TOEIC L&R TEST初心者特急パート5
大学編入試験で英語は避けられない科目ですが、特に多くの受験生が苦手とするのが文法問題です。本書は TOEIC L&R TEST のパート5(短文穴埋め問題)に特化した初心者向けの参考書で、編入英語の文法対策の土台を整える際に役立つ可能性があります。ただし編入試験の過去問に直結する内容かどうかは、志望大学の問題傾向次第です。
この本の位置づけ
本書は TOEIC 試験を想定した学習者を対象としており、英文法の基礎から短文穴埋め問題の解法パターンまでを段階的に学べる構成になっています。編入英語対策の参考書ではなく、あくまで TOEIC の初心者向け教材であることが特徴です。
編入試験の英語は大学ごとに傾向が大きく異なります。本書は文法問題全般の基礎力を高めるには有効ですが、志望大学の過去問で出題される文法項目や問題形式と一致するかは事前に確認が必要です。TOEIC 向けの語彙・表現が中心となるため、専門用語や学術的な語彙が求められる大学の場合は別の対策も並行する必要があります。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
英文法が苦手で、編入受験に向けた文法学習をどこから始めるべきか迷っている段階での導入が効果的です。大学 1 年生の早期から使い始めることで、文法の基礎を固めたうえで、志望大学の過去問演習に進むスケジュールが組みやすくなります。
逆に、既に編入試験の過去問に取り組んでいる時期に導入すると、基礎の習得に時間をかけすぎて、志望大学特有の出題傾向に対応する演習時間が不足する可能性があります。また、文法がある程度身についている受験生にとっては内容が易しすぎる場合もあります。
使い方
まず目次や冒頭で扱う文法項目を確認し、自分が弱い分野を特定してから進めることをお勧めします。各パートの解説を読んだ後は、同じ項目について志望大学の過去問に同じ文法が出ているかを確かめ、実際の出題形式との違いを意識することが大切です。
本書で基礎を学んだ後は、できるだけ早く志望大学の過去問に移行し、そこで新たに必要な文法知識が出てくれば、その都度参考書に戻って該当箇所を確認する、という往復学習が効果的です。本書の問題を全て完璧にすることよりも、志望大学の傾向に合わせた学習へ切り替えるタイミングを意識してください。
注意点
本書は TOEIC 試験を対象としているため、編入英語の出題傾向とのズレが生じる可能性があります。志望大学の過去問を先に確認してから、この参考書が本当に必要かどうかを判断することをお勧めします。
また、本書だけで編入英語の全ての文法項目が網羅されているわけではありません。特に編入試験で頻出の構文や学術的な英文の読解に必要な文法は、別の教材で補完する必要があります。文法基礎の習得後は、志望大学の過去問演習を中心に、不足している知識を都度補う学習戦略を立ててください。







