英単語ターゲット1900 大学入試出る順
編入試験の英語では、基礎語彙の定着が長文読解や和訳問題の土台になります。しかし単語帳選びで迷う受験生は多いでしょう。本記事では、携帯性と学習効率のバランスに定評がある『英単語ターゲット1900』が、編入対策にどう役立つのかを検討します。
この本の位置づけ
本書は難関大学の入試対策を想定した単語帳で、掲載語数から見ると、編入試験対策として最初に手にする基礎語彙帳というより、すでに基本的な英単語を身につけた上で、さらに語彙を拡張したい受験生向けです。英語力がまだ不十分な場合は、より易しい単語帳から始めることをお勧めします。 本書の特徴は、コンパクトなサイズにあります。他の分厚い語彙参考書と異なり、通学中や移動時間といったスキマ時間での反復学習に適した設計になっており、複数回の周回学習を計画している受験生にとって実用的です。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
本書を導入すべき時期は、すでに高校基礎語彙(1200語程度)を習得した段階から、編入試験の過去問に本格的に取り組む準備期まで、おおむね対策開始から3~4ヶ月の間が目安になります。編入対策を開始したばかりの時期に本書から始めると、掲載語の難度に追いつけず、完成させるまでに時間がかかる可能性があります。逆に過去問演習が佳境に入った時期に導入すると、細かな語彙補強に時間を割く余裕がなくなり、学習効率が落ちる傾向があります。
使い方
学習の進め方は、見出し語と意味を確認してから、掲載例文を音読する方法が効果的です。本書は見出し語数が多いため、1日あたりの学習量を決めて、同じページを複数回反復することが重要になります。合格者の事例から、6回以上の周回が目安の一つとなり得ることがわかります。 過去問との往復については、編入試験の長文や和訳問題に出現した未知語を本書で確認し、その後ふたたび過去問に戻るサイクルが有益です。本書の見出し語と過去問での語彙の交差領域を意識することで、試験本番で必要な語彙の定着度が高まります。 持ち運びやすいサイズが利点のため、あえて複数冊購入して、自宅用と携帯用に分けて使用する受験生もいます。
編入試験でよく問われる論点から入るなら、次の順で読むのが効率的です。
- p.486 Section19「- □ apply」がここで扱われています
この本を使った合格者の声
オンライン編入学院に寄せられた合格体験談から、本書を実際に使っていた受験生の記述を抜き出しました。
持ち運べる大きさで有名なシリーズであったため、通学中の電車の中など空き時間に使っていた。6回以上周回した。
東京大学 工学部 合格(2026年度) / 英語
2024年10月からやり始めた。
東京大学 工学部 合格(2026年度) / 英語
6回以上全部覚えたが、鉄壁を使うべきだったと後悔している。
東京大学 工学部 合格(2026年度) / 英語
英語力が全くなかったため、基礎を固めるために使用した。
富山大学 人文学部 合格(2026年度) / 英語
注意点
本書は大学入試向けの単語帳であり、編入試験特有の出題分野(工学系の専門用語や学術的な表現など)に特化した内容ではありません。編入試験の過去問では、本書に掲載されていない分野固有の語彙が出現することもあります。本書だけで十分な対策になるとは考えず、並行して過去問演習で頻出語彙を補う必要があります。 本書の難度が自分に適切か、事前の自己診断が重要です。英語の基礎がまだ不安定な場合は、より易しい単語帳から段階的に進めることをお勧めします。また、本書の出版年から判断して、掲載語彙の一部が時代とともに変化している可能性もあります。過去問で確認しながら、実際の出題傾向との齟齬を埋める工夫が必要です。







