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はじめて出会う政治学 第3版 北山 俊哉,久米 郁男,真渕 勝

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はじめて出会う政治学 第3版 北山 俊哉,久米 郁男,真渕 勝

政治学の編入試験では、国家体制・政治制度・政治思想といった基礎概念の理解が問われます。しかし「政治学」という学問そのものに初めて触れる受験生も多く、専門用語や理論の全体像をつかみにくいのが実情です。本書は、政治学の入門書として基礎的な概念や考え方を体系的に解説しており、政治学系の学部受験を考える際の土台作りに役立ちます。

この本の位置づけ

本書は政治学をまったく学んだことのない受験生、あるいは高校の公民程度の知識しかない受験生向けの入門テキストです。難易度は基礎的で、編入試験の問題を解くために必要な前提知識を効率よく身につけることができます。

同じ入門書でも、他の参考書が特定のトピック(例えば選挙制度や国際関係論)に深掘りするのに対し、本書は政治学全体の基本概念を幅広くカバーしています。そのため、受験生がどの領域から出題されるかわからない段階での準備に適しています。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

政治学系の受験を視野に入れたら、可能な限り早期(大学1年生の春以降)に導入することをお勧めします。本書で基本概念を先に理解しておくことで、その後の専門的な参考書や過去問へのスムーズな接続が可能になります。

逆に編入試験まで3ヶ月を切った段階で初めて導入すると、基礎の定着が不十分なまま過去問演習に進む可能性があります。少なくとも試験の4〜5ヶ月前までには一通り読み終えておくことが目安です。

使い方

まずは目次を確認し、自分の志望大学の出題範囲に該当する章から読み始めることをお勧めします。政治学は領域が広いため、全章を均等に学ぶ必要はありません。各章を読む際は、重要な用語や概念に線を引き、別途ノートに用語の定義をまとめると定着が進みます。

本書を一通り読んだ後は、志望大学の過去問を解いてみてください。そこで出題されているテーマが本書のどの箇所に関連するかを確認する往復学習が効果的です。不明な点があれば本書に戻って確認する、というサイクルを繰り返すことで、知識が体系化されます。

注意点

本書は第3版ですが、政治学の基本概念は比較的安定しているため、版の古さは大きな問題にはなりません。ただし、最新の政治動向や近年の統計データを含む内容については、出版年より後の時事的なニュースと照合する必要があります。

本書は入門書であるため、特定の大学の過去問に出現する応用的・専門的な論点については、十分なカバレッジがない場合があります。本書で基本を固めた後、志望大学の過去問を見て「この論点は本書には書かれていない」と判断した場合は、より専門的なテキストや論文の参照を検討してください。

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