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国際高等専門学校

国際高専からの大学編入 |4年で18名(60%)の実績と対策

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-19‌‌‌​​‌‌‌‌​​​​‌​​​‌​‌‌‌‌​‌​​​​‌​​

この記事は、国際高等専門学校(国際高専、石川県金沢市)に在学中で、大学への編入学を考えている方に向けたガイドです。反対に「国際高専へ入学したい」方は、この記事の対象ではありません。国際高専の入試情報は国際高専公式サイトの入試情報ページをご確認ください。

この記事で分かること

  • 国際高専公式が公表する、大学編入の実績データ(2022〜2025年度卒業・4年分)
  • 編入先の中心が、併設校である金沢工業大学への推薦編入学であること
  • 金沢工業大学以外の編入先(工学院大学・千葉工業大学など)と、その規模
  • 国際高専ならではの学年構成(白山麓・ニュージーランド留学・金沢キャンパス)と、編入対策の始め方
  • データが少ない中で、この記事がどこまで言えてどこから先が分からないか

国際高専からの編入を考え始めたばかりでも大丈夫です。いまの学年と興味のある分野をうかがって、何から始めるべきかをその場で整理します。

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国際高専の大学編入実績。公式データで見る全体像

国際高専は国際高専公式サイトの進路実績ページで、卒業年度ごとの「進路先一覧」を、卒業者数・進学者・就職者・その他の内訳、および進学先大学名つきで公表しています(2026年8月19日取得)。この記事では、公表されている直近4年分(2022〜2025年度)のデータをもとに、大学編入の実績を整理します。

国際高専には、他の多くの高専にある「専攻科」(本科卒業後も同じ学校に残って学ぶ2年制の課程)がありません。そのため、公式データの「進学者」は、国内外の大学へ進む学生をそのまま指しており、専攻科の人数を差し引く必要はありません。ただし進学者の中には、日本国内の大学への編入学だけでなく、海外の大学への進学も含まれています。この記事では、検索する方の多くが知りたい「国内の大学編入」を中心に扱い、海外進学は別枠で紹介します。

卒業者数・進学者数・就職者数(2022〜2025年度)

区分2022年度2023年度2024年度2025年度
卒業者数10名6名9名5名
進学者(国内外の大学)5名5名9名4名
就職者4名1名0名0名

出典: 国際高専公式サイト「進路実績」ページ(2022年度〜2025年度の各年版、2026年8月19日取得)。2025年度は「2026年6月18日現在」の暫定集計として公表されており、「その他」(進学準備中・就職準備中の者を含む)1名が含まれます。4年間の卒業者数の合計は30名、進学者数の合計は23名です。国際高専は入学定員35名(国際理工学科)の小規模校で、公表されている進路データも年度ごとに数名〜10名程度と少人数です。個別の年度・進学先で少人数になる箇所は、特定の学生を推測できてしまうため、この記事では大学ごとの内訳を一定の単位でまとめて紹介します。

主な編入先(2022〜2025年度の累計・国内の大学のみ)

編入先2022〜2025年度の累計人数
金沢工業大学(併設校)13名
その他の国内私立・国立大学(4校)5名

国際高専公式「進路実績」ページ(2026年8月19日取得)に掲載された大学別の進学者数を、編入総研が2022〜2025年度の4年分で合計した人数(学校側が累計値として公表しているものではありません)。国内の大学への進学者は4年間で合計18名、そのうち併設校の金沢工業大学が13名(約7割)を占めます。卒業生30名に対する大学編入・進学の割合は60%です(併設校への推薦編入を含む)。金沢工業大学以外では、工学院大学・千葉工業大学・駒澤大学・東京海洋大学への進学実績があります(いずれも4年間のうち1年度のみ・1〜2名程度の実績のため、大学ごとの人数は掲載せず「編入実績あり」という形で扱っています)。このうち東京海洋大学は国立大学で、2022〜2025年度のデータで確認できる唯一の国立大学への編入実績です。掲載大学は学部・学科の変更や年度によって募集内容が変わることがあるため、最新の出願資格・試験内容は大学名のリンク先記事、または大学公式の募集要項でご確認ください。

このほか、国際高専からは海外の大学に進学した卒業生も2022〜2025年度の4年間で5名います(University of New South Wales, Sydney〈オーストラリア〉、The University of Glasgow〈イギリス〉、Purdue University〈アメリカ〉、上海交通大学〈中国〉、各年度1〜2名)。海外大学への進学は、日本国内の大学編入学試験とは出願制度そのものが異なり、国際高専公式も「日本の大学と入試制度が異なるため、入学時期が4月以外になる場合があります」と説明しています。この記事では国内の大学編入を中心に扱うため、海外進学の出願方法については国際高専公式サイトでご確認ください。

