北海道大学 法学部 編入の合格体験記|かくれくまのみさん・一般入試で届かなかった大学へ、小論文で戻るまで
結論:勝負を小論文に一本化し、英語は最後の3か月で一気に詰めた
一般入試で北海道大学に届かず、第2志望の私立大学へ進んだ方が、2年次編入でもう一度同じ大学を受け直した記録です。進学先が公共政策系で法学の科目も多く開講されていたことが、「やはり法学部で学びたい」という気持ちを押し戻しました。
北大法学部の編入試験は小論文が主戦場です。この方は2025年5月から小論文の執筆と添削を毎週回し続け、英語に手を付けたのは8月から。志望理由書は5〜6回の添削を経て9月に完成させています。10月以降は過去問の難しさにメンタルが1/5まで落ちたことまで、月ごとの記録がそのまま残っています。
| 合格校 | 北海道大学 法学部 |
|---|---|
| 前籍 | 私立大学(文系) |
| 前籍の学部・学科 | 地域創生/政策学系 |
| 入学年 | 2025年4月 入学 |
| 編入年次 | 2年次 |
| 受験年度 | 2025年度入学 |
この記事で分かること
- 一般入試での不合格から、編入でもう一度北大を受けると決めるまで
- 実際に出願した大学と、その結果
- 月ごとの学習時間とメンタルの推移
- 小論文と英語で使った教材と、選んだ基準
- 試験当日の時間の流れと、会場で感じたこと
なぜ編入を目指したのか
北大は予備校で1年間の浪人を経て一般入試で受験をしました。その一年間は自分史上で一番努力して受けたのに関わらず不合格という結果になってしまい悔しい思いをしました。そして第2志望であった大学に進学することとなりました。その大学は現役の時も合格を頂いていた大学であったので、1年間勉強をしても現役で受かったところと同じ大学に行くのかと深く落ち込みました。その後、北大法学部で編入試験をしていることを知り、機会があるのならとリベンジを決意しました。
志望校を選んだ決め手
正直なところ、浪人時に不合格となったからです。そのリベンジが一番大きいです。また、編入前の大学が公共政策を学べる学部であり、法学系の科目も多く開講されていました。そこでやっぱり法学部に入りたいという気持ちが強くなり受験した次第です。
編入を周りに伝えた時の反応
伝えた相手: 家族・予備校・塾の講師 / 伝えた時期: 試験の半年〜1年前
そもそも父親がこの編入試験の存在を教えてくれました。父親自身も浪人を経験してから旧帝大に入学したという経験を持っており、不合格の悔しさをよく理解してくれました。そこでチャンスがあるのなら挑戦するべきだ、金銭面の負担は気にするなと言ってもらったので編入を決意することができました。 母親はもうそんなに頑張らなくてもいいんじゃないという感じでした。
受験した大学とその結果
この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。
| 結果 | 大学・学部 | 編入年次 | 試験区分 | 受験者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 合格(入学) | 北海道大学 法学部 | 2年次 | 一般編入 | 115 | 11.5倍 |
受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。
合格までの学習計画
私が編入試験対策を始めたのは 2025年5月 、本番の試験は 2025年11月 でした。
時期別の1日の学習時間
平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。
平日
休日
1日あたりの学習時間の推移
月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。
月ごとの学習の中身
- 2025年5月
主な科目: 小論文 / 気持ちの状態 4/5
編入予備校に入り小論文の対策を開始した。TOEICをうけ655点取得したが、北大の編入試験には1ミリも必要なかった。
- 2025年6月
主な科目: 小論文 / 気持ちの状態 5/5
編入予備校での小論文執筆に慣れてきた。自分の小論文の型がどういうものなのかを模索しながら執筆し続けた。
- 2025年7月
主な科目: 小論文 / 気持ちの状態 5/5
大学のテストに追われて勉強時間が減ってしまっていた。編入予備校の模試を受けてひどい結果が返ってきたのでやる気がガクンと下がっていた。
- 2025年8月
主な科目: 志望理由書, 英語 / 気持ちの状態 4/5
編入予備校の先生から志望理由書ははやめに書き始めてと言われていたので月の初めに初稿を提出した。 今まで英語を単語以外ほぼまったくしていなかったので焦って勉強を開始する。予備校のテキストをやる。すごく焦って勉強していたので、進むスピードが速くてびっくりした。
- 2025年9月
主な科目: 志望理由書, 英語 / 気持ちの状態 3/5
5~6回ほど添削を受けて志望理由書を完成させる。 予備校の英語のテキストを3週し終える。 出願に向けて、準備を整えだした。ホテル飛行機の予約など
- 2025年10月
主な科目: 英語, 小論文 / 気持ちの状態 1/5
過去問対策に本気になる。しかし難易度が高すぎて、解いては絶望を繰り返す。 受験票が届き、編入試験の実感が湧いた。
- 2025年11月
主な科目: 英語, 小論文 / 気持ちの状態 1/5
解けなさすぎて勉強へのやる気が消え去る。もう受かるわけないと思いながら試験に赴く。
勉強場所と環境
静かで広いところが苦手だったため、図書館や自習室などは苦手でした。なので基本的には家で勉強をしていました。とりあえず冷蔵庫を開けてみる症候群に高校時代からなっていたため、前の大学で住んでいた家は勉強机の横に冷蔵庫を設置していました。
