図解による法律用語辞典
法学系の編入試験では、法律用語の正確な理解が論述問題の基礎になります。しかし、教科書の説明だけでは複雑な概念の全体像がつかみにくく、用語間の関係性も見えにくいという受験生は多いです。本書は図解という手法で法律用語を視覚的に整理し、概念の構造を把握しやすくする参考書です。
この本の位置づけ
本書は、法律学の基礎から応用レベルまでの用語を網羅した辞典形式の参考書です。大阪大学や京都大学などの難関大学から、地方国公立大学まで、幅広い編入試験に対応できる内容になっています。 他の法律参考書とは異なり、用語を「辞典」として引くのではなく、図解を通じて用語どうしの論理的な関係性を学ぶ構成になっている点が特徴です。教科書的な条文説明ではなく、概念の全体像をつかむのに向いています。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
編入試験対策の中期(試験6〜8ヶ月前)から導入するのが効果的です。基本的な法律知識を教科書で一通り学んだあと、用語間の関係や複雑な概念を整理する段階で活躍します。 導入が早すぎると、前提知識がないため図解の意味が理解しにくくなります。逆に導入が遅すぎると、過去問演習のなかで出てきた不明な用語を素早く整理する機会を失い、直前期の焦りにつながります。
ターゲット大学と対策できるテーマ
オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。
※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。
使い方
用語ごとに調べたい部分を参照する「辞典的な使い方」と、関連用語をまとめて読む「学習用の使い方」の2つが考えられます。過去問演習で出現した未知の用語や、概念の境界が曖昧な用語(例:法治主義と違憲審査の関係)に直面した場面で、本書を開いて図解で確認する使い方が現実的です。 民法、憲法、刑法の各科目ごとに、分野内の用語を体系的に確認する際も活用できます。ただし本書は用語説明に特化しているため、過去問で具体的な問題の解き方まで習得する手段ではなく、あくまで「理解の補助」と位置づけるのが重要です。
注意点
本書がいつ出版されたかを確認してから購入してください。法律は改正が頻繁に行われるため、版の古さが用語の定義や制度説明に影響する可能性があります。特に民法や刑法の改正があった場合、本書の内容が現在の法律と齟齬する部分が生じていないか確認が必要です。 本書は「用語の定義と概念関係の理解」に特化しており、具体的な事件や判例を通じた応用的な理解や、論述問題での答案構成方法までは扱いません。また、大学によって問われる法律解釈や学説が異なる場合があり、本書の図解がすべての編入試験に対応するわけではない点も理解してから活用してください。







