英文法・語法Vintage
編入試験の英語では、単語や読解力だけでなく、文法・語法の正確さが得点を左右します。特に空欄補充問題では、似た表現の使い分けや細かい文法知識が問われることが多く、ここで落とすと全体の成績に響きます。本書は、そうした文法・語法の曖昧さを解消するための問題集です。
この本の位置づけ
本書は、高校の基礎文法をひと通り学んだ後、編入試験レベルの文法問題に対応する力をつけたい受験生向けです。文法用語の説明よりも、実際の問題演習を通じた学習に重きを置いているため、参考書で基本を確認した後の次のステップに適しています。
一般的な文法参考書と異なり、本書は多肢選択問題の形式で知識を問うため、編入試験の空欄補充問題に近い実戦的な環境で学習できます。また、単なる文法ルールではなく、実際の使用場面に基づいた語法判断を鍛えられる点が特徴です。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
英語の基礎文法を高校レベルで習得した後、編入対策を本格化させる時期(大学入学後〜対策開始から3ヶ月程度)に導入するのが効果的です。導入が早すぎると、文法の基本事項がまだ定着しておらず、問題を解く際に混乱が生じやすくなります。
逆に導入が遅すぎると、試験直前に細かい文法・語法の抜け漏れに気づいても、復習に十分な時間が取れなくなる恐れがあります。遅くとも受験まで3ヶ月以上の期間がある段階で、計画的に取り組むことをお勧めします。
使い方
本書に取り組む際は、まず1冊を通してひと通り解くことで、自分の弱点となっている文法分野を把握します。その後、過去問の英語パートで出た文法・語法問題を解く際に、本書で該当する単元に戻って確認する、という往復学習が効果的です。
1周目は時間をかけて丁寧に解説を読み、なぜその選択肢が正解なのか、他の選択肢の何が間違っているのかを理解することに注力してください。2周目以降は、間違えた問題と、試験まで日が近い時期に確認したい重要問題に絞って復習します。
ただし本書だけでは編入試験に必要な語彙量や読解力は補えないため、同時進行で単語学習と長文読解の対策も進めることが必須です。
注意点
本書の出版年を確認の上、入手してください。版が古い場合、現在の試験傾向では問われにくい文法項目が多く含まれている可能性があります。導入前に、担当講師に最新版の選択を相談することをお勧めします。
本書はあくまで文法・語法の問題集であり、リスニングや長文読解、エッセイ作成など編入試験の他の要素には対応していません。また、大学によって文法問題の出題形式や頻出分野が異なるため、本書での学習と並行して志望大学の過去問で傾向を確認し、優先順位をつけて学習することが重要です。