編入先の定番と難易度帯。金沢工業大学という選択肢

国際高専は学校法人金沢工業大学が運営する高専で、金沢工業大学と同じ学園に属しています。公式サイトによると、国際高専の4・5年生は金沢キャンパスで学び、4年生からは金沢工業大学の研究室で大学生と一緒に研究活動に取り組む機会があり、本科卒業後は金沢工業大学の学部3年次に編入学する学生が中心です。2022〜2025年度の4年間で、金沢工業大学への編入者は累計13名と、国内の大学編入先の中では突出しています。2022年度(1期生)の進路発表では、金沢工業大学への編入者4名の内訳として情報工学科2名・機械工学科1名・ロボティクス学科1名が公表されており、情報系・機械系・ロボティクス系など複数の分野に進んでいることが分かります(現在の学部名では、情報理工学部・工学部などが近い分野にあたります)。

金沢工業大学以外の編入先としては、2022〜2025年度のデータで工学院大学・千葉工業大学・駒澤大学・東京海洋大学への実績が確認できます。いずれも私立大学(東京海洋大学のみ国立)で、各年度1〜2名程度の少人数です。旧帝大や筑波・神戸・広島のような難関国立大学、早慶上智など難関私立大学への編入実績は、2022〜2025年度の公式データでは確認できていません。国際高専は2018年に現在の校名・学科体制(国際理工学科)へ改編された比較的新しい高専で、卒業者数そのものが年間5〜10名程度と少なく、今後の年度でデータが変わる可能性があります。

金沢工業大学以外の大学を目指す場合は、他の高専出身者と同じように、志望大学の編入学試験(英語・数学・専門科目・面接など)を受験する必要があります。学部・学科ごとの出願資格や試験内容を大学名から検索したい場合は「高専から大学編入できる大学一覧」、工学部全体の実施大学一覧や難易度の目安は「工学部編入|実施大学一覧・難易度ランキング」で確認できます。

編入準備の始め方。国際高専ならではの学年別スケジュール

国際高専は、他の高専と学年ごとの過ごし方が大きく異なります。1・2年生は全寮制の白山麓キャンパス(石川県白山市)で学び、3年生は全員がニュージーランドへ留学し、4・5年生は金沢キャンパスで金沢工業大学の研究室の一員として活動します。この特有のカリキュラムを踏まえると、編入対策はおおむね次のような流れになります。

  • 1・2年生(白山麓キャンパス): 英語力の強化と基礎科目の土台づくりが中心の時期です。この段階で「金沢工業大学への編入を軸にするか、他大学の受験も視野に入れるか」を決める必要はありませんが、数学・理科の基礎を早めに固めておくと、後の学年での選択肢が広がります。
  • 3年生(ニュージーランド留学): 留学中は語学力・国際経験を伸ばす時期にあたります。志望分野(情報系・機械系・ロボティクス系など)を意識し始めるとよいでしょう。
  • 4年生(金沢キャンパス): 金沢工業大学のラボに所属して研究活動が始まる学年です。金沢工業大学への編入を目指す場合は、この時期の研究活動や学内の推薦の仕組みを踏まえた準備が中心になります。金沢工業大学以外の大学を受験する場合は、専門科目(力学・電磁気学・情報工学など、志望学科に応じた分野)の対策と、過去問演習・面接対策を並行して進める必要があります。
  • 5年生: 出願・受験本番の時期です。金沢工業大学以外を志望する場合、併願先ごとの試験日程が重ならないか早めに確認しておくと、選択肢を狭めずに済みます。

出願資格そのもの(必要単位・在学年数など)は大学ごとに条件が異なるため、金沢工業大学以外の大学を検討する場合は「編入の出願資格と必要単位」もあわせて確認してください。

高専→大学編入のメリットやデメリット 対策の進め方など学長が解説

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オンライン編入学院 公式サイト(2026年8月19日確認)

2年連続で大学編入試験の合格者数No.1(注釈参照)のオンライン編入学院は、国際高専のような高専出身者のサポートも豊富に行っています。2027年度入学では東京大学工学部への合格者も出しています(詳しくはオンライン編入学院の合格者速報)。

国際高専からの編入は、併設校の金沢工業大学への推薦編入学が中心ですが、他大学を目指す場合は通常の編入学試験の対策が必要です。いまの学年・興味のある分野をうかがったうえで、進め方を整理します。

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よくある質問

国際高専からはどんな大学に編入できますか?