スランプとメンタル回復
直前になるとやる気がゼロになるのがいつものことでした。浪人時代高校時代を通じても。特に編入時代においては、落ちたからと言って今の大学を退学するわけでもないので、もうええでしょうと思い勉強をサボる日が続きました。
科目ごとの対策と使った教材
科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。
英語
2025年8月 〜 2025年11月
英単語帳 Stock4500 6回以上
選んだ基準: 単語が一語一訳で覚えやすかったから。関正夫先生の参考書が好きで、同じものを使いたかったから。
ぼろぼろになってくたびれるくらいまでとにかく周回しました。100回以上やりました。
法学 1周
選んだ基準: 過去問やらずに試験を受けるわけにはいかないから。
解いては、難しすぎて絶望するを繰り返していた。和訳中心とはいえども、法学の専門分野に関する話も出ており単語が難しいので、読めなかった単語はメモしていった。 時間内に終わらなくてもいいから、試験本番の時間配分をどうするかを意識して解いた。
小論文
2025年5月 〜 2025年11月
小論文これだけ!法政治超基礎編 1周
選んだ基準: 小論文のルールについて短くまとめられていたから。
序盤半分に書いてある小論文のルールを習得するために使用した。意外と知らないルールも合ったので、適宜確認しながら小論文を書いていった。小論文を書く際に、常に机においていた。
過去問対策(入手・分析・周回)
編入予備校に入る前にメルカリで10数年分購入をいました。ここ数年はどういうような形式で出題されているのかを主に研究していました。編入予備校にも模範解答はなかったので、過去問対策は編入予備校で添削をしてもらうことでカバーしました。
振り返ってみて、これもやっておけばよかった
英語の音読を間違いなくすべきでした。英語の音読は面倒くさいのでいつも後回しにしており、今回の編入試験も例に漏れずサボっていました。体感的に英語はやらかした感覚が大きかったので、普段から音読をしていれば速読もでき、試験当日に余裕を持って見直しができたのではと思いました。
試験当日はどうだったか
当日の時間の流れと、会場で感じたことです。
北海道大学 法学部
| 当日の受験者数 | 約100名(出願者115名) |
|---|---|
| 試験時間の構成 | ~8:30 集合 8:30~9:00 説明・問題配布 9:00~11:00 小論文 11:00~12:00 問題回収・休憩・問題配布 12:00~14:00 英語 14:00~答案回収・解散 |
| 当日の気づき | 正門から徒歩5分ほどの文系棟で試験がある。ヒーターの異音がカンっカンっとしていたのでうるさかった。また11月の北海道は冬(9~11℃)だったのでヒーターをガンガンに炊いてくれていたので寒くなかった。両端の席の人は暑そうだった。 |
かくれくまのみさんが北海道大学の試験で実際に解いた問題
志望理由書でどのような内容を書いたか
筆記で何がどう出たか(科目ごと)
何がどう出たかが分かっているかどうかで、対策の効率はまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
受験にかかった費用
編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ① 教材・書籍代 | ¥5,000 |
| ② 対策指導費 | ¥300,000 |
| ③ 試験関連費 | ¥0 |
| ④ 出願関連費 | ¥30,000 |
| ⑤ 当日関連費 | ¥70,000 |
| 合計 | ¥405,000 |
編入したあとの生活
差分: −9単位 (認定率 78% )
単位はどれくらい認定されたか
認定された 32単位(78%)認定されなかった 9単位(22%)
編入前に取得した41単位のうち、編入先に引き継がれたのは32単位です。残りの9単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。
かくれくまのみさんが編入したあとに分かったこと
単位認定でもっとこうしておけばよかったこと
編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際
編入後の就職活動の状況
編入学後に気づいた貴重な情報
単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。
編入前の自分へ
焦りは禁物。周りの合格者を見ると全然勉強してないけど受かってしまったという人が多いというのが自分の代の現実である。しかし、それは逆にそれほどまでに難しい試験だということでもある。運に左右される面も大きいのだ。その運をどれだけ自分に近づけるかは人生それまでの学習と相関があると思う。単に教科書の内容ばかりみて勉強ガリガリしているタイプというだけでは良くないのかなとも思う。小論文がメインとなるが、、、いろんなところにアンテナを張るのが大事である。大学の先生が言っていたこと、友達との会話ででた内容、どこが小論文に生きるかはわからない。普段から物事に対して深く考えていることが大事なのだと思う。
— かくれくまのみさん(北海道大学 法学部)
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026-08-08
この合格者が使った参考書
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