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岡山大学工学部

岡山大学 工学部 編入の合格体験記|りんさん・高専からエネルギーエレクトロニクス専攻へ

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08​‌​​‌​​‌‌​​​‌‌‌‌​‌‌‌​‌​​‌​‌​​​​‌

結論:受験科目が共通する大学でそろえて、対策を一度で済ませた

高等専門学校の電気電子系の学科から、岡山大学 工学部 エネルギーエレクトロニクス専攻へ進んだ方の記録です。卒業研究で実験や文献調査を重ねるうちに研究そのものが面白くなり、将来は研究開発の仕事に就きたいと考えるようになりました。志望校は卒業研究でお世話になった先生の勧めに加え、受験科目が共通する大学どうしで併願すれば対策を一度で済ませられる、という現実的な理由でも選んでいます。

対策は2024年11月から本番の2025年6月まで。最初の2か月はTOEICだけで、単語とリスニング、次に文法。1月から数学と電磁気学・電気回路を足しましたが、2月は専門科目が伸びず、成果の見えやすい英語へ逃げてしまった時期があったと本人が振り返っています。3月にTOEICを705点で区切ってからは専門中心に切り替え、直前期は休日8時間。過去問が公開されていない大学については、大学院入試の問題まで集めて演習の材料にしていました。

高等専門学校前籍
前籍GPA
2校受験した大学
8か月対策にかけた期間
合格校岡山大学 工学部 エネルギーエレクトロニクス専攻
前籍高等専門学校
前籍の学部・学科総合理工学科電気電子システム系
入学年2026年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2026年度入学

この記事で分かること

  • 卒業研究から研究職を志し、岡山大学 工学部を選ぶまでの経緯
  • 出願した2校と、その結果・当日の受験者数
  • 英語に寄りすぎた時期をどう立て直したか、8か月の推移
  • 電磁気学・電気回路で使った教材と、過去問の集め方
  • 英語の和訳・数学・専門と続く口頭試問の進み方

なぜ編入を目指したのか

私が編入を決意したのは、 編入前の学校の2年目・前期 のことでした。

編入を考え始めたきっかけは、卒業研究を進める中で研究の面白さを実感したことです。実験や文献調査を通して新しい知識を得ることにやりがいを感じ、より高度な内容を学びたいと思うようになりました。また、研究を続けるためには専門的な知識や技術をさらに身に付ける必要があると感じたことも理由の一つです。そして、将来は研究開発に携わる仕事に就きたいと考えるようになり、そのためにはより良い研究環境で学ぶことが重要だと思い、編入を決意しました。

志望校を選んだ決め手

志望校を選んだ決め手は、卒業研究でお世話になっている先生から勧めていただいたことです。また、複数の大学を受験する中で、受験科目が共通している大学であれば効率的に受験対策を進められると考えました。その中でも、自分の学びたい分野や研究内容と合致していたため、この大学を志望しました。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人 / 伝えた時期: 試験の1年以上前

編入を目指すことを家族や友人に伝えた際、どちらも前向きな反応をしてくれました。まず両親は、兄も以前に同じような形で編入学を経験していたこともあり、私が進学に挑戦することをとても喜んでくれました。編入試験に向けて勉強に取り組むことや、より専門的な学びを続けたいという考えを理解してくれ、応援の言葉をかけてくれました。 また、友人たちも良い反応をしてくれました。編入試験を受ける友人もいたため、「一緒に勉強できる」と喜んでくれました。勉強で分からないところを教え合ったり、進捗を報告し合ったりすることで、お互いに刺激を受けながら受験勉強を進めることができました。家族や友人の支えがあったことで、最後まで前向きな気持ちで編入試験に取り組むことができました。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)岡山大学 工学部 エネルギーエレクトロニクス専攻3年次推薦編入303.0倍
不合格大阪公立大学 工学部 電気電子システム工学科3年次一般編入353.5倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2024年11月 、本番の試験は 2025年6月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
2h
中期
2h
直前期
4h

休日

開始期
3h
中期
3h
直前期
8h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2024年11月
2.5h
2024年12月
3.5h
2025年1月
3.5h
2025年2月
5h
2025年3月
5h
2025年4月
5h
2025年5月
5h
2025年6月
7h

月ごとの学習の中身

  • 2024年11月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 2/5

    編入試験に向けて本格的にTOEIC対策を始め、主に単語学習とリスニングに取り組んだ。TOEICで求められる語彙数は想像以上に多く、毎日継続して覚えることに苦労した。また、リスニングでは音声のスピードについていけず、聞き取れない部分が多かった。しかし、毎日学習を続けることで英語に触れる習慣を身につけることができた。

