小論文これだけ 人文・情報・教育編
編入小論文で頻出の「経済格差」「情報社会」「メディア・リテラシー」といったテーマに、受験生はどう向き合っていますか。これらは単なる知識ではなく、自分の考えを論理的に組み立てる力が問われます。本書は人文・情報・教育系の学部が好む論点に特化した対策本として、こうした頻出テーマへの準備を支えます。
この本の位置づけ
本書は、編入小論文のなかでも人文系・情報系・教育系の学部を志望する受験生向けです。経済学的知識や社会学的視点が必要な論文問題に対して、基本的な考え方から論証の流れを学ぶレベルになっています。
一般的な小論文参考書は多くのジャンルを浅く扱いますが、本書は人文・情報・教育という3分野に絞り、経済格差やメディア・リテラシーなど編入試験で繰り返し出題される論点を深掘りしています。そのため、志望学部がこの3分野に該当する場合、より実践的な対策が可能です。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
編入受験の準備が本格化する時期、つまり受験予定年の前年秋~冬から導入するのが目安です。小論文は添削による改善に時間がかかるため、早めに論点理解と執筆練習を始めることで、過去問演習の質が大きく変わります。
逆に直前期に初めて使うと、新しい論点ばかり学ぶことになり、過去問で確認・定着させる時間が不足します。また、基礎的な論文構成スキルがない状態で使うと、本書の内容を活かしきれない可能性があります。
ターゲット大学と対策できるテーマ
オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。
※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。
使い方
まずは志望学部に関連する分野(人文なら国際関係論向けの章など)から始めます。各論点について、本書で提示されている考え方や論証パターンを読み込み、その後に志望大学の過去問で同じテーマの出題を探して照らし合わせることが効果的です。
単なる一読では定着しません。本書で学んだ論点について、実際に自分で論文を書き、添削を受けることが重要です。その後、過去問で類似テーマが出たときに「本書で学んだ視点が使える」と気づく、という往復を繰り返してください。
複数年の過去問で同じテーマが繰り返される場合、本書の該当箇所に何度も立ち返る価値があります。
注意点
本書の出版年が明記されていないため、掲載されている事例や統計データが現在の情報社会の変化に対応しているか、事前に確認してください。メディア・リテラシーや情報社会の論点は、ここ数年で急速に変わっています。
本書は論点理解と基本的な論証パターン習得を目的としており、実際の過去問(特に久留米大学や東京都市大学のもの)と比べて難度が異なる可能性があります。本書だけで十分とは考えず、必ず志望大学の過去問で難度を確認してください。
また、本書は人文・情報・教育の3分野に特化しているため、それ以外の学部(例えば理工系編入)を志望する場合は、より広い範囲をカバーした小論文参考書と組み合わせる必要があります。







