スバラシク実力がつくと評判の力学キャンパス・ゼミ 大学の物理がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる! 馬場 敬之
編入試験の物理で力学は避けられない科目ですが、高校物理から大学物理への橋渡しで多くの受験生がつまずきます。特に回転運動や単振動といった計算が複雑な単元では、公式の導出過程を理解できないまま進んでしまいがちです。本書は力学の基礎概念から応用問題までを段階的に解説しており、編入試験で繰り返し出題される論点の理解を深めるのに役立ちます。
この本の位置づけ
本書は高校物理の知識がある受験生から、大学の物理の計算に本格的に取り組む段階の受験生までを対象としています。数学的な厳密性よりも、概念の理解と計算技法の習得に重点を置いた構成になっており、編入試験の出題範囲に実用的に対応できます。
同じシリーズの電磁気学の参考書と比較して、力学は編入試験で出題される基本的な論点がより広くカバーされています。ただし、試験に出ない応用的な内容も含まれているため、過去問分析に基づいた選別が必要になる場合があります。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
編入受験勉強の初期段階(受験予定の1年前から8ヶ月前)で導入することをお勧めします。この時期に力学の全体像を理解しておくことで、その後の過去問演習がスムーズになります。
導入が遅すぎると、過去問で出題されている論点を講義形式で学べないまま問題演習に突入することになり、なぜそのような解法になるのかが理解できずに進むリスクがあります。逆に導入が早すぎる場合は、内容の定着が悪くなる傾向があるため、基礎学力の確認後の導入が効果的です。
ターゲット大学と対策できるテーマ
オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。
京都工芸繊維大学工芸科学部
専門基礎(力学,電磁気学,電気回路)
頻出テーマ円板の慣性モーメント、質点系の力学、力積と運動量、回転運動、角運動量
本書の該当ページ力積と運動量(p.68)、円板の慣性モーメント(p.220)
※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。
使い方
本書は最初から順番に読み進めるのではなく、志望大学の過去問で出題されている論点から優先的に学習することをお勧めします。例えば、単振動が頻出なら該当章を重点的に、回転運動がよく出るなら関連する章をしっかり読むといった選別学習が有効です。
各章を読む際は、説明を読んだ後に章内の例題で計算過程を自分で手を動かして確認してください。その後、志望大学の過去問で同じテーマの問題を探して、実際の出題形式との違いを認識することが重要です。この往復を通じて、参考書の内容と試験問題の接続が明確になります。
電磁気学の学習と並行する場合は、同じシリーズの電磁気キャンパス・ゼミと同じ方法論で学習することで、問題解法のスタイルを統一できます。
この本を使った合格者の声
オンライン編入学院に寄せられた合格体験談から、本書を実際に使っていた受験生の記述を抜き出しました。
試験に出てくる範囲ではないような問題が出るため、わかりにくくお勧めしないが、電磁気と同じ方法で勉強した。
静岡大学 情報学部 合格(2027年度) / 物理学
注意点
本書は試験に出ない応用的な内容も含まれているため、編入試験の出題範囲外の問題に時間をかけるリスクがあります。志望大学の過去問をあらかじめ分析して、どの単元が重要かを把握した上で、本書を活用する章を決めることが効率的です。
出版年に応じて、記載されている参考値や図解の質が変わる可能性があります。特に古い版を使う場合は、その点を念頭に置いて、数値や概念の確認は他の資料と照合することをお勧めします。







