完全攻略! TOEFLテスト英単語4000 河野 太一
大学編入試験で英語が課される場合、単語力は長文読解と英作文の両方を支える基礎です。しかし「受験英語の単語帳では足りない」と感じる受験生も多くいます。本書は TOEFL 対策向けの単語教材として、編入試験の英語対策に活用できる可能性があります。
この本の位置づけ
本書は TOEFL 受験層向けの単語帳であり、大学編入試験専用ではありません。編入試験の英語は、受験大学によって出題難度や出題形式にばらつきがあるため、本書が「必ず必要」とは言えません。
編入試験の英語では、学部編入の場合は大学入試レベルの語彙で対応できることが多い一方、大学院進学や英語を専門とする学部への編入では、より高度な語彙が求められることがあります。本書は後者のような難易度の高い試験を想定している受験生に向いています。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
本書を導入するのであれば、まず志望大学の過去問で出題される英文をサンプル読みし、自分の語彙レベルで対応できるか確認してからにしましょう。その上で「もっと単語を増やす必要がある」と判断した場合に、高2〜3年次相当の時期から取り組むのが目安です。
編入試験の準備を開始した直後から本書に取り組むと、学習効率が下がる可能性があります。逆に試験直前に導入すると、新しい語彙の定着に時間がかかり、既習内容の復習時間が失われます。
使い方
本書を活用する場合は、まず自分の志望大学の過去問を読み、知らない単語を記録しておきましょう。その上で本書の対応ページを参照し、文脈の中で単語を学ぶ流れが効果的です。単語帳としての使い方よりも、長文読解教材として過去問との往復学習に組み込む方が、編入試験対策としては実践的です。
1冊を端から端まで完璧にする必要はありません。過去問に頻出する分野や、自分が苦手とする領域の単元に絞って活用し、その後すぐに過去問の該当箇所を読み直す学習サイクルをお勧めします。
注意点
本書は TOEFL という国際英語テスト向けの教材であり、大学編入試験の過去問分析に基づいた教材ではありません。本書に掲載されている単語すべてが、編入試験で出題される保証はありません。
編入試験の英語対策では、志望大学の過去問を最優先に学習することが鉄則です。本書を導入する前に、志望大学の過去問で実際にどの程度の語彙が求められているかを必ず確認してください。また、TOEFL 対策向けのため、米国英語の表現や学術的な文脈に特化しており、編入試験で求められる日本の大学教育レベルとは異なる可能性がある点も留意しましょう。







