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地域創生/政策学系

地球環境学 = Geoenvironmental Sciences 地球環境を調査・分析・診断する 松岡 憲知,田中 博 ,杉田 倫明

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地球環境学 = Geoenvironmental Sciences 地球環境を調査・分析・診断する 松岡 憲知,田中 博 ,杉田 倫明

編入試験で地理学系統の問題に取り組むとき、地形図の読み方、気候変動のメカニズム、水循環と人間活動の関係など、自然地理と人文地理の両面からの理解が求められます。本書は、地球環境を「調査・分析・診断する」という実践的なアプローチで、これらの論点を体系的に学べる教科書です。本記事では、編入対策での活用法をお伝えします。

この本の位置づけ

本書は、地球環境学の基礎から応用まで、大学教科書としての標準的な内容をカバーしています。法政大学・筑波大学・新潟大学などの編入試験で繰り返し出題されている「気候変動」「水循環」「自然地理学」といった論点を、図表を交えて解説しており、高校地理からの知識拡張が必要な受験生向けです。 他の地理学参考書と異なり、本書は「地域ごとの特性」と「地球全体のシステム」の両方を統合的に学べる点が特徴です。自然地理と人文地理を分断せず、地域性と歴史的背景を含めた多角的理解ができます。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

導入は編入対策を始めて3~4ヶ月目、基礎科目の学習が軌道に乗った時期がよいでしょう。第2章から第6章(気候関連)までを先に読み、その後、過去問で気候変動やモンスーンが出題される大学の問題に当たると、学習内容が結びつきやすくなります。 より早い段階(1~2ヶ月目)に取り組むと、内容の抽象度に戸惑う可能性があります。逆に受験直前に初めて読むと、全体像を掴みきれないままになるリスクがあります。

ターゲット大学と対策できるテーマ

オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。

法政大学文学部

自然地理学

頻出テーマ地形図、気候変動、自然地理学

本書の該当ページ地形図(p.48)、自然地理学(p.105)、気候変動(p.98)

筑波大学生命環境学群

地理

頻出テーマ水循環、ブッシュファイア、二酸化炭素濃度、二酸化炭素

本書の該当ページ水循環(p.30)、ブッシュファイアー(p.100)

新潟大学人文学部

人文地理学

頻出テーマ人文地理学、等質地域

本書の該当ページ人文地理学(p.106)、等質地域(p.75)

奈良女子大学文学部

地理

頻出テーマ自然地理、人文地理

本書の該当ページ人文地理(p.106)、自然地理(p.105)

京都外国語大学全学部

地理

頻出テーマ地域性、歴史的背景

本書の該当ページ地域性(p.24)、歴史的背景(p.11)

※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。

使い方

まず目次を確認し、自分の受験予定大学の過去問に頻出している分野(気候変動なら第6章、水循環なら第8~9章)から読み始めることをお勧めします。図表や数値を読み取る練習として、各章を読んだ直後に、その分野の過去問3~5年分を解く往復学習が効果的です。 第2章の「調査・診断法」は、問題文で「説明せよ」「理由を述べよ」といった論述問題に答える際の思考枠組みになるため、最初に一度目を通しておくと、その後の学習がスムーズです。地形図やデータ読み取り問題が多い大学を受験する場合は、第3章(リモートセンシング)も合わせて活用してください。

編入試験でよく問われる論点から入るなら、次の順で読むのが効率的です。

  1. p.4 第2章 地球環境学の見方・考え方:地球環境の調査・診断法 nnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnn「フィールドワーク」がここで扱われています
  2. p.7 第3章 空から地球環境を俯瞰する「リモートセンシング」がここで扱われています
  3. p.16 第4章 地球大気の運動 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||「太陽放射」がここで扱われています
  4. p.19 第5章 メソ気象と微気象「海陸風」がここで扱われています
  5. p.24 第6章 気候の季節変動と年々変動:気候変動とモンスーン「季節風」がここで扱われています
  6. p.27 第6章 気候の季節変動と年々変動:気候変動とモンスーン「エル・ニーニョ」がここで扱われています
  7. p.35 第8章 水循環システムとは何か「正味放射量」がここで扱われています
  8. p.36 第9章 土地利用が水環境を変える:植生と水環境「流出量」がここで扱われています

注意点

本書は大学の教科書であり、図表が多く理論的に詳しい一方で、高校地理の基礎知識がない状態で読むと理解が進みにくい可能性があります。事前に高校地理の参考書で「大気大循環」「水のはたらき」の基本を確認してから取り組むことをお勧めします。 本書でカバーされていない分野として、人口・都市化・産業地理などの人文地理学的な個別論点があります。大学によっては人文地理の比重が高い場合があるため、過去問分析で必要な単元を見極めたうえで、他の人文地理専門書との併用を検討してください。

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