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大阪大学工学部

大阪大学 工学部 編入の合格体験記|Taiseiさん・先輩の合格を見て志望校を変えて

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08​​‌​‌​​‌​​​​‌​‌​​​‌​‌​‌​‌‌‌​​‌​​

結論:英語を5か月で終え、残りを電気系3科目にそのまま流した

もともとは専攻科への進学を考えていた方の記録です。1年次に学んだ電気回路が面白く、より深く学びたいと思っていたところ、3年生の前期に親しくしていた先輩が京都大学と大阪大学の編入試験に合格しました。「自分の学力でも十分挑戦できる」と助言をもらったことで受験先を切り替え、レーザーの研究ができて自宅からも通える大阪大学 工学部 電気電子情報工学科を志望校に決めています。

対策の開始は2023年8月、本番は2024年8月のちょうど1年間。前半の5か月はTOEICだけに充て、初回500点から2か月後には750点を取って英語を終わらせました。年が明けた2024年1月から数学・電磁気・電気回路の3科目に入り、参考書を2週間で1章というペースで進めて3月に基礎を完了。そこからは過去問を高専の教授と相談しながら自分で解答を作り、直前は本番と同じ時間設定で演習しています。学習時間は1日5〜6時間を1年間ほぼ一定に保ちました。

高等専門学校前籍
前籍GPA
2校受験した大学
13か月対策にかけた期間
合格校大阪大学 工学部 電気電子情報工学科
前籍高等専門学校
前籍の学部・学科電気工学科
入学年2025年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2025年度入学

この記事で分かること

  • 専攻科志望から、大阪大学 工学部の編入へ切り替えるまで
  • 実際に出願した進路と、その結果・倍率
  • TOEICを先に終わらせてから専門3科目へ移った1年間の進め方
  • 数学・電磁気・電気回路で使った教材と、過去問の解答の作り方
  • 試験当日の時間の流れと、面接・志望理由書で書いたこと

なぜ編入を目指したのか

私は入学当初から進学を考えていたわけではありませんが、1年次に学んだ電気回路に強い興味を持ったことをきっかけに、より専門的な知識を学ぶため専攻科への進学を意識するようになりました。その後、高専3年生前期に親しくしていた先輩が京大と阪大の編入学試験に合格し、自分の学力でも十分に挑戦できると助言を受けました。そのため受験先を阪大に変えました。

志望校を選んだ決め手

私は、大阪大学工学部電気電子情報工学科のレーザーに関する研究に強く魅力を感じたことを志望の決め手としました。レーザー技術は通信や医療、ものづくりなど幅広い分野で活用されており、その最先端の研究に携われる環境で学びたいと考えました。また、自宅から通学可能な距離にあるため、時間を有効に活用しながら勉学や研究に集中できる点も大きな魅力でした。充実した研究環境の中で専門知識を深め、社会に貢献できる技術者を目指したいと考えています。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人・恋人・パートナー・大学・学校の先生・先輩・後輩 / 伝えた時期: 試験の1年以上前

志望を伝えた際には、家族や先生、友人のいずれからも前向きな反応をもらいました。特に、普段から勉強に熱心に取り組んでいる姿勢や、これまで積み重ねてきた成績を評価してもらい、「十分に合格を狙える」「自信を持って挑戦してほしい」と強く激励されました。その言葉を受けて、自分の努力に自信を持つことができ、より一層勉学に励みながら目標に向かって挑戦しようという気持ちが強まりました。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)大阪大学 工学部 電気電子情報工学科3年次一般編入705.8倍
合格(辞退)高等専門学校(専攻科) 工学部(高専なのでなし) 電気電子科3年次一般編入5012.5倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2023年8月 、本番の試験は 2024年8月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
5h
中期
5h
直前期
6h

