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はじめてのR 村井 潤一郎

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はじめてのR 村井 潤一郎

統計学や数量分析を扱う編入試験では、理論の理解だけでなく実際にデータを扱う力が求められることがあります。本書は統計ソフト「R」の入門書として、プログラミング経験がない人を対象に、基本的な操作から統計解析の実践までを段階的に解説しています。編入対策で統計分析の実装が必要な場合、実務的なスキルを補う選択肢になり得ます。

この本の位置づけ

本書は、Rの初心者向け入門書です。プログラミングの前提知識を想定せず、Rの操作を一から学ぶ受験生を想定しており、編入試験の受験層よりもやや広い対象読者を持っています。 統計学の教科書ではなく、Rというソフトウェアの使い方に特化した本です。統計理論そのものの解説は限定的であり、「統計手法を理論的に理解する」ことより「Rで実行する方法を習得する」ことに重点があります。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

統計分析の実装が編入試験科目に含まれることが確定してから、対策として導入するのが適切です。導入が早すぎた場合、実装が必要でない試験科目に時間を割く結果になり、受験勉強の効率を損ないます。導入が遅すぎた場合、Rの操作習得に時間がかかり、試験直前期に焦る可能性があります。 学部・学科によって、データ分析スキルが必須か選択的か異なるため、志望先の過去問で出題形式を確認した上での判断をお勧めします。

使い方

第2章から順に読み進め、実際にR Consoleで手を動かしながら学ぶことを想定した構成です。単なる読書ではなく、本書の指示に従いながらRを操作し、同じ結果が得られることを確認する使い方が効果的です。 統計分析の基本操作を習得した後は、志望先の過去問でR(またはその他の統計ソフト)が実際に出題されているか、どのような処理が問われているかを確認し、本書の該当章(データ読み込みなど)に戻って復習する往復学習が現実的です。 第3章のデータファイル読み込み、第4章の記述統計の部分は、編入試験で統計分析が出題される場合の基盤となるため、特に丁寧に進めることをお勧めします。

編入試験でよく問われる論点から入るなら、次の順で読むのが効率的です。

  1. p.18 第2章 R Consoleにおける簡単な計算と統計解析「平均値」がここで扱われています
  2. p.36 第3章 データファイルの読み込み・Rエディタの利用「read.csv」がここで扱われています
  3. p.68 第4章 記述統計「- ○ word for word逐語的に」がここで扱われています

注意点

本書は編入対策を目的とした参考書ではなく、Rの汎用入門書です。編入試験で出題される特定の統計手法や分析方法に特化した解説はなく、あくまで基本操作の習得に限定されます。 出版から年数が経ち、Rのバージョンアップに伴い、画面表示やメニュー構成が異なる可能性があります。本書を使用する際は、最新のRのインターフェースと見比べながら進めることが必要です。 統計理論そのものの学習はこの本では不十分であり、別途統計学の教科書や講義が必要です。試験科目の内容によっては、統計学の理論書と組み合わせて使用することをお勧めします。

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