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東洋大学経営学部の編入試験対策|社会人編入学の出願資格・倍率

東洋大学経営学部の編入学は、一般的な「短大卒業見込みの学生が3年次に編入する」形式の試験ではありません。募集要項を確認すると、経営学部は経営学科(第2部・イブニングコース、夜間)を対象にした社会人編入学・社会人転入学の枠だけが用意されており、一般の編入学・転入学試験の募集学部一覧には経営学部そのものが含まれていません。試験は書類選考と面接のみで、小論文や専門科目の筆記はありません。合格者は年間数名という小規模な選抜のため、出願資格を満たすかどうかの確認と、書類・面接の準備が合否を左右します。この記事では、募集要項にもとづいて出願資格の詳細・日程・費用・対策の考え方を整理します。

試験概要(最新要項データ)

2027年度(経営学科・第2部社会人編入学/転入学)

若干名募集人員(3年次)
2026年11月22日試験日
2026年10月2日〜10月5日出願期間
対象経営学部 経営学科【第2部・イブニングコース(夜)】のみ。第1部(昼)、マーケティング学科・会計ファイナンス学科は編入学・転入学の実施対象外
選抜方法書類選考100点+面接100点(小論文・筆記試験なし)
募集区分社会人編入学(3年次)/社会人転入学(3年次・2年次)といずれも若干名。一般の編入学(見込み可)・2年次社会人編入学の枠はなし
出願資格の基準日2024年3月31日までに卒業(見込み不可)/または他大学に一定期間在学し必要単位を修得した者
試験会場白山キャンパス(東京都文京区)
入学検定料35,000円
合格発表2026年12月1日
入学手続締切2026年12月11日(第2次手続締切 2027年3月5日)

この表は2027年度の募集要項データにもとづきます(更新日: 2026-08-06)。日程・出願資格・費用は毎年変わる可能性があるため、出願前に必ず大学公表の最新の募集要項を確認してください。

経営学部は「社会人限定」という前提

東洋大学の編入学・転入学試験は、募集学部一覧が「編入学・転入学試験(第1部・昼/第2部・イブニングコース・夜)」と「社会人編入学・転入学試験(第1部・昼/第2部・イブニングコース・夜)」の2系統に分かれています。文学部・経済学部・法学部・社会学部などは前者の一覧に載っており、卒業見込みの短大生や高専生でも出願できます。

ところが経営学部は、このどちらの第1部(昼)の一覧にも入っていません。第2部・イブニングコースの一般編入学・転入学の一覧にも入っていません。経営学部の名前が登場するのは「社会人編入学・転入学試験(第2部・イブニングコース)」の一覧だけです。つまり、東洋大学経営学部を編入で目指す場合、選べる道は経営学科(夜間)の社会人枠1つしかありません。

第1部(昼)の経営学部には経営学科・マーケティング学科・会計ファイナンス学科の3学科がありますが、これらはいずれも編入学・転入学の対象外です。マーケティング学科や会計ファイナンス学科を編入で志望することはできない、という点は早めに理解しておく必要があります。

出願資格を正確に読む

社会人編入学・転入学の出願資格でもっとも見落としやすいのが「卒業(または必要単位の修得)の基準日」です。2027年度入学の要項では、次のように定められています。

  • 社会人編入学(3年次): 2024年3月31日までに、短期大学・四年制大学・高等専門学校のいずれかを卒業した者
  • 社会人転入学(3年次): 2024年3月31日までに、他大学(短期大学を除く)に2年以上在学し62単位以上修得した者
  • 社会人転入学(2年次): 2024年3月31日までに、他大学(短期大学を除く)に1年以上在学し32単位以上修得した者

一般の編入学・転入学試験の出願資格には「卒業した者(含見込者)」という表記があり、卒業見込みの状態でも出願できます。しかし社会人枠の資格には「見込者」という表記がありません。つまり、2027年4月に入学する場合、2024年3月末までに実際に卒業している必要があり、卒業見込みの状態では出願できないということです。この基準日は年度が進むごとに1年ずつ後ろにずれていくため、出願を考えている年度の要項で必ず最新の日付を確認してください。

読者への注意: 現在在学中で近いうちに卒業予定という人は、基準日の関係でこの社会人枠に出願できない可能性があります。出願資格を満たすかどうかは、必ず該当年度の募集要項の原本で個別に確認してください。

難易度の考え方(倍率)

東洋大学の募集要項には、前年度の編入学・転入学/社会人編入学・社会人転入学試験の結果表が参考資料として掲載されています。経営学部経営学科(社会人編入学・転入学、3年次)の志願者数・合格者数は次の通りです。

