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橋爪のゼロから劇的にわかる理論化学の授業 図やイラストがカラーで見やすい

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橋爪のゼロから劇的にわかる理論化学の授業 図やイラストがカラーで見やすい

理論化学は編入試験で頻出分野ですが、気体の密度、イオン半径、電離度といった概念の理解があいまいなまま過去問に進むと、計算問題で失点しやすくなります。本書は図やイラストをカラーで示しながら、理論化学の基礎概念を段階的に解説している参考書です。編入対策で理論化学の土台を整えたい受験生に適しています。

この本の位置づけ

本書は、高校化学の履修経験が浅い、あるいは理論化学に苦手意識がある受験生向けの入門的な参考書です。「ゼロから劇的にわかる」というタイトルの通り、基本概念から丁寧に説き起こす構成になっています。

数式を羅列するだけでなく、図やイラストで視覚的に理解させるアプローチが特徴です。そのため、複雑な現象を体感的に把握したい受験生に向いています。一方、標準レベルの問題演習を求める場合は、別途で問題集を用意する必要があります。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

編入試験対策を開始する初期段階、具体的には過去問に取り組む2~3ヶ月前から導入することをお勧めします。基礎が曖昧な状態で過去問を解くと、解説を読んでも理解が進みにくいため、先に本書で概念をつかんでおくと効率的です。

もし試験直前に導入した場合、復習に時間がかかり、新しい問題演習に充てられる時間が少なくなります。逆に試験の1年以上前から導入すると、内容を忘れてしまい、直前期に改めて復習する手間が生じます。

ターゲット大学と対策できるテーマ

過去問の出題傾向を分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。

筑波大学理工学群

化学数学生物

頻出テーマ配位結合、理想気体、イオン半径、電子親和力、イオン反応式、速度式

本書の該当ページ配位結合(p.80)、理想気体(p.162)、イオン半径(p.38)、電子親和力(p.41)

お茶の水女子大学理学部

化学数学

頻出テーマ原子半径、構造図、融解曲線、電子親和力、理想気体、エネルギー図

本書の該当ページ原子半径(p.37)、構造図(p.13)、融解曲線(p.126)、電子親和力(p.41)

神戸大学理学部

化学物理

頻出テーマ大気圧、理想気体、イオン半径、状態変化、体心立方格子、配位数

本書の該当ページ大気圧(p.130)、理想気体(p.162)、イオン半径(p.38)、状態変化(p.124)

電気通信大学情報理工学域

数学

頻出テーマヘリウム、電子親和力、イオン半径、理想気体、状態図、貴ガス

本書の該当ページヘリウム(p.16)、電子親和力(p.41)、イオン半径(p.38)、理想気体(p.162)

茨城大学理学部

化学数学

頻出テーマイオン半径、イオン反応式、同素体、燃焼エンタルピー、配位数、水分子

本書の該当ページイオン半径(p.38)、イオン反応式(p.317)、同素体(p.13)、燃焼エンタルピー(p.228)

筑波大学生命環境学群

生物化学

頻出テーマ弱塩基、理想気体、速度式、極性分子、化学平衡、電離度

本書の該当ページ弱塩基(p.273)、理想気体(p.162)、速度式(p.255)、極性分子(p.84)

東京海洋大学海洋生命科学部

化学物理

頻出テーマヘリウム、理想気体、ファンデルワールス力、イオン半径、イオン反応式、中和点

本書の該当ページヘリウム(p.16)、理想気体(p.162)、ファンデルワールス力(p.87)、イオン半径(p.38)

関西大学化学生命工学部

化学数学

頻出テーマ理想気体、速度式、燃焼エンタルピー、モル分率、極性分子、化学平衡

本書の該当ページ理想気体(p.162)、速度式(p.255)、燃焼エンタルピー(p.228)、モル分率(p.146)

東北大学理学部

化学

頻出テーマ理想気体、原子価、質量数、水分子、化学平衡、単位格子

本書の該当ページ理想気体(p.162)、原子価(p.77)、質量数(p.19)、水分子(p.196)

新潟大学理学部

化学物理

頻出テーマ平衡移動、電子親和力、イオン半径、理想気体、ファンデルワールス力、化学平衡

本書の該当ページ平衡移動(p.265)、電子親和力(p.41)、イオン半径(p.38)、理想気体(p.162)

東京都市大学理工学部

化学物理

頻出テーマ理想気体、水分子、水蒸気、蒸気圧、運動エネルギー

本書の該当ページ理想気体(p.162)、水分子(p.196)、水蒸気(p.157)、蒸気圧(p.152)

近畿大学生物理工学部

化学

頻出テーマ理想気体、化学式、モル濃度

本書の該当ページ理想気体(p.162)、化学式(p.228)、モル濃度(p.173)

※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。

使い方

p.80の配位結合、p.162のStep 2「理想気体はどのような気体かとらえよう」など、過去問で繰り返し出題されている単元から優先的に読み進めることをお勧めします。不得意な分野があれば、そこを重点的に学習してください。

図やイラストを眺めるだけでなく、本に書き込んだり、別紙にポイントをまとめたりして、能動的に読む工夫をしましょう。各単元を読み終えたら、対応する過去問の該当箇所を解き直し、理解が実際の問題解法につながっているか確認する往復学習が効果的です。

本書だけでは問題演習量が不足するため、基礎概念の理解が固まった後は、標準レベルの問題集や過去問で計算力を鍛える段階へ移行してください。

編入試験でよく問われる論点から入るなら、次の順で読むのが効率的です。

  1. p.80 配位結合
  2. p.162 Step 2 理想気体はどのような気体かとらえよう。

注意点

本書の出版年を確認してから導入してください。版が古い場合、最新の大学編入試験の傾向と内容にズレが生じている可能性があります。購入前に発行年を必ずご確認ください。

本書は基礎的な概念解説に重点を置いているため、応用的な問題や、大学編入試験で出題される発展的な内容(例えば、特定の大学で頻出の独特な出題形式)には対応していない場合があります。編入対策の初期段階の基礎固めには適していますが、これだけで十分な対策とは言えません。過去問分析に基づき、不足している範囲は別の参考書や問題集で補う必要があります。

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