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C言語ポインタ完全制覇 前橋 和弥

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C言語ポインタ完全制覇 前橋 和弥

本記事は、情報学系・工学系の編入試験でよく出題されるポインタの概念を、体系的に学ぶための参考書をご紹介します。ポインタはC言語の中でも理解が難しい分野で、メモリとアドレスの関係を正確に把握できていないと、データ構造やアルゴリズムの問題で混乱します。本書はポインタに特化した一冊で、これを通じてデータ構造の実装問題へ対応する基礎を固めることができます。

この本の位置づけ

本書はC言語の基本的な文法をすでに学んだ受験生を対象としています。配列、関数、メモリの概念には触れているが、ポインタ周辺でつまずいている状態から、ポインタを使った複雑な操作(構造体ポインタ、ポインタの配列など)まで段階的に進める構成です。

茨城大学・横浜国立大学・九州工業大学の過去問分析から、ハッシュテーブルやデータ構造の問題でポインタの正確な理解が前提とされていることが分かります。本書はJavaやオブジェクト指向の学習に進む前に、C言語でのメモリ操作の土台を築く性質の書籍であり、基礎レベルから中程度レベルの受験生に適しています。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

編入試験の準備が本格化する時期(大学1年秋~2年春)に導入することをお勧めします。プログラミング基礎の講義やC言語の入門書で文法を一通り学んだ直後が最適です。

早すぎる場合(入学直後)は、ポインタの抽象的な説明に対応する基盤が整っていないため、読破しても定着しません。逆に遅すぎる場合(2年秋以降)は、直前対策の期間に基礎概念の学び直しが必要になり、時間効率が落ちます。特にハッシュテーブル関連の問題が出題される時期の3~4か月前には完了させておくと、その後の応用問題への取り組みがスムーズです。

ターゲット大学と対策できるテーマ

オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。

茨城大学工学部

情報

頻出テーマハッシュ関数、ハッシュテーブル

本書の該当ページレジスタ(p.113)、2次元配列(p.264)、書き込み(p.101)

横浜国立大学理工学部

アルゴリズム

頻出テーマJava、オブジェクト指向、実行結果

本書の該当ページJava(p.281)、実行結果(p.66)、オブジェクト指向(p.332)

九州工業大学情報工学部

情報基礎

頻出テーマデータ構造、プログラミング

本書の該当ページデータ構造(p.292)、プログラミング(p.14)

※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。

使い方

全体を通して読む際は、説明を読んだら必ず手を動かしてコードを書き、実行結果を確認するサイクルを繰り返してください。単なる読書では、ポインタのようなメモリ操作の題材は頭に残りません。

各章の終わりに練習問題がある場合は、必ず自分で解き、不正解や「なぜ?」と思った部分にマークをしておきます。その後、対象大学の過去問でポインタが絡む実装問題(ハッシュテーブル、リスト構造など)を解き始め、本書の該当ページに立ち戻る、という往復学習が有効です。

進め方としては、ポインタの基本(アドレス、参照、逆参照)→ポインタと配列の関係→構造体とポインタ→複合的な操作、という流れで段階的に進むことで、各段階での理解が深まります。

注意点

本書の出版年が明確でないため、プログラミング環境や言語仕様の記述が現在の環境と異なる可能性があります。購入前に、記載されているC言語の標準(C99、C11など)とお使いの環境の対応を確認することをお勧めします。

本書はあくまでC言語でのポインタ習得が主眼です。JavaやPython、オブジェクト指向プログラミングの問題に直結するわけではありません。過去問分析に含まれる「Java、オブジェクト指向」については、別途専用の参考書が必要になります。また、ハッシュ関数やハッシュテーブルの理論と実装法の全体像を学ぶには、データ構造専門の書籍と並行して学習することをお勧めします。

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