休日

開始期
5h
中期
5h
直前期
6h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2023年8月
5h
2023年9月
5h
2023年10月
5h
2023年11月
5h
2023年12月
5h
2024年1月
5h
2024年2月
5h
2024年3月
5h
2024年4月
5h
2024年5月
6h
2024年6月
6h
2024年7月
6h
2024年8月
6h

月ごとの学習の中身

  • 2023年8月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 5/5

    公式問題集TEST1と単語勉強100をし始めた。また初めてTOEICを受ける500点ほどだった。

  • 2023年9月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 5/5

    先月と同じ。ただTOEICの試験結果がほとんど変わらなかったため、時間を強く意識しだす。

  • 2023年10月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 5/5

    先月と同じ。この月に受けた試験が750点だったが結果が出る日が12月の上旬だったため勉強は継続。

  • 2023年11月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 5/5

    先月と同じ。高専祭があり勉強時間を取るのが難しかった。

  • 2023年12月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 5/5

    先月と同じ。ただ学校の試験が近かったため後半からは学校の試験勉強。

  • 2024年1月

    主な科目: 数学, 電磁気, 電気回路 / 気持ちの状態 5/5

    英語以外の教科を始めるそれぞれの教材(前に記述)を2週間で一章のペース。

  • 2024年2月

    主な科目: 数学, 電磁気, 電気回路 / 気持ちの状態 5/5

    勉強内容は先月と同様。順調に進みすぎてこの時期から少しずつダレ始める。

  • 2024年3月

    主な科目: 電磁気, 電気回路 / 気持ちの状態 5/5

    勉強内容は先月と同様。ここで基礎勉強の全てが終わる

  • 2024年4月

    主な科目: 数学, 電磁気, 電気回路 / 気持ちの状態 5/5

    阪大の過去問をし始める。初めの1日で試験を解き翌日回答を作成、その翌日に解き直しと復習の3日周期の勉強。高専の編入対策用講師とメアドを交換交流し出す。

  • 2024年5月

    主な科目: 数学, 電磁気, 電気回路 / 気持ちの状態 4/5

    勉強内容は先月と同じ。確率統計の計算ミスが多く精神を追い込まれる

  • 2024年6月

    主な科目: 志望理由書, 数学, 電磁気, 電気回路 / 気持ちの状態 3/5

    勉強内容は先月と同じ。出願の時期のため志願理由書を書いたが文章が300字程度ので1日あればすぐかけた。

  • 2024年7月

    主な科目: 数学, 電磁気, 電気回路 / 気持ちの状態 3/5

    勉強内容は先月と同じ。全ても過去問を解き終わり自分で予想問題を作り始める。

  • 2024年8月

    主な科目: 数学, 電磁気, 電気回路 / 気持ちの状態 4/5

    予想問題を解きながら勉強。試験前日は思いっきり友人と遊んだ

勉強場所と環境

基本的にどこでも同じように集中して勉強できたため、物足りなさを感じたときは下校中の時間も活用して学習を進めた。特に3月から6月頃に利用していた市立図書館は、浪人生と思われる利用者も多く、受験に向けて真剣に取り組む雰囲気があった。その緊張感のある環境は自分にとって良い刺激となり、集中力の維持や学習意欲の向上につながった。周囲の努力する姿に触れることで、自分も目標に向かって着実に勉強を続けることができた。

スランプとメンタル回復

志望校対策を進める中で、数学、特に確率分野で大きな壁に直面した。問題自体の理解はできても計算量が多く、途中で計算ミスを繰り返してしまい、思うように得点できない状態が続いた。模試や演習でも同じミスを何度も繰り返し、自信を失いかけた時期もあった。しかし原因を分析した結果、焦りから途中式を省略していることがミスの大きな要因だと気付いた。そこで、時間がかかっても途中式を丁寧かつ見やすく書くことを徹底した。その結果、計算の流れを確認しやすくなり、ミスが大幅に減少した。すぐに成果が出たわけではないが、地道な改善を積み重ねたことで精度が向上し、苦手意識も克服することができた。この経験から、課題に対して原因を分析し、粘り強く改善を続けることの重要性を学んだ。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

