Cの絵本 C言語が好きになる新しい9つの扉 イラストだからわかる!イメージできる! アンク
C言語の基礎を学ぶとき、文法や構文を頭で理解しても、プログラムがなぜそう動くのかをイメージしにくいことがあります。本書は図解とイラストを中心にC言語の仕組みを視覚的に説明しており、抽象的な概念を具体的に把握したい受験生に向いています。編入試験で出題されるC言語の基本的な実装理解を深めるのに役立つ一冊です。
この本の位置づけ
本書は、C言語を初めて学ぶ受験生や、学習の途中で理解が曖昧になった部分を整理したい受験生向けです。プログラミング経験がほぼない状態から、基礎概念をしっかり定着させることを目的としています。 他のC言語入門書と異なり、本書はテキストよりもビジュアル表現に重点を置いています。数式や理論の厳密な説明よりも、「ポインタとはこういう仕組み」「配列はこう配置される」といった直感的理解を優先する構成です。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
C言語の学習を開始する段階、またはすでに別の参考書で学んだが理解が曖昧な箇所を復習する時期に導入するのが効果的です。編入対策を本格化させる前に、基礎的な概念をしっかり整理するために使用することをお勧めします。 遅くとも編入試験の過去問に取り組む前に確認を済ませておくべきです。実際の問題を解く段階で基礎概念に不安があると、複雑な問題の対応に時間を要することになります。
使い方
本書は第1章から順に読み進めることで、C言語の基本から発展へと段階的に学べます。各章のイラストや図表をじっくり眺めながら読み、その後、実際にコードを手で書いてみることが重要です。 学習を進める中で理解が不確かな部分(例:ポインタ、配列の使い方)に直面したら、該当ページに戻って図解で確認するという使い方も有効です。本書だけでは練習問題が不足するため、別途プログラミング演習教材と組み合わせて、書いて動かしながら定着させることをお勧めします。
編入試験でよく問われる論点から入るなら、次の順で読むのが効率的です。
- p.5 第1章 基本的なプログラム「文字列」がここで扱われています
- p.28 第2章 演算子「論理演算子」がここで扱われています
- p.59 第4章 配列とポインタ
- p.89 第5章 関数「戻り値」がここで扱われています
- p.110 第6章 ファイルの入出力「バイナリファイル」がここで扱われています
- p.140 第8章 プログラムの構成「ヘッダファイル」がここで扱われています
注意点
本書は基礎概念の理解に特化した入門書であり、編入試験で必出とされる高度なポインタ操作やメモリ管理の詳細には、ページ数の関係上限定的な説明にとどまっています。本書の学習後、さらに深い理解が必要な場合は別の参考書で補充する必要があります。 また、本書は教科書的な実践例を示していますが、編入試験の過去問に出現する独特の出題形式や応用的な問題への対応力までは養成できません。イラストで基本を固めた後、必ず志望大学の過去問に取り組み、実際の試験形式に慣れることが不可欠です。