  • 2024年12月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 2/5

    単語とリスニングに加えて文法学習を始めた。文法問題を解く中で英語の基礎を改めて確認することができた。また、リスニング学習を継続したことで、以前よりも音声が聞き取れるようになり、内容を理解できる場面が増えた。単語についても学習の成果が表れ始め、問題文の意味を把握しやすくなった。

  • 2025年1月

    主な科目: 電磁気学, 電気回路, TOEIC, 数学 / 気持ちの状態 3/5

    TOEIC対策に加え、数学と専門科目の勉強を開始した。英語では単語力が大きく向上し、多くの単語を見ただけで意味が分かるようになった。また、文法問題も素早く解けるようになり、解答にかかる時間が短縮された。一方で、新たに始めた数学や専門科目は学習範囲が広く、計画的に進めることを意識した。

  • 2025年2月

    主な科目: 電磁気学, 電気回路, TOEIC, 数学 / 気持ちの状態 4/5

    数学と専門科目の学習を続けていたが、どこから手をつけるべきか分からず、思うように成績が伸びなかった。理解に時間がかかる内容も多く、学習の進捗に不安を感じる時期だった。そのため比較的成果を感じやすかったTOEIC対策に多くの時間を割くようになり、単語やリスニングの学習を中心に進めた。

  • 2025年3月

    主な科目: 電磁気学, 電気回路, TOEIC, 数学 / 気持ちの状態 4/5

    前半でTOEIC対策に一区切りをつけ、数学と専門科目の学習へ重点を移した。特に数学は基礎から問題演習まで取り組み、一周目を終えることができた。全体像を把握できたことで、自分の得意分野や苦手分野が明確になり、今後の学習方針を立てやすくなった。

  • 2025年4月

    主な科目: 電磁気学, 電気回路, 数学 / 気持ちの状態 4/5

    専門科目の学習を進め、一通り全範囲を終えることができた。また、数学については繰り返し復習を行い、解法を定着させることに力を入れた。その結果、以前は解けなかった問題も解けるようになり、自信を持って問題に取り組めるようになった。

  • 2025年5月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, 電磁気学, 電気回路, 数学 / 気持ちの状態 2/5

    前半で数学の総復習を終わらせ、その後は専門科目に重点を置いて学習した。この時期から過去問にも取り組み始めた。実際の試験問題を解くことで、大学ごとの出題傾向や頻出分野を把握することができた。また、自分に不足している知識も明確になり、効率的な復習につなげることができた。さらに、面接試験に向けた対策も始めた。志望理由や編入を目指したきっかけ、大学で学びたい内容などを整理し、質問に対して自分の言葉で答えられるよう練習を重ねた。

  • 2025年6月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, 電磁気学, 電気回路 / 気持ちの状態 4/5

    過去問演習と専門科目の学習を中心に進めた。過去問を解くことで問題形式には慣れてきたものの、専門科目については十分な自信を持てない状態が続いていた。そのため、参考書や問題集を繰り返し復習しながら理解の定着を図った。また、口頭試問対策にも力を入れた。専門分野の基礎事項を説明できるように整理し、予想される質問に対する回答を準備した。問題を解くだけでなく、解法や考え方を言葉で説明する練習を行い、本番で落ち着いて受け答えができるよう対策を進めた。

勉強場所と環境

編入試験の勉強は、主に学校や地域の図書館で行っていました。自宅でも勉強はできましたが、周囲に誘惑が多く、集中力を維持することが難しかったため、できるだけ勉強に適した環境を利用するようにしていました。特に図書館は静かで勉強に集中しやすく、周りにも勉強している人がいるため、自分も頑張ろうという気持ちになれました。 また、私は一人で勉強を続けるのがあまり得意ではなかったため、友人と一緒に勉強することも多くありました。試験直前には、友人が所属している研究室を利用させてもらい、夜遅くまで勉強に取り組みました。分からない問題を相談したり、お互いの進捗を確認したりすることで、モチベーションを維持しながら勉強を進めることができました。自分にとっては、一人で黙々と勉強するよりも、周囲に同じ目標を持つ仲間がいる環境の方が集中しやすく、効率よく学習できたと感じています。

