改訂版 大学入試 柳生好之の小論文 プラチナルール 柳生 好之
小論文試験では、社会的なテーマに対して自分の考えを論理的に述べる力が求められます。特に経済格差や経済発展といったテーマは、編入試験でもよく出題されるため、これらに対してどのようにアプローチするかが重要です。本書は、小論文の基礎的な構成方法から実践的な論述まで、体系的に学べる参考書です。
この本の位置づけ
本書は小論文を初めて学ぶ受験生から、基礎を固め直したい受験生まで対応しています。特に高校までで小論文の勉強をしていなかった短大生や高専生にとって、文章構成の「型」を習得するのに役立ちます。 他の小論文参考書と比べて、本書は「プラチナルール」という著者独自の論述ルールを軸に、応用可能な基本パターンを繰り返し練習できる点が特徴です。また、社会科学系のテーマ(経済格差、経済発展など)を扱った例題が充実しており、文系学部の編入対策に適しています。
いつどのタイミングの編入受験生におすすめか
編入試験で小論文が必須科目であれば、遅くとも出願の4〜5ヶ月前には導入することをお勧めします。論述力の養成には時間がかかるため、早めのスタートが有利です。 逆に試験直前に導入すると、基礎的な型を学ぶ時間が不足し、過去問での実践演習が十分にできなくなる可能性があります。一方、1年以上前に導入すると、学んだ内容を忘れてしまうリスクがあるため、定期的な復習が必要になります。
ターゲット大学と対策できるテーマ
オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。
※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。
使い方
まず本書の冒頭で小論文の基本的な構成を理解した後、各章の例題を通じて実際の論述パターンを学んでください。読むだけでなく、各例題に対して自分で考えを整理する時間を設けることが大切です。 次に、対象大学の過去問(特に経済格差・経済発展に関する出題)を入手し、本書で学んだ構成方法を使って実際に答案を作成してみてください。その後、採点基準を参考にしながら自分の答案を見直し、不足していた論点や論理展開を本書に戻って補強するという往復を繰り返すことで、実践力が高まります。 1冊の演習だけでなく、複数の過去問に対して同じアプローチを何度も試みることで、柔軟な論述力が身につきます。
注意点
本書は改訂版のため、出版年がやや古い可能性があります。特に経済格差や経済発展といった社会的テーマの例題は、最新の統計情報や事例と異なっている場合があります。本書で学んだ構成方法は活用できますが、具体例を挙げる際は、より最新の資料や新聞記事も参考にしてください。 本書は小論文の基本的な「型」と論述方法に重点を置いているため、特定の専門分野の深い知識(経済学の理論など)については、別途の参考書や講義資料で補う必要があります。久留米大学の国際関係論に対応するには、本書と並行して、該当分野の基礎的な知識習得も進めることをお勧めします。







