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考古学入門 鈴木 公雄

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考古学入門 鈴木 公雄

日本古代史の編入試験では、遺跡や遺物から読み取る歴史的背景が頻出です。法政大学文学部の過去問でも、日本古代史に関する論点が繰り返し出題されていますが、教科書だけでは物質文化と歴史事象の結びつきを理解しづらいと感じる受験生も多くいます。本書は考古学的視点から日本古代を解説する入門書として、そうした理解を深めるのに役立ちます。

この本の位置づけ

本書は考古学の基礎的な考え方と日本古代史の主要な遺跡・遺物を学ぶ入門レベルの参考書です。通常の日本史参考書とは異なり、政治史だけでなく生活文化や技術の発展を考古学的証拠から理解することができます。

ほかの参考書と比較すると、本書は「入門」と銘打つ通り、考古学の専門知識がない状態から学べるように構成されています。一般的な日本史参考書が年号や人物中心の流れを追うのに対し、本書は物質文化を通じた歴史理解を提供する点で補完的な役割を果たします。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

この本は、日本古代史の基礎的な内容を教科書で学んだあとの、2周目の学習タイミングで導入するのが効果的です。編入試験準備の初期段階(大学1年秋~2年春)に読むと、その後の過去問演習で考古学的視点が必要な設問に対応しやすくなります。

逆に試験直前に初めて手にすると、新しい知識の整理に時間をとられすぎる可能性があります。また、一般的な日本史参考書をまったく読まずにこの本だけで学ぼうとすると、政治史の全体像が不足するため、両者を並行して使うことをお勧めします。

ターゲット大学と対策できるテーマ

オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。

法政大学文学部

日本史

頻出テーマ日本史、日本古代史

本書の該当ページ日本古代史(p.178)、日本史(p.161)

※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。

使い方

まず目次を確認して、自分が学習中の時代と対応する章から読み始めてください。教科書を一通り読んだあと、その時代の章を丁寧に読むことで、テキストに書かれた歴史事象がどのような物質的根拠に支えられているかが理解できます。

読みながら、重要な遺跡名や遺物の特徴をノートに簡潔に記録する習慣をつけると、後の過去問演習で役立ちます。法政大学の過去問に取り組む際、考古学的背景が問われている設問に出会ったら、本書に立ち戻って該当箇所を確認する往復学習が効果的です。ただし本書は参考情報を深掘りするためのツールと位置づけ、あくまで過去問演習を中心に据えることが重要です。

注意点

本書は入門書であるため、最新の考古学的知見がすべて反映されているとは限りません。出版年によっては、近年の発掘調査による学説の更新に対応していない可能性があります。本書で学んだ内容と教科書の記述に違いを見つけた場合は、より新しい資料で確認するようにしてください。

また、本書は考古学的証拠に基づく歴史理解に力点を置いているため、編入試験で問われる政治史や人物の業績、年号暗記といった従来の日本史学習をカバーするものではありません。あくまで通常の日本史参考書の補助教材として使い、この本だけに依存しないようご注意ください。

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