テーマ別英単語ACADEMIC 中級2
編入英語では、日常会話の単語だけでなく、学術的な文脈で使われる専門用語や抽象的な語彙が問われます。本記事では、『テーマ別英単語ACADEMIC 中級2』がこうした学術語彙の習得にどう役立つのかをお伝えします。
この本の位置づけ
本書は、基礎的な英単語を習得した後のステップアップ教材です。高校までの一般的な語彙では対応できない、大学の講義や学術文献で登場する中級レベルの専門用語を、テーマごとにまとめています。
他の単語帳との違いは、「単語の羅列」ではなく、テーマ(例えば経済学、環境問題、歴史など)という枠組みで単語を学ぶ点です。この方式により、単語の関連性を意識しながら習得できるため、読解の際に文脈から語義を推測する力も同時に養えます。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
導入時期は、基礎的な英単語(高校卒業レベル)をある程度習得した、大学1年の秋冬以降が目安です。編入試験の過去問に目を通し、自分の語彙では対応できない単語が目立つようになった段階で取り組むと効果的です。
もし編入試験準備の初期段階(大学1年春)から始めると、まだ基礎単語の定着が不完全なうちに中級語彙を詰め込むことになり、かえって混乱する可能性があります。逆に試験3ヶ月前から始めると、新出単語の定着に時間が足りず、繰り返し学習が不十分になるリスクがあります。
使い方
本書の活用法は、まずテーマを1つ選び、見開きの単語を読み込むことから始めます。単語を見たら日本語訳を隠し、意味を思い出す訓練をしてください。その後、編入試験の過去問を読む際に、学習したテーマに関連する長文が出現したときを狙って、習得した単語を実際に使いこなせているか確認します。
単語を読むだけでなく、テーマごとに扱う概念や背景知識にも目を向けることをお勧めします。例えば経済学のテーマなら、単語の意味だけでなく「この経済用語がどのような文脈で使われるのか」を意識することで、設問や長文への対応力が高まります。
繰り返しになりますが、本書で学んだ単語を定期的に過去問で確認する往復学習が、実践的な語彙習得につながります。
注意点
本書の出版年が明確でないため、収録されている学術用語や例文が現在の編入試験の出題傾向と完全に一致しているかは事前に確認が必要です。できれば、志望先の過去問(3~5年分)で登場する単語を先に調べ、それらが本書で扱われているかチェックしてから購入することをお勧めします。
また、編入試験の出題分野は学部や大学によって大きく異なります。本記事のデータでは、当予備校の過去問分析の対象となっていないため、特定の学部・学科での有効性を断定できません。自分の志望する大学・学部の出題傾向を把握してから、本書が役立つかどうかを判断することが重要です。







