大学入試小論文の完全ネタ本 〈自然科学系〉編
編入試験の小論文では、自然科学や社会的課題に関するテーマが頻出ですが、「何を書いたらよいか分からない」「知識がないテーマが出たらどうしよう」という不安を感じる受験生は多いです。本書は自然科学系の小論文に特化したネタ帳として、実際の入試で問われやすいテーマと、そこに必要な基礎知識をセットで提供します。工学部や経営学部、文学部など様々な学部の編入試験で活用できる一冊です。
この本の位置づけ
本書は、小論文の答案作成に必要な『背景知識』と『考え方の枠組み』を短時間で習得したい受験生向けです。すでに小論文の基本的な書き方(起承転結、論理構成など)を学んでいる人が、テーマごとの具体的な知識を補充するために使う参考書です。
他の小論文参考書が「書き方の技法」に重点を置くのに対し、本書は『自然科学系のテーマに絞った背景知識』を優先しています。理系離れ、AI、環境問題、スポーツ政策など、編入試験に頻出するテーマが網羅されており、志望校の過去問で出やすいトピックを中心に学べるという特徴があります。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
小論文の基本的な論述構造を学んだ後、過去問演習を本格化させる『直前期(試験の2〜3ヶ月前)』の導入が効果的です。志望校の過去問を確認し、出題されそうなテーマをこの本から先に学んでおくことで、実際の答案作成時に余裕が生まれます。
もし導入が早すぎると、学んだ知識が試験まで定着しにくくなります。逆に導入が遅すぎると、本書の内容を十分に消化・応用する時間がなくなってしまいます。過去問分析を済ませた上で、『このテーマなら本書で準備できる』と判断してから使い始めるのがおすすめです。
ターゲット大学と対策できるテーマ
オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。
久留米大学文学部
学習・キャリア設計国際関係論
頻出テーマ学習動機、学問領域、経済格差、経済発展
本書の該当ページ学問領域(p.151)、学習動機(p.28)、経済発展(p.355)、経済格差(p.309)
金沢大学融合学域
小論文
頻出テーマ課題解決、生産年齢人口、ボランティア活動
本書の該当ページ循環型社会(p.205)、ボランティア活動(p.274)、エネルギー供給(p.224)
鹿屋体育大学全学部
小論文
頻出テーマスポーツトレーニング、競技力向上、スポーツ政策、学校教育
本書の該当ページスポーツトレーニング(p.278)、競技力向上(p.279)、スポーツ政策(p.288)
東京経済大学全学部
小論文
頻出テーマキャッシュレス決済、地球温暖化、日本経済、二酸化炭素
本書の該当ページキャッシュレス決済(p.72)、二酸化炭素(p.228)、地球温暖化(p.192)
※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。
使い方
まず志望校の過去問を3〜5年分確認し、『出題されているテーマ』と『出題されそうなテーマ』をリストアップします。その上で、本書の目次から該当するページを優先的に読みます。例えば神戸大学工学部なら「理系離れ」「AI」「課題解決」に関連するページを、スポーツ系の学部なら「スポーツトレーニング」「競技力向上」を中心に学ぶという使い方です。
各ページで学んだテーマについては、実際に『小論文を1本書く』ことで定着させます。本書で知識を確認した後、すぐに志望校の過去問でそのテーマが出ていないか確認し、あれば実際に答案を作成してみてください。知識を『書く経験』に結びつけることが、試験本番での応用力につながります。
編入試験でよく問われる論点から入るなら、次の順で読むのが効率的です。
- p.14 > 理系離れ
- p.54 スパムメール
- p.86 地域活性化
- p.145 カール=フォン=リンネ
- p.197 スターン報告
- p.236 > 食のリスクマネジメント
- p.278 スポーツトレーニング
- p.308 TPP「環太平洋パートナーシップ」がここで扱われています
この本を使った合格者の声
オンライン編入学院に寄せられた合格体験談から、本書を実際に使っていた受験生の記述を抜き出しました。
2周実施。自然科学系のネタについて幅広くカバーしている。志望校の過去問を確認し、試験に出そうなトピックを中心に小論文の書き方を学んだ。
名古屋大学 情報学部 合格(2025年度) / 小論文
注意点
本書は『知識の参考書』であり、『小論文の書き方の教科書』ではありません。文字数、構成、論理展開などの技法はすでに習得していることを前提としています。もし小論文の基本的な書き方に不安がある場合は、先に別の教材で論述の基礎を学んでからこの本を使ってください。
また、本書に掲載されているテーマが『すべての大学で出題される』わけではない点に注意が必要です。法政大学や青山学院大学など文系学部の編入試験では、本書のテーマが直接出ないこともあります。必ず志望校の過去問を確認し、『実際に出ているテーマ』に絞ってこの本を活用するようにしましょう。







