TOEIC L&Rテスト 究極の模試600問+ ヒロ 前田
編入試験でTOEICスコアの提出を求める大学を目指す場合、限られた時間の中で効率よくスコアを伸ばすことが課題になります。本書は600問という豊富な問題量を備えた模試教材で、実際の試験形式に沿った演習を通じて、本番での時間配分や問題傾向への対応力を養うことができます。
この本の位置づけ
本書は、すでに基礎的な英文法や語彙を習得済みで、TOEIC本番レベルの問題に取り組む準備ができている受験生向けの教材です。初級レベルの文法書を終えてからの導入が適切です。
市販されているTOEIC模試教材の中でも、本書は問題数が充実している点が特徴です。単発の模試1回分ではなく、複数回分の演習を通じて実践力を養いたい受験生に向いています。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
TOEIC対策の中盤から後期、つまり基礎学習を終えた後に導入することをお勧めします。編入試験の出願までおおむね3ヶ月前後の時期から取り組むと、本番までに複数回の周回が可能になります。
導入が遅すぎると、十分な周回数が確保できず、問題パターンへの適応が不十分になる可能性があります。一方、基礎が固まっていないうちに取り組むと、解説を読んでも理解が進まず、時間だけが消費されてしまいます。
使い方
最初は時間を測らずに問題内容を確認してから、その後は本番と同じ時間制限を設けて演習することをお勧めします。合格者の事例から、PART別に目標得点を設定した上で、時間を計測しながら複数回周回する方法が有効であることがわかっています。
1周目は全問題を解き、2周目以降は間違えた問題を中心に確認するなど、回次ごとに学習内容を変えることで、効率的に弱点を補強できます。また、スコア目標に応じてどのPARTでどの程度の得点を獲得する必要があるかを明確にしておくと、メリハリのある学習が実現しやすくなります。
この本を使った合格者の声
オンライン編入学院に寄せられた合格体験談から、本書を実際に使っていた受験生の記述を抜き出しました。
ひたすら周回しました。
北海道大学 工学部 合格(2026年度) / TOEIC
2024年2月~4月に1周した。実践対策として難しすぎることなく、本番慣れに適していると評価している。
大阪大学 人間科学部 合格(2025年度) / 英語
PARTごとに獲得するべき点数を記載して時間を測って解いていた。3周行った。
神戸大学 工学部 合格(2026年度) / TOEIC
2周した。
名古屋大学 経済学部 合格(2025年度) / 英語
注意点
本書はあくまでTOEIC対策の教材であり、編入試験の個別の英語試験対策にはなりません。志望大学がTOEICスコア提出を求めるかどうかを事前に確認し、求めない場合は優先順位を下げて、学科試験や個別英語試験の対策に時間を割くべきです。
また、本書の出版年を確認し、TOEIC出題傾向の最新情報と照らし合わせながら使用してください。複数回の周回は効果的ですが、同じ問題を何度も解くだけでなく、解説を精読して背景知識や語彙を定着させることが重要です。







