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公認心理師・臨床心理士大学院対策鉄則10&過去問30. 院試実戦編 KEIアドバンス,坂井 剛

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公認心理師・臨床心理士大学院対策鉄則10&過去問30. 院試実戦編 KEIアドバンス,坂井 剛

編入試験の心理学分野では、臨床心理学の専門用語や理論を正確に理解し、事例への応用ができるかが問われます。特に来談者中心療法や治療同盟などの概念は、単語の暗記では不十分で、背景にある考え方まで把握する必要があります。本書は「鉄則10」と「過去問30」の二部構成で、これらの頻出テーマを体系的に学べるように設計されています。

この本の位置づけ

本書は、編入試験で心理学系の学部・大学院を目指す受験生が対象です。臨床心理学の基礎知識がある程度ある状態から、試験に頻出される重要論点を整理し、実際の問題形式に慣れていく段階に適しています。 同じ心理学でも、実験心理学や統計手法に特化した参考書とは異なり、本書は臨床心理士資格試験の出題範囲と編入試験の傾向が重なることに着目した構成になっています。信頼関係、共感的理解、無条件の肯定的配慮といった対人援助の基本概念から、生物心理社会モデルなどの統合的な理解まで、幅広い論点をカバーしています。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

本書の導入は、基本的な心理学用語の学習を終えた後、編入試験の過去問に本格的に取り組む前の段階が目安です。具体的には、受験予定の1年前から8ヶ月前までに「鉄則10」で重要概念を定着させ、その後「過去問30」で実際の出題パターンに慣れていくペースが効果的です。 導入が早すぎると、基礎が不安定なまま応用段階に進むことになり、各論点の関連性が理解しきれません。逆に遅すぎると、過去問演習の時間が限定され、得点力を高める反復学習ができません。

ターゲット大学と対策できるテーマ

オンライン編入学院が保有する過去問データベースを分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。

奈良女子大学生活環境学部

心理学

頻出テーマ信頼関係、来談者中心療法、共感的理解、無条件の肯定的配慮、臨床心理学

本書の該当ページ来談者中心療法(p.69)、無条件の肯定的配慮(p.101)、倫理的配慮(p.139)

奈良女子大学生活科学部

心理学

頻出テーマ生物心理社会モデル、生物学的要因、心理学的要因

本書の該当ページ生物学的要因(p.56)、心理学的要因(p.56)、生物心理社会モデル(p.53)

大学院立教大学大学院現代心理学研究科

心理学研究法

頻出テーマ事例研究、調査研究、研究倫理

本書の該当ページ事例研究(p.143)、調査研究(p.134)、研究倫理(p.139)

法政大学現代福祉学部

心理学

頻出テーマ治療同盟、精神疾患、臨床心理学

本書の該当ページ治療同盟(p.105)、臨床心理学(p.143)、精神疾患(p.164)

富山大学人文学部

心理学研究法・統計

頻出テーマ研究目的、研究方法

本書の該当ページ研究目的(p.143)、研究方法(p.137)

※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。

使い方

まず「鉄則10」の第1章から第6章を順に読み進めます。各章は臨床心理学の主要領域(臨床心理士の役割、査定・診断、治療法など)に分かれており、見出しと解説文だけを追うのではなく、重要概念がどのような文脈で登場するかを把握することが重要です。 次に「過去問30」に進み、奈良女子大学や富山大学など、実際の編入試験で出題された問題を解きます。解答後は、その問題がどの「鉄則」と結びついているか確認し、理論と出題形式の関連性を意識します。特に研究倫理や研究方法に関する問題は、単なる知識ではなく、与えられた事例に理論を適用する力が問われるため、自分の答案を「なぜそう考えたのか」まで言語化して整理することが効果的です。 最終段階では、受験予定大学の過去問と併用し、本書の内容がどの程度の深さで試験に反映されているかを確認します。

編入試験でよく問われる論点から入るなら、次の順で読むのが効率的です。

  1. p.16 第1章 臨床心理士とは「臨床心理面接」がここで扱われています
  2. p.37 第2章 臨床心理査定・診断「事例性」がここで扱われています
  3. p.69 第3章「来談者中心療法」がここで扱われています
  4. p.95 第6章「自閉スペクトラム症」がここで扱われています
  5. p.118 第4章「コミュニティ・アプローチ」がここで扱われています
  6. p.145 第5章「単一事例実験」がここで扱われています

注意点

本書は2024年の情報に基づいていますが、心理学分野では診断基準(DSM-5など)や統計手法が随時更新される点に注意が必要です。学習時には、用語の背景や最新の学説動向を、大学の講義や最新の学術雑誌で補足することを勧めます。 また、本書が対策になる大学は記載されていますが、それ以外の大学・大学院でも心理学系の編入試験を受験する場合、出題傾向が異なる可能性があります。志望校の過去問を最優先に確認し、本書を補助教材として位置づけることが重要です。本書でカバーしていない統計分析手法や神経心理学的トピックについては、別途の参考書が必要になる場合もあります。

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