【令和7年度】 いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集 高橋 京介
論理回路、プログラミング、データ構造といった情報学系の編入試験で頻出の単元は、高校では習わないため、多くの受験生が理解に時間がかかります。本書は基本情報技術者試験の対策書ですが、編入試験で問われる真理値表、フリップフロップ、計算量といった論点を、図解を交えて丁寧に解説しており、これらの分野を一から学ぶ受験生に向いています。
この本の位置づけ
本書は、情報学の基礎を高校では学んでいない受験生や、プログラミング経験が浅い受験生を対象としています。編入試験に必要な最小限の理論を、難しい数式を避けながら説明することに重点を置いています。
試験対策書の中では、本書は「広く浅く」学べる教科書型で、大学の講義資料のように段階的に理解を深めるのに適しています。一方、編入試験の過去問に特化した解説書ではなく、基本情報技術者試験の出題範囲を基準にしているため、特定大学の出題傾向への対応は別途検討が必要です。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
編入試験の対策を始める初期段階(受験予定の1年半~1年前)に導入するのが目安です。この時期に導入すれば、論理回路やアルゴリズムといった基礎概念を十分に理解してから、大学別の過去問に取り組めます。
遅すぎる導入(受験まで3~4ヶ月前)の場合、基礎固めに時間を取られ、過去問演習の期間が圧縮されます。逆に、すでに他の教科書でこれらの単元を学んでいる場合は、本書の導入を遅くしてもかまいません。
ターゲット大学と対策できるテーマ
オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。
※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。
使い方
第2章(基礎理論)から第3章(アルゴリズムとプログラミング)の順に読み進めることをお勧めします。1回目は教科書のページを読むだけで、問題集には手をつけず、概念の理解に集中してください。2回目の読了後に、各章末の問題集で知識の定着を確認します。
3回目以降は、大学の過去問に出題された単元(たとえば「論理回路」「計算量」など)に該当する本書のページに戻り、その都度参照する使い方が効率的です。過去問で間違えた論点を本書で復習する往復学習を心がけてください。本書は辞書的な参照にも向いているため、過去問演習の準備段階と並行して活用するとよいでしょう。
編入試験でよく問われる論点から入るなら、次の順で読むのが効率的です。
- p.50 第2章 基礎理論②「論理積」がここで扱われています
- p.108 第3章 アルゴリズムとプログラミング「2分探索法」がここで扱われています
- p.634 第19章 ビジネスシステム「電子商取引」がここで扱われています
この本を使った合格者の声
オンライン編入学院に寄せられた合格体験談から、本書を実際に使っていた受験生の記述を抜き出しました。
説明が分かりやすいため選択した。3周解いた。
東京大学 工学部 合格(2026年度) / 情報
注意点
本書は基本情報技術者試験の令和7年度版であり、編入試験の過去問とは出題形式や難易度が異なります。特にビジネスシステム(第19章)など、編入試験で出題されない単元も含まれているため、すべてを学ぶ必要はありません。
難易度については、理工系の難関大学(東京大学など)の編入試験では、本書の内容を超えた問題が出題される場合があります。本書はあくまで基礎固めの位置付けとし、志望大学の過去問を確認してから追加の参考書が必要かどうかを判断してください。また、プログラミング言語の詳細な文法(C言語など)については、本書の説明が簡潔すぎる可能性があるため、別途言語別の教科書を用意することも視野に入れてください。