国際高専公式が公表する実績では、2022〜2025年度の4年間で、国内の大学に進学した学生は累計18名です。このうち併設校である金沢工業大学が13名と最も多く、残りは工学院大学・千葉工業大学・駒澤大学・東京海洋大学への実績があります(各年度1〜2名程度、2026年8月19日取得)。このほか、海外の大学(UNSW Sydney、University of Glasgow、Purdue University、上海交通大学)に進学した卒業生も4年間で5名います。

国際高専の大学編入の実績はどこで確認できますか?

国際高専公式サイトの「進路実績」ページに、卒業年度ごとの「進路先一覧」として、卒業者数・進学者・就職者の内訳と進学先大学名が公表されています。国際高専には専攻科がないため、進学者はそのまま国内外の大学への進学を指しています。ただし進学者には国内の大学編入と海外大学への進学の両方が含まれているため、内訳を確認する際は注意してください。

金沢工業大学への編入はどんな仕組みですか?

国際高専は学校法人金沢工業大学が運営する高専で、金沢工業大学と同じ学園に属しています。4・5年生は金沢キャンパスで学び、金沢工業大学の研究室で研究活動に取り組む機会があり、本科卒業後は金沢工業大学の学部3年次に編入学する学生が中心です。2022〜2025年度の4年間で、金沢工業大学への編入者は累計13名と、国内の編入先の中で最も多くなっています。詳しい出願資格・試験内容は、志望する学部を金沢工業大学公式の募集要項で確認してください。

金沢工業大学以外の大学への編入実績はありますか?

あります。2022〜2025年度の公式データでは、工学院大学・千葉工業大学・駒澤大学・東京海洋大学への編入実績が確認できます(いずれも4年間のうち1年度のみ、1〜2名程度の実績です)。このうち東京海洋大学は国立大学で、この4年間のデータで確認できる唯一の国立大学への編入実績です。旧帝大や筑波・神戸・広島のような難関国立大学、早慶上智など難関私立大学への編入実績は、2022〜2025年度の公式データでは確認できていません。金沢工業大学以外を目指す場合は、他の高専出身者と同じように、志望大学の編入学試験(英語・数学・専門科目・面接など)を受験する必要があります。

国際高専から大学編入の対策はいつから始めればいいですか?

国際高専は1・2年生が白山麓キャンパス、3年生がニュージーランド留学、4・5年生が金沢キャンパス(金沢工業大学のラボ配属)という、他の高専にはない学年構成です。金沢工業大学への編入を目指す場合は、4年生からの研究室配属を軸に準備が進みますが、金沢工業大学以外の大学を受験する場合は、多くの高専生と同じように、3年生ごろから志望校の情報収集と基礎科目(英語・数学)の学習を始め、4年生で専門科目の対策や過去問演習を本格化させる進め方が目安になります。

国際高専の海外大学への進学は、大学編入とは違うのですか?

はい、別の制度です。国際高専公式のデータでは、2022〜2025年度の4年間で海外の大学(UNSW Sydney、University of Glasgow、Purdue University、上海交通大学など)に進学した卒業生が5名います。海外大学への進学は、日本国内の大学編入学試験とは出願制度そのものが異なり、国際高専公式も「入学時期が4月以外になる場合がある」と説明しています。この記事では、検索する方の多くが知りたい国内の大学編入を中心に扱っています。

国際高専へ入学したい場合はどうすればいいですか?

この記事は国際高専から大学へ編入する方向けのガイドです。国際高専への入学(中学卒業段階の入学)については、国際高専公式サイトの入試情報ページをご確認ください。募集学科は国際理工学科で、入学定員は35名です。

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国際高専からの大学編入は、併設校の金沢工業大学が中心ですが、工学院大学・千葉工業大学など他大学への道もあります。いまの学年・成績・志望分野を踏まえて、無理のない進め方を一緒に考えます。

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監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)。オンライン編入学院は、大学編入に特化した完全オンラインの予備校です。国際高専からの編入は、併設校の金沢工業大学への推薦編入学が中心で、他大学への編入は少人数にとどまるのが特徴です。この記事の実績データは国際高専公式の公表値にもとづいており、最新の出願資格・試験内容は必ず大学公式の募集要項でご確認ください。無料相談では、いまの学年・成績・興味のある分野を整理したうえで、志望校の絞り込みと対策の進め方をご提案しています。

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