速読英熟語 大学入試必須の英熟語・構文1080 岡田 賢三,温井 史朗
編入試験の英語は、単語だけでなく熟語や構文の理解が得点を左右します。特に長文読解では、熟語が頻出し、その意味を瞬時に捉えられるかどうかが読み進めるスピードに影響します。本書は大学入試向けの参考書ですが、編入受験生が英熟語と構文を体系的に学ぶ際の選択肢となります。
この本の位置づけ
本書は高校英語の範囲で必須とされる熟語や構文を、1080個収録した網羅的な参考書です。編入試験の英語対策として、基礎から応用レベルまでの熟語知識を整える場合に活用できます。
ただし、編入試験の過去問分析結果としては、本書が特定の頻出論点に対応していることが確認されていません。つまり、編入試験で問われやすい熟語や構文が、この本の掲載内容とどの程度重なるかは不明です。熟語対策の選択肢として参考程度にとどめ、志望する大学の過去問を先に確認してから導入を判断することをお勧めします。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
本書の活用は、長文読解に取り組む前の基盤作りとして、準備期間が確保できるうちに始めるのが効果的です。遅くとも試験の3〜4か月前には導入し、定期的に復習する時間を確保できると良いでしょう。
もし試験直前になって「熟語の理解が不足している」と気付いた場合は、本書の全体をやるのではなく、頻出する熟語に絞って集中的に学習することになります。同志社大学理工学部の合格者も、試験の約1か月前に不足を認識してから毎日復習を重ねた経験を述べています。
使い方
本書は見出しとページ構成から、最初から順番に読み進めるのではなく、自分の弱点に応じて必要な章から学習する設計になっています。まず志望大学の過去問を読み、そこで頻出している熟語や構文を洗い出し、本書の目次(p.59の「it」、p.88の「仮定法」、p.90の「名詞・代名詞」、p.93の「間接疑問」など)から該当箇所を引いて学習するという使い方が現実的です。
学習時には、単に熟語を覚えるのではなく、それぞれの用法を実際の長文の中で確認することが大切です。本書で学んだ熟語に出会ったら、過去問の長文でその使われ方を確認する往復学習を心がけてください。
合格者の事例のように、一度学んだ内容を毎日短時間でも復習することで、熟語が定着しやすくなります。
編入試験でよく問われる論点から入るなら、次の順で読むのが効率的です。
- p.59 it「分詞構文」がここで扱われています
- p.88 仮定法
- p.90 名詞・代名詞
- p.93 間接疑問
この本を使った合格者の声
オンライン編入学院に寄せられた合格体験談から、本書を実際に使っていた受験生の記述を抜き出しました。
試験の約1か月前に不足を気付き、それ以降は毎日1周して熟語に触れることを意識して学習した。
同志社大学 理工学部 合格(2027年度) / 英語
注意点
本書は大学入試(高校生対象)の参考書であり、編入試験の過去問分析では特定の頻出論点との対応が確認されていません。つまり、この本を使うことが編入対策で必ず役立つとは限らないという点に注意してください。導入前に、志望大学の過去問で実際に必要な熟語や構文を確認することをお勧めします。
加えて、本書は網羅的な内容のため、ページ数が多く、全体を学習するには相応の時間が必要です。編入試験の準備期間が限られている場合は、過去問から逆算して「本当に必要な範囲」を定めてから活用するほうが効率的です。







