極めろ!リーディング解答力TOEIC L&R TEST PART 5&6
大学編入試験でTOEICスコアの提出が求められる場合、多くの受験生がPart 5(短文穴埋め)とPart 6(長文穴埋め)で時間不足に陥ります。本書は、これらのパートの解答スピードと正確性を同時に高めることを目的とした参考書です。
この本の位置づけ
本書は、すでにTOEIC基礎文法を学んだ受験生を対象とした、演習型の参考書です。初心者向けの文法解説書ではなく、実践的な問題演習を通じて解答力を強化する位置づけとなります。
TOEIC対策は多くの教材がありますが、本書はPart 5とPart 6に特化しており、これらのパートの出題傾向に絞った対策が可能です。他の文法問題集よりも、TOEIC形式に即した問題演習に重点を置いています。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
TOEIC目標スコア達成に向けた仕上げ段階、つまり基礎文法の習得後に導入することをお勧めします。導入が早すぎると、文法知識の不足で問題を解く際の負担が大きくなり、効果的な演習にはなりません。
逆に編入試験直前に導入すると、解答スピードの向上に十分な時間が確保できなくなる可能性があります。スコア提出期限の3ヶ月前までの導入が、実力定着に適切な時期です。
使い方
まずは1問あたりの制限時間を意識しながら、Part 5から順に取り組むことをお勧めします。解答後は、単に正誤判定で終わらず、不正解の理由を分析し、同じ文法分野の問題が今後解けるようになっているか確認する作業が重要です。
1冊の全問題を1周した後は、TOEIC公式問題集の実践模試に取り組み、本書で学んだ解法がどの程度実戦で活かせているかを検証してください。つまずいた分野については、該当するページに立ち戻って復習する往復学習が効果的です。
解答スピードが目標値(Part 5は1問15秒程度)に達するまで、複数周の演習が必要になる場合があります。
注意点
本書は純粋なTOEIC対策教材であり、編入試験の個別学部対策にはなりません。編入試験でTOEICスコアを活用する場合でも、その大学の他科目対策を並行して進める必要があります。
本書の出版年によっては、最近のTOEIC出題傾向との乖離が生じている可能性があります。購入前に出版年を確認し、可能であれば最新版か、公式教材と併用することをお勧めします。また、本書はあくまでPart 5・6に特化しているため、リスニングセクションの対策にはこの本だけでは不十分です。







