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東京農工大学工学部

東京農工大学 工学部 編入の合格体験記|kazeさん・高専から応用化学科へ、5か月の推薦対策

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08​​‌​‌‌​​‌‌​‌​‌​‌​​​‌​​‌‌‌‌‌‌‌‌​‌

結論:生物から化学へ移るぶん、過去問5年分を3周して穴を潰した

高等専門学校の生物資源工学科から、東京農工大学 工学部 応用化学科へ推薦で進んだ方の体験記です。高専の研究で天然由来の成分や機能性材料を扱ううちに、性質を分析して終わりにするのではなく、それを社会の課題解決にどうつなげるかを学びたくなったことがきっかけでした。先輩や他高専の友人から応用化学科の研究の話を聞き、環境調和型の材料を扱う研究室が自分の関心とほぼ重なると分かって志望を固めています。

対策期間は2025年1月から5月までの5か月と短めです。1月は志望理由書に集中し、2月に東京農工大学の過去問を5年分、3月はその分析と知識の穴埋め、4月は他大学の過去問へ範囲を広げ、5月は先生と面接練習に充てました。1日の学習時間は1月の6時間から4月には11時間まで上がっています。専門が生物から化学へ変わるぶん、冬休み明けから動くべきだったというのが本人の反省です。

高等専門学校前籍
前籍GPA
1校受験した大学
5か月対策にかけた期間
合格校東京農工大学 工学部 応用化学科
前籍高等専門学校
前籍の学部・学科生物資源工学科
入学年2026年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2026年度入学

この記事で分かること

  • 高専の研究から、化学・材料をもっと学びたいと思うまで
  • 実際に出願した大学と、その結果
  • 1月から本番の5月まで、5か月をどう配分したか
  • 物理化学・有機化学・無機化学の過去問をどう回したか
  • 東京農工大学の試験当日と、面接で聞かれたこと

なぜ編入を目指したのか

私が編入を考え始めたきっかけは、高専での研究を通して、化学や材料の知識をもっと深く学びたいと思うようになったことです。特に、天然由来の成分や機能性材料について調べる中で、ただ分析するだけでなく、その性質をどのように活かして社会の課題解決につなげるかに強く興味を持ちました。 その中で東京農工大学の兼橋先生の研究室を知りました。兼橋先生の研究室では、高分子科学、機能材料、環境科学を基盤として、持続可能社会に役立つ環境調和型機能性マテリアルの創製を目指していると知り、自分の興味と非常に近いと感じました。特に、基礎研究だけでなく、サーキュラーエコノミーや社会実装まで見据えている点に強く惹かれました。

志望校を選んだ決め手

大学の先輩や他の高専の友達から紹介「農工大学の応用化学学科は最先端研究やいっぱい研究やってって」と聞き、農工大学の応用化学の学科具体的な実験内容をもっと知りたくなりました。 グローバル化にもよく活躍して、食料・カーボンニュートラル・エネルギー・など地球規模課題に挑戦して(例えば、兼橋研究室では先生はSATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)に参加しています。私はこのことに興味深いです。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人 / 伝えた時期: 試験の半年〜1年前

編入を考え始めたとき、最初に相談したのは両親でした。父は最初、「今の高専で頑張ってきたのだから、そのまま就職してもよいのではないか」と少し心配していました。特に、編入後の勉強の難しさや生活面を気にしていました。一方で母は、「自分が本当に学びたいと思うなら挑戦した方がいい」と応援してくれました。友人に話したときは、「そこまで具体的に行きたい研究室があるなら、受けてみるべきだ」と背中を押してくれました。担任の先生にも相談したところ、志望理由をもっと明確にするようにアドバイスをいただきました。周囲の反応を聞く中で、自分の気持ちが一時的なものではなく、本当に兼橋先生の研究室で学びたいという思いだと再確認できました。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)東京農工大学 工学部 応用化学科3年次推薦81.1倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2025年1月 、本番の試験は 2025年5月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
4h
中期
5h
直前期
5h

休日

開始期
6h
中期
8h
直前期
9h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2025年1月
6h
2025年2月
8h
2025年3月
10h
2025年4月
11h
2025年5月
9.5h

月ごとの学習の中身

  • 2025年1月

    主な科目: 志望理由書 / 気持ちの状態 2/5

    志望理由書をかくこと

  • 2025年2月

    主な科目: 過去問 / 気持ちの状態 3/5

    東京農工大学の過去形5年分解く

  • 2025年3月

    主な科目: 過去問 / 気持ちの状態 4/5

    過去問解いた問題分析、知識不足のところを復習

  • 2025年4月

    主な科目: 過去問 / 気持ちの状態 4/5

    他の大学の過去問解く(東京科学大学、京都繊維、信州など)

  • 2025年5月

    主な科目: 面接/口頭試問 / 気持ちの状態 3/5

    先生と練習する

勉強場所と環境

私は主に、図書館と自分の部屋を使い分けて勉強していました。図書館では周りにも勉強している人が多く、自然と集中しやすかったです。特に過去問演習や数学・専門科目など、長時間考える必要がある勉強は図書館で行うことが多かったです。一方で、自分の部屋では参考書やノートを広げやすく、分からないところを調べたり、間違えた問題を整理したりするのに向いていました。ただ、部屋ではスマホや休憩の誘惑も多かったので、「この時間までは机から離れない」と決めていました。図書館は集中する場所、部屋は復習や整理をする場所として使い分けることで、勉強の効率を上げることができました。

スランプとメンタル回復

編入対策中に一番メンタルが落ちたのは、過去問を解いても思うように点数が取れなかった時です。特に、勉強しているはずなのに同じような問題で間違えると、「本当に合格できるのかな」と不安になり、机に向かっても集中できない日がありました。そのときは、無理に長時間勉強を続けるのではなく、一