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詳解電気回路演習 下

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詳解電気回路演習 下

電気回路の問題演習を進める際に、計算過程が複雑になると手が止まってしまう受験生は多いです。特に編入試験では、基礎的な理論を理解した上で、実践的な問題を素早く正確に解く力が求められます。本書は「詳解」という書名の通り、解法プロセスを丁寧に示す参考書として、そうした課題への対策になる可能性があります。

この本の位置づけ

本書は中級以上の学力を持つ受験生を想定した演習書です。既に電気回路の基本概念(オームの法則、キルヒホッフの法則、交流回路の基礎など)を学んでいることが前提となります。

同じ演習書の中でも、本書は「下巻」であり、より高度な内容を扱っていることが想定されます。そのため、まず「上巻」で基礎的な問題演習を済ませた後に、本書へ進むという段階的な学習が効果的です。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

本書は、工学系の基礎科目としての電気回路をひと通り学んだ後、演習を通じて理解を深める段階で導入することが目安になります。編入試験の過去問演習に入る前に、汎用的な問題解法力を磨くために活用するのが適切です。

早すぎる導入(基本理論の学習が不十分な段階)では、解説を読んでも理解が進みにくくなります。逆に、過去問演習をすでに始めている場合でも、計算がうまくいかない単元があれば、その都度本書に立ち戻って手法を確認する使い方が考えられます。

ターゲット大学と対策できるテーマ

過去問の出題傾向を分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。

東京農工大学工学部

数学

頻出テーマ2端子対回路、変成器、端子対、透過波、過渡現象、回路網

本書の該当ページ2端子対回路(p.84)、変成器(p.91)、端子対(p.1)、透過波(p.314)

宮崎大学工学部

数学

頻出テーマ変成器、リアクタンス、電流源、角周波数、キャパシタ、電圧源

本書の該当ページ変成器(p.91)、リアクタンス(p.24)、電流源(p.101)、角周波数(p.24)

九州大学理学部

物理

頻出テーマ反射係数、定在波、透過波、反射波、角周波数、積分定数

本書の該当ページ反射係数(p.274)、定在波(p.277)、透過波(p.314)、反射波(p.314)

三重大学工学部

物理数学

頻出テーマ1次側、過渡現象、リアクタンス、インピーダンス、初期条件、インダクタンス

本書の該当ページ1次側(p.164)、過渡現象(p.292)、リアクタンス(p.24)、インピーダンス(p.88)

熊本大学工学部

数学情報

頻出テーマ過渡現象、リアクタンス、角周波数、電圧源、インピーダンス、初期条件

本書の該当ページ過渡現象(p.292)、リアクタンス(p.24)、角周波数(p.24)、電圧源(p.100)

大阪公立大学工学部

物理

頻出テーマ過渡現象、キャパシタンス、回路網、角周波数、電流源、インピーダンス

本書の該当ページ過渡現象(p.292)、キャパシタンス(p.169)、回路網(p.53)、角周波数(p.24)

神戸大学工学部

物理その他

頻出テーマ過渡現象、キャパシタンス、角周波数、インピーダンス、インダクタンス、コンデンサ

本書の該当ページ過渡現象(p.292)、キャパシタンス(p.169)、角周波数(p.24)、インピーダンス(p.88)

京都工芸繊維大学工芸科学部

物理数学

頻出テーマ過渡現象、リアクタンス、キャパシタ、インピーダンス、初期条件、インダクタ

本書の該当ページ過渡現象(p.292)、リアクタンス(p.24)、キャパシタ(p.169)、インピーダンス(p.88)

名古屋工業大学工学部

物理

頻出テーマ過渡現象、インピーダンス、初期条件、インダクタンス、コンデンサ

本書の該当ページ過渡現象(p.292)、インピーダンス(p.88)、初期条件(p.156)、インダクタンス(p.150)

大阪大学基礎工学部

物理英語数学

頻出テーマ2端子対回路、角周波数、初期条件、コンデンサ

本書の該当ページ2端子対回路(p.84)、角周波数(p.24)、初期条件(p.156)、コンデンサ(p.134)

東京大学工学部

英語

頻出テーマ角周波数、初期条件、コンデンサ

本書の該当ページ角周波数(p.24)、初期条件(p.156)、コンデンサ(p.134)

筑波大学理工学群

数学生物

頻出テーマ積分定数、初期条件、コンデンサ

本書の該当ページ積分定数(p.144)、初期条件(p.156)、コンデンサ(p.134)

※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。

使い方

本書は「詳解」という特性を活かし、まず問題を自力で解いてみてから、解説を読み込むという使い方が基本になります。計算の各ステップがどのような意図で進められているのかを、丁寧にノートに写しながら追うとより学習効果が高まります。

重要なのは、一度読んで終わりにせず、同じ問題に後日改めて取り組む反復学習です。2週間後、1ヶ月後に再度解き直すことで、解法パターンが定着します。

編入試験の過去問で類似の問題が出た場合は、本書での対応方法と比較し、出題形式の違いに対応する訓練も並行させるとよいでしょう。

注意点

本書の出版年が不明なため、電気回路の基礎理論自体は普遍的ですが、掲載されている問題の傾向や計算機の活用方法が現在の編入試験の出題スタイルと合致しているか事前確認が必要です。

本書が「下巻」である点から、上巻を並行して使用する、または別途基礎的な参考書で前提知識を整えることが欠かせません。また、特定の大学の編入試験に特化した対策本ではないため、志望校の過去問と照らし合わせながら、優先度の高い単元から学習することをお勧めします。

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