」という論述問題への対応は別途、過去問演習を通じて練習が必要です。
また、心理学検定はB領域に特化しているため、編入試験でA領域(基礎心理学)を重視している大学を志望する場合には、本書だけでは対策が不十分になる可能性があります。志望先の過去問で頻出分野を確認した上で、教科書や他の参考書との組み合わせで使用することをお勧めします。







