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基礎英文法問題精講

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基礎英文法問題精講

英文法の基礎を習得したつもりでも、編入試験の長文読解で「なぜこの訳になるのか」と引っかかることはありませんか。文型・助動詞・前置詞など、一見単純な文法項目が実は複雑な使われ方をしており、その違いが読み落としにつながります。本書は、こうした「基礎だけでは説明できない文法の応用」を問題演習を通じて学べます。

この本の位置づけ

本書は高校で学ぶ文法の基礎をすでに習得している受験生を対象としています。文法参考書を一冊終えた後、さらに精度を上げたい段階での使用を想定しており、初学者向けではありません。 他の文法問題集と比べると、本書は単なる選択肢問題ではなく、解説の中で「なぜその表現が使われるのか」という背景を丁寧に掘り下げる点が特徴です。同時に、日本の受験参考書では見落とされやすい表現の微妙な使い分けを扱っています。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

文法の基礎学習を終えた大学1年生の秋から冬、あるいは編入対策を本格化させる2年生の初期段階で導入するのが効果的です。基礎がまだ不安定な時期に使用すると、応用的な内容に戸惑う可能性があります。一方、過去問演習が本格化してからの導入では、時間的な余裕がなくなるため、計画的な学習スケジュールの中で位置づけることが大切です。

使い方

各章を順番に進める必要はなく、長文読解で引っかかった表現や、自分が曖昧だと感じる文法項目から選んで学習できます。まず問題を解き、その後で解説を読んで背景知識を深める流れが基本です。ただし、問題の難度が高いため、わからない場合は無理に進めず、解説をしっかり読み込むことを優先してください。 本書で学んだ表現や使い分けは、その後の過去問演習で意識的に探す習慣をつけると、より実践的な定着につながります。長文読解中に「ああ、これは本書で学んだあの項目だ」という気づきが増えることで、読解精度が高まります。

編入試験でよく問われる論点から入るなら、次の順で読むのが効率的です。

  1. p.6 ❸ 文型と自動詞・他動詞
  2. p.35 ⑫ 文を強調するdo,代動詞のdo「文を強調する do」がここで扱われています
  3. p.49 疑問詞+to *do*「疑問詞+to do」がここで扱われています
  4. p.66 I think/believeなどの挿入 ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯
  5. p.77 修辞疑問(文)
  6. p.87 〈動詞+名詞〉の慣用表現
  7. p.108 ⑯ so, such
  8. p.122 ② 注意すべき前置詞の意味とその慣用表現

注意点

本書は出版から一定期間が経過しており、最新の出題傾向を完全に反映していない可能性があります。特に、大学によって文法の出題スタイルには差があるため、本書だけで全ての編入試験対策が完結すると考えるべきではありません。 難度のばらつきがあり、一部の問題は実務的な英語というより学習者向けの構成になっています。また、本書でカバーされていない文法項目(特に最新の口語表現や学術文体)については、長文読解や過去問で補う必要があります。本書を補助教材として位置づけ、志望大学の過去問を常に軸にした学習計画を心がけてください。

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