年度志願者数合格者数倍率
2025年度4名4名1.0倍
2026年度3名2名1.5倍
4名 3名 2名 2025年度 2026年度
志願者数合格者数

倍率は志願者数÷合格者数で計算しています。結果表に受験者数の列が無いため、一般的に使われる受験者数÷合格者数とは異なる計算方法である点に注意してください。募集人員は「若干名」で、合格者は年間2〜4名という小規模な選抜です。数値による難易度の断定は難しく、出願資格を満たす人自体が少ないことも実態を左右していると考えられます。

費用の目安

出願にあたっては、入学検定料として35,000円が必要です。合格後の初年度納付金は、募集要項の納付金一覧(第2部・イブニングコース)によると、入学金180,000円を含む合計710,000円が基本の金額です。ただし、東洋大学の通信教育課程・短期大学から編入学する場合に限り入学金が半額になり、初年度納付金合計は620,000円になります。他大学・高等専門学校から出願する場合はこの割引の対象外なので、710,000円を前提に準備しておくのが安全です。

入学手続は1回で完結するわけではなく、入学手続時必要額(入学金と学費の一部)を12月11日までに納入したうえで、残りの学費を翌年3月5日の第2次手続締切までに納入する2段階の仕組みになっています。社会人受験者は勤務先の年末調整や賞与の時期と重なることもあるため、いつまでにいくら必要になるかを早めに家計の計画に組み込んでおくと安心です。

一般の編入学との違い

東洋大学には経済学部・法学部・社会学部のように、卒業見込みの短大生・高専生が出願できる「一般の編入学・転入学試験」を実施している学部もあります。経営学部の社会人枠と何が違うのか、代表的な違いを整理すると次のようになります。

比較項目一般の編入学・転入学(例: 経済学部)経営学部の社会人編入学・転入学
出願できる学科各学部の第1部(昼)・第2部(夜)の主要学科経営学科・第2部イブニングコースのみ
卒業見込みでの出願可(卒業見込者を含む)不可(基準日までに卒業済みであることが必要)
試験科目学部により小論文・専門科目の筆記あり書類選考と面接のみ
募集人員の年次3年次編入または2年次編入(学部・学科による)3年次編入学、3年次・2年次転入学

経営学部を目指す場合、この社会人枠以外に選べる編入ルートは用意されていません。一般の編入学のような「卒業見込みで出願し、専門科目の筆記で実力を示す」という戦略は経営学部には当てはまらないため、早い段階でこの前提を理解しておくことが重要です。

選抜方法と対策の組み立て方

経営学部の社会人編入学・転入学試験は書類選考と面接のみで構成され、専門科目の筆記試験や小論文はありません。試験時間割も集合9:00・説明9:00〜9:20・面接9:20〜という構成で、他学部の社会人枠(文学部・経済学部・法学部・社会学部など)に見られる小論文の時間が設定されていません。対策の中心は「書類の完成度」と「面接での話し方」の2つに絞られます。

書類選考への準備

提出書類は志願票・履歴書(本学所定用紙)・卒業証明書または在学(退学)証明書・成績証明書などです。履歴書には学歴だけでなく職歴欄もあるため、これまでの職務内容を整理し、経営学を学びたい理由につながるように書き方を工夫する必要があります。証明書類は出身校や勤務先に発行を依頼してから届くまで時間がかかることが多いため、出願期間(2026年10月2日〜10月5日)の2〜4週間前には準備を始めておくと安心です。

面接への準備

面接は書類選考と並ぶ100点の配点があり、実質的に合否の中心を占めます。社会人としてどのような経験を積んできたか、なぜ今このタイミングで経営学部の第2部(夜間)に編入したいのか、仕事と学業をどう両立させるつもりかを、自分の言葉で具体的に説明できるように準備しておくことが重要です。志望理由は「経営学の知識を今の仕事にどう活かすか」「イブニングコースという学び方を選ぶ理由」の2点を軸に組み立てると筋が通りやすくなります。

準備の進め方としては、まず自分のこれまでの職務経歴を時系列で棚卸しし、経営学のどの分野(マネジメント、マーケティング、会計・財務など)と関わりが深かったかを整理するところから始めるとよいでしょう。次に、その経験を踏まえて「経営学部で何を学び直したいのか」「学んだ内容を今後どう仕事に活かすのか」を1〜2分程度で話せる形にまとめます。夜間コースのため、仕事を続けながら通学する具体的な計画(勤務先の理解、通学時間の確保など)についても聞かれる可能性があるため、あらかじめ答えを用意しておくと安心です。模擬面接を重ね、質問に対して簡潔に答える練習をしておくことをおすすめします。

