大学院入試の英文法 = Academic Grammar
大学編入の英語試験では、文法知識をベースにした英文解釈が求められます。特に和訳問題では、挿入句や修飾関係など複雑な構文を正確に読み取る必要があり、ここでつまずく受験生は多いです。本書は大学院入試対策という枠組みながら、学部編入の英文読解でも役立つ文法解説が含まれています。
この本の位置づけ
本書は、すでに基礎的な文法を習得している受験生が、より難度の高い構文理解に進むための参考書です。単なる文法ルールの暗記ではなく、学術的な英文に頻出する文法現象を体系的に学べる構成になっています。
一般的な高校文法参考書や『英文解釈の技術』シリーズとの最大の違いは、大学レベルの学術英文を想定した解説になっている点です。特に挿入句やアポジティブなど、編入試験の和訳で狙われやすい単元の扱いが充実しています。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
本書は、基礎的な英文法を『英文解釈の技術70』などで一通り学んだ後、特定の単元がまだ曖昧な段階で導入するのに適しています。理想的には受験準備の中盤(1年生の後期から2年生の前期)が目安です。
早すぎる段階で始めると、難度と詳細さが基礎知識と合致せず負担になります。逆に試験直前に導入すると、解説を読み込む時間が足りず、定着させられないでしょう。
使い方
他の文法書で曖昧だった単元に限定して使うことをお勧めします。全ページを順番に学習する必要はなく、和訳問題で引っかかった構文(特に挿入や複雑な修飾)について、該当単元を参照する辞書的な使い方が効果的です。
読む際は、本書の解説を読んだ後、同じテーマが過去問の長文や和訳問題にどう出現しているかを確認するサイクルを作りましょう。この往復を通じて、文法知識が実際の読解につながります。
この本を使った合格者の声
オンライン編入学院に寄せられた合格体験談から、本書を実際に使っていた受験生の記述を抜き出しました。
和訳問題で狙われる挿入の単元の解説がわかりやすい。英文解釈の技術70でわからなかった単元のみ進めた。
北海道大学 教育学部 合格(2025年度) / 英語
注意点
本書は大学院入試向けの参考書であり、大学編入試験に必ずしも対応した内容ではありません。編入試験での英語出題傾向を踏まえた章立てではないため、本書の全単元が編入対策に必要とは限りません。
また、目次や出版年の詳細が確認できていないため、版の新しさや記述の最新性については事前確認をお勧めします。本書はあくまで補完的な参考書として位置づけ、メインの対策教材から併用する形で活用してください。