TOEIC

2023年8月 〜 2023年10月

TOEIC公式問題集合(8まで全て) 2周

試験時間内に抑えるようなペースを覚える。自己採点の際必ず知らなかった単語、フレーズをノートにまとめること。

キクタン800 3周

音声トラックが各単語につき単語単体と例文の2つあるが例文を意識して聴くことでリスニング力を鍛えることができる。

数学

2023年12月 〜 2025年4月

編入数学徹底研究の表紙

編入数学徹底研究 1周

選んだ基準: これ一つで全てを網羅できる

これは軽くほとんど高専時代の復習の内容だったので軽く1周するだけで、早めに過去問をし始めた方が良い。

電磁気

2023年12月 〜 2024年6月

電磁気学 宇野・白井共著 コロナ社 2周

選んだ基準: 難易度が試験に近くより実践的である

編入に対してあまりに難易度が高い部分があるので過去問を見て出そうな部分だけすると良い。

電気回路

2023年12月 〜 2024年4月

ドリルと演習シリーズ 電気回路 電気書院 6回以上

選んだ基準: 今まで見た電気回路のシリーズでダントツでわかりやすく、抑えられる範囲が広い。

問題数自体はあまり多くないので期間を分けてする。

過去問対策(入手・分析・周回)

過去問題は高等専門学校から入手しました。回答は高専の教授と相談しながら自分で作成しました。まずは実際に問題を解き、出題形式や頻出分野、必要とされる知識のレベルを把握しました。その後、解けなかった問題や理解が不十分な分野を中心に教科書や参考書で復習を行い、基礎知識の定着に努めました。また、同じ問題を繰り返し解くことで解法の理解を深めるとともに、類似問題にも取り組み応用力を養いました。試験直前には本番と同じ時間を設定して演習を行い、時間配分や解答の順序を確認しました。さらに、解き直しを徹底してミスの原因を分析し、弱点を一つずつ克服することで得点力の向上を図りました。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

勉強はやりすぎたと思う。合格自体はもっとしなくても合格できた。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア推移

4505005506006507007508002023年08月・500点2023年09月・550点2023年10月・提出・750点2023年11月・730点

点をタップすると受験時期とスコアが表示されます。

受験時期の一覧を開く

2023年08月 500点 → 2023年09月 550点 → 2023年10月 750点(提出) → 2023年11月 730点

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

大阪大学 工学部 電気電子情報工学科

当日の受験者数50(70人中)
試験時間の構成9:30~11:30数学 昼食 13:00~14:30専門
当日の気づき時計はなかった。また試験会場があまり綺麗な場所でなかったが去年改装されたのでこの問題はないと思う。

高等専門学校(専攻科) 工学部(高専なのでなし) 電気電子科

当日の受験者数50
試験時間の構成9:30~11:30 数学 昼食 12:00~13:30専門
当日の気づき当日はスーツ姿

Taiseiさんが大阪大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥3,000
② 対策指導費¥0
③ 試験関連費¥28,000
④ 出願関連費¥30,000
⑤ 当日関連費¥0
⑥ その他¥0
合計¥61,000

編入したあとの生活

Taiseiさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

編入試験の勉強は大変で、不安になることもたくさんあると思います。実際、自分も「本当に合格できるのかな」と悩むことがありました。でも、毎日少しずつでも勉強を続ければ、確実に力はついていきます。
高専で学んできたことは大きな強みなので、自信を持って取り組んでください。分からないことは先生や先輩に相談しながら、早めに過去問や試験対策を始めるのがおすすめです。
大変な時期もあると思いますが、努力した経験は結果に関係なく必ず自分の財産になります。体調にも気を付けながら、自分のペースで最後まで頑張ってください。応援しています!

— Taiseiさん(大阪大学 工学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

この合格者が使った参考書

本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

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