TOEIC L&R TEST初心者特急パート3
編入試験の英語問題では、聴解を含む大学も増えています。しかし多くの受験生にとって、英語を「読む」ことと「聞く」ことは全く別のスキルです。本書はTOEIC L&R TESTのパート3(会話問題)に特化した初心者向け教材で、聴解の基礎を体系的に学ぶことができます。
この本の位置づけ
本書は聴解が苦手な受験生、特に英語学習の初期段階にいる人向けの参考書です。基礎から段階的に進められるため、高度な聴解問題に直結させるというより、まずは英文を「聞き取る習慣」をつけるための一冊です。
一般的なTOEIC対策本の多くはビジネス英語に偏りますが、本書はパート3という「2人以上の会話」に限定することで、編入試験で出題される日常会話や学術的な対話に応用しやすい基本パターンを習得できます。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
英語の基礎力(英文法・語彙)がある程度固まった段階で、編入試験の聴解対策を始める際に導入するのが効果的です。具体的には、高校英文法の復習を終えた時点や、編入試験対策の3〜4ヶ月前から取り組むことをお勧めします。
もし学習開始時期が遅すぎる場合、他の科目とのバランスが崩れる恐れがあります。逆に早すぎると、基礎となる英文法の知識が不足したまま進むため、効果が限定的になる可能性があります。
使い方
まず目次で全体構成を確認し、自分の聴解レベルがどの章から始めるべきかを判断してください。初めから順に進めるのではなく、簡単な章で「聞き取りの流れ」をつかんだ後、より難度が高い章へ進むことを推奨します。
各章を学習する際は、音声を1回聞いてから解答し、その後スクリプトで確認するサイクルを回してください。間違えた部分は音声を繰り返し聞き、どの単語や表現が聞き取れなかったのかを明確にすることが大切です。
編入試験の過去問で聴解問題がある場合は、本書で基本的な聞き方を習得した後、実際の試験問題へ移行する橋渡しとして使えます。本書の学習後、試験形式の音声に慣れるために過去問演習へ進むのが効率的です。
注意点
本書はTOEIC対策用のため、題材や語彙が編入試験の出題内容と必ずしも一致しません。特に理系分野の聴解問題が多い編入試験では、本書の学習だけでは不十分な可能性があります。あくまで聴解の基礎力構築と考え、志望大学の過去問で実際の出題形式を早めに確認することをお勧めします。
また、出版年が古い可能性もあるため、音声のクオリティやナレーションが実際の試験環境と異なる場合があります。本書で基礎を学んだ後は、志望大学の過去問音声に段階的に耳を慣らすプロセスが欠かせません。







