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法科大学院小論文発想と展開の技術

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法科大学院小論文発想と展開の技術

編入試験の小論文で、テーマを読んでから何をどう展開していいか分からず、時間だけが過ぎてしまう。そんな経験はありませんか。本書は法科大学院を目指す受験生向けの参考書ですが、編入試験の小論文で求められる「論理的な発想と構成」の基礎を学ぶのに活用できます。特に現代社会、法学、国際関係といったテーマが問われる大学の編入試験対策に参考になります。

この本の位置づけ

この本は、小論文を「感覚で書く」段階から「型に沿って論理的に組み立てる」段階へ進みたい受験生向けです。編入試験の出題範囲である現代社会的なテーマ、科学と社会、社会的責任といった抽象的なテーマに対して、どう切り口を作るかの考え方が学べます。

テーマの発想法と段落構成に特化した他の参考書と異なり、本書は法律学の思考方法を基盤としながら小論文を組み立てることに重点を置いています。そのため、法学部志願者だけでなく、論理的かつ客観的な議論が求められる現代社会学部や国際学部の編入試験でも応用できます。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

本書は小論文の基礎知識がある程度ある、編入試験勉強の中盤以降(夏以降)に導入するのが効果的です。基本的な文章構成が身についていない段階で読むと、より高度な論理展開のテクニックに進む前に息切れしてしまいます。

逆に過去問演習が本格化した秋以降の導入でも間に合いますが、その場合は「自分の答案の組み立て方に違和感がある」と感じた時点で戻って読む使い方がよいでしょう。早すぎず遅すぎない導入のタイミングで、本書の内容を実際の過去問に落とし込む時間が確保できると、効果が高まります。

ターゲット大学と対策できるテーマ

オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。

神戸学院大学現代社会学部

小論文

頻出テーマ交通事故、人口構成

本書の該当ページ交通事故(p.184)、人口構成(p.286)、高齢者(p.119)

香川大学法学部

小論文

頻出テーマ客観性、著者の主張、現代社会

本書の該当ページ客観性(p.123)、著者の主張(p.293)、現代社会(p.89)

秋田大学医学部

その他

頻出テーマ高等教育、科学と社会、国際比較

本書の該当ページ高等教育(p.282)、国際比較(p.289)

龍谷大学国際学部

小論文

頻出テーマ国際関係

本書の該当ページ国際関係(p.254)、社会的影響(p.347)

法政大学スポーツ健康学部

小論文

頻出テーマ社会的責任、社会的価値

本書の該当ページ社会的価値(p.106)、社会的責任(p.217)

※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。

使い方

まず目次や章立てを一読して、自分が苦手とする「発想」なのか「展開」なのかを意識してから本文に進みましょう。その後、一つのテーマについて、著者がどう問題を読み取り、どう立場を決め、どう段落を構成しているかを追いながら読みます。

ポイントは、本書で学んだ論理構成の方法を、すぐに過去問演習で試すことです。該当テーマについて自分で答案を書いた後、本書の該当部分を見直して「ここではこう考えるのか」と比較するサイクルを回してください。合格者も複数回読み込みながら、自分の答案との差を埋める材料として活用していたようです。

この本を使った合格者の声

オンライン編入学院に寄せられた合格体験談から、本書を実際に使っていた受験生の記述を抜き出しました。

法学的な小論文の書き方を学べる本として3周し、自分の回答と見比べながら、小論文の組み立て方を学ぶのに役立てていた。

神戸大学 法学部 合格(2026年度) / 小論文

注意点

本書は法科大学院受験生向けに書かれているため、編入試験で問われるすべてのテーマに対応しているわけではありません。特に医学部医学科など医学的な倫理や科学的方法論が問われる試験では、本書の枠組みだけでは足りない場合があります。また、出版年を確認した上で、現在の社会問題の扱いが古くないかをチェックしておくと安心です。

もう一つの注意点として、本書は小論文の「書き方」を教える本であり、社会問題や法律知識そのものを教える本ではありません。交通事故、人口構成、高等教育といった頻出テーマについて、背景知識がない状態で本書を読むと、型は学べてもテーマの深さが足りない答案になりかねません。本書と並行して、頻出テーマについて基本的な新聞記事やニュースで情報を取得することをお勧めします。

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