出願までのチェックリスト

  • 出願資格の確認: 2024年3月31日までに卒業しているか(卒業見込みでは出願不可)、または規定の在学期間・単位を満たしているかを、募集要項原本で必ず確認する
  • 要項の入手: 出願を予定する年度の募集要項が東洋大学入試情報サイトで公表され次第、原本で日程・出願資格・提出書類を確認する
  • 証明書類の手配: 卒業証明書・成績証明書などは発行に時間がかかることがあるため、出願期間の2〜4週間前には出身校に依頼しておく
  • 履歴書の作成: 学歴・職歴に加え、志望理由につながるエピソードを整理しながら本学所定用紙に記入する
  • 出願期間内の提出: 出願期間は2026年10月2日〜10月5日。書類は簡易書留・速達での郵送が必要で、期間内消印有効という条件も確認する
  • 試験当日の確認: 試験日は2026年11月22日、会場は白山キャンパス。集合時刻・持ち物は受験票と要項で最終確認する

対策ロードマップ

  • 出願の半年前〜3か月前: 出願資格(卒業日・在学単位)を満たしているか要項で確認する。証明書の発行元(出身校)に連絡を取り、発行にかかる期間を把握しておく
  • 出願の2〜3か月前: 履歴書の下書きを始める。これまでの職務経験と、経営学部で学びたい内容を結びつけるエピソードを整理する
  • 出願期間(例年10月上旬): 志願票・履歴書・証明書類をそろえ、期間内消印有効で郵送する。入学検定料の納入も忘れずに行う
  • 試験直前期(11月): 模擬面接を重ね、志望理由・自己PR・仕事との両立プランを簡潔に話せるよう練習する。持ち物・会場・集合時刻を最終確認する

単位認定と入学後の学び方

編入学により入学する場合、認定される単位は3年次で62単位までという上限が募集要項の特記事項に明記されています。出身校で修得した単位のうち、どこまでが経営学部の科目として認定されるかは、シラバスの内容と本学の科目を照合したうえで個別に審査されます。履修要覧や講義要項(修得済み科目・履修中科目の内容がわかるもの)の提出を求められる場合があるため、出願前から手元にそろえておくと手続きがスムーズです。

第2部・イブニングコースは、主として夜間に授業が行われる課程です。仕事を続けながら通うことを前提にしたコースなので、入学後の1週間のスケジュールを具体的にイメージしておくと、志望理由や面接での受け答えにも説得力が生まれます。単位認定の相談窓口は経営学部教務課(東洋大学白山キャンパス)です。

併願を考えるときの注意点

東洋大学内での併願は事実上できません。編入学・転入学試験と社会人編入学・転入学試験は、第1部・第2部を問わず全学部が同一の出願期間・同一の試験日で実施されており、出願後に志望学部・学科(専攻)や第1部(昼)/第2部・イブニングコース(夜)、入試方式を変更することも認められていないためです。経営学部を第一志望にする場合、同じ年度に東洋大学の他学部を併願することは想定しにくい仕組みになっています。

一方、他大学の編入試験との併願は、試験日程が重ならない限り可能です。社会人向けの編入学試験を実施している大学は、実施時期や出願資格の基準日が大学ごとに異なります。志望校を複数検討している場合は、それぞれの出願資格の基準日・出願期間・試験日を早めに一覧化し、書類の準備期間が重ならないかを確認しておくことをおすすめします。

経営学部以外の社会人編入学という選択肢

東洋大学で社会人編入学・転入学を実施しているのは経営学部だけではありません。2027年度の募集要項によると、第2部・イブニングコースの社会人編入学・転入学は、文学部(東洋思想文化学科・日本文学文化学科・教育学科)・経済学部(経済学科)・経営学部(経営学科)・法学部(法律学科)・社会学部(社会学科)・国際学部(国際地域学科 地域総合専攻)で実施されています。また第1部(昼)でも、文学部(東洋思想文化学科)・情報連携学部・理工学部(建築学科)・生命科学部(生命科学科)が社会人編入学・転入学の対象です。

これらはすべて同一の出願期間・試験日で実施されるため、同じ年度に複数学部へ重複して出願することはできません。ただし、経営学に近い分野を学びたいという目的であれば、経済学部(経済学科)の社会人枠も選択肢になり得ます。経済学部の社会人枠は小論文が課される点が経営学部と異なるため、自分の得意分野に合わせてどちらを志望するかを検討するとよいでしょう。

よくある質問

東洋大学経営学部に一般の編入学試験はありますか?