スランプとメンタル回復

編入対策中に最もメンタルが落ちたのは、TOEICのスコアが何度受験しても500点台から伸びなかった時期です。勉強を続けているにもかかわらず結果が出ず、3回ほど同じような点数で足踏みしたため、「本当に間に合うのだろうか」「このまま勉強を続けて意味があるのだろうか」と不安になることがありました。周りの人が結果を出しているのを見ると、焦りを感じることもありました。 正直なところ、その時期をうまく乗り越えられたとはあまり思っていません。気持ちが前向きになったというよりは、「落ち込んでいる時間はない」と自分を追い込むことで勉強を続けていました。編入試験の日程は決まっており、悩んでいても勉強時間が増えるわけではないため、とにかく目の前の単語や問題集に取り組むことを意識しました。また、友人と一緒に勉強することで刺激を受け、自分も頑張らなければという気持ちを保つことができました。結果的には、最後まで勉強を継続したことが合格につながったのではないかと思います。後輩の皆さんも、思うように結果が出ない時期があるかもしれませんが、焦らずにできることを積み重ねていくことが大切だと思います。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

電磁気学

2025年1月 〜 2025年6月

電磁気学 2周

選んだ基準: 他の編入体験談で読んでおススメ度合いが高かったから

マクスウェル方程式をいろんな角度から理解して、それを基礎に応用していった

電気回路

2025年1月 〜 2025年6月

電気回路の基礎 2周

選んだ基準: 高専の教科書で使っていたのでそのまま使った

演習問題が多いのでひたすら解いた

過去問対策(入手・分析・周回)

過去問対策では、まず入手できる過去問を繰り返し解き、出題傾向や頻出分野の把握に努めました。一方で、過去問が公開されていない大学については、インターネット上の編入体験記を数多く読み、受験者の情報を参考にしながら試験の傾向を分析しました。また、出題内容が大学院入試と似ている場合もあると考え、院試の過去問も集めて演習に活用しました。実際に問題を解くことで必要な知識や学習すべき範囲が明確になり、効率的に対策を進めることができました。こうした情報収集と演習を並行して行ったことが、試験対策に役立ったと感じています。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

編入試験を振り返ると、過去問にもう少し早い段階から取り組んでおけばよかったと感じています。実際に解いてみることで出題傾向や自分の苦手分野が分かるため、早めに着手していればより効率的に対策を進められたと思います。また、TOEICの勉強に多くの時間を費やした結果、専門教科の学習時間が不足してしまったことも反省点です。英語の対策も重要ですが、編入試験では専門教科の配点が大きい場合も多いため、両者のバランスを意識して学習計画を立てることの大切さを学びました。今振り返ると、もっと早くから計画的に準備を進めていれば、さらに余裕を持って試験に臨めたと思います。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア推移

4004505005506006507007508002024年10月・490点2024年11月・555点2025年12月・595点2025年01月・590点2026年02月・635点2025年03月・提出・705点

点をタップすると受験時期とスコアが表示されます。

受験時期の一覧を開く

2024年10月 490点 → 2024年11月 555点 → 2025年12月 595点 → 2025年01月 590点 → 2026年02月 635点 → 2025年03月 705点(提出)

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

岡山大学 工学部 エネルギーエレクトロニクス専攻

当日の受験者数30
試験時間の構成12:30 受付開始 13:30 待機時間 13:40 口頭試問
当日の気づき会場は津山線法界院駅から徒歩5分ほど どこの建物であるのかわからなくなるため注意が必要です。

大阪公立大学 工学部 電気電子システム工学科

当日の受験者数35
試験時間の構成12:00 受付開始 13:00 試験開始 15:00 試験終了後休憩 15:30 面接開始 15:45 面接終了
当日の気づき他の学科含めてかなり多くの人がいるのでどこの教室かどうかよく確認しなければならない。

りんさんが岡山大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥20,000
② 対策指導費¥0
③ 試験関連費¥35,000
④ 出願関連費¥60,000
⑤ 当日関連費¥15,000
合計¥130,000

編入したあとの生活

りんさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

編入試験は長期間の勉強が必要で、思うように成績が伸びなかったり、不安になったりすることもあると思います。私自身もTOEICの点数がなかなか上がらず、何度も焦りを感じました。しかし、最後まで諦めずに勉強を続けたことが合格につながったと思っています。周りと比べて落ち込むこともあるかもしれませんが、大切なのは昨日の自分より少しでも前に進むことです。結果が出なくても積み重ねた努力は必ず力になります。自分を信じて最後まで頑張ってください。応援しています。

— りんさん(岡山大学 工学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

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