ありません。東洋大学の募集要項を確認すると、経営学部は第1部(昼)の編入学・転入学試験、第2部・イブニングコース(夜)の編入学・転入学試験のいずれの募集学部一覧にも含まれていません。経営学部で実施されているのは、経営学科(第2部・イブニングコース)を対象とした社会人編入学・社会人転入学のみです。短期大学や高等専門学校を卒業したばかりの人が応募できる一般枠は用意されていないため、他学部を含めて出願先を検討する場合はこの前提を踏まえる必要があります。

出願資格の「卒業後の期間」はどのくらい必要ですか?

2027年度の要項では、社会人編入学・転入学の出願資格は「2024年3月31日までに」短期大学・四年制大学・高等専門学校を卒業した者、または他大学に一定期間在学し必要単位を修得した者とされています。一般の編入学・転入学試験の資格には「(含見込者)」という表記があり卒業見込みでも出願できますが、社会人枠にはこの表記がなく、卒業見込みでは出願できません。この基準日は年度ごとに更新されるため、出願を検討する年度の要項で必ず確認してください。

倍率はどのくらいですか?

募集要項に掲載されている結果表によると、経営学科(第2部・イブニングコース)の社会人編入学・転入学(3年次)は、2025年度が志願者4名・合格者4名、2026年度が志願者3名・合格者2名でした。倍率を志願者数÷合格者数で計算すると、2025年度は1.0倍、2026年度は1.5倍です。受験者数の列が結果表に無いため、通常使われる受験者数÷合格者数とは異なる計算方法である点に注意してください。募集人員はいずれの年次も「若干名」で、年によって合格者が1桁台前半という小規模な選抜です。

試験科目は何ですか?

経営学部の社会人編入学・転入学試験は、書類選考(100点)と面接(100点)のみで構成されており、小論文や経営学・経済学に関する筆記試験は課されません。文学部や社会学部など他学部の社会人枠には小論文が含まれる区分もありますが、経営学部にはありません。そのため、対策の中心は提出書類の作り込みと面接での受け答えになります。

マーケティング学科や会計ファイナンス学科にも編入できますか?

できません。東洋大学経営学部の第1部(昼)にはマーケティング学科・会計ファイナンス学科もありますが、編入学・転入学の募集学部一覧に経営学部そのものが含まれていないため、これらの学科では編入を実施していません。社会人編入学・転入学の対象になっているのは、第2部・イブニングコース(夜)の経営学科のみです。

学費はいくらくらいかかりますか?

入学検定料は35,000円です。募集要項の納付金一覧によると、第2部・イブニングコースの初年度納付金合計は710,000円(入学金180,000円+学費・その他費用)です。ただし、東洋大学の通信教育課程・短期大学からの編入学者に限っては入学金が半額になり、初年度納付金合計は620,000円になります。他大学や高等専門学校からの編入者は割引の対象外である点に注意してください。

他学部・他大学との併願はできますか?

東洋大学内での併願は事実上できません。編入学・転入学試験と社会人編入学・転入学試験は、第1部・第2部を問わずすべて同一の試験日に実施されており、出願後に志望学部・学科や入試方式を変更することもできないためです。一方、他大学の編入試験との併願は、試験日が重ならなければ可能です。他大学の社会人編入学の日程を早めに調べ、出願書類の準備期間が重ならないか確認しておくことをおすすめします。

この記事の情報はいつ時点のものですか?

2027年度(2027年4月入学)の募集要項にもとづき、2026年8月6日に更新しています。日程・出願資格・納付金は年度により変わる可能性があるため、出願前には必ず大学が公表する最新の募集要項を確認してください。

まとめ

東洋大学経営学部の編入学は、経営学科(第2部・イブニングコース)を対象にした社会人編入学・社会人転入学の枠だけが用意されており、一般の編入学試験やマーケティング学科・会計ファイナンス学科への編入はできません。出願資格には「2024年3月31日までに卒業」という卒業見込みを認めない基準があるため、まず自分が対象に当てはまるかどうかの確認が最初のステップになります。試験は書類選考と面接のみで、合格者は年間数名という小規模な選抜です。日程・出願資格・費用は年度ごとに変わる可能性があるため、出願前には必ず大学公表の最新の募集要項を確認しましょう。

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)。本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、更新しています。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ|最終更新: 2026年8月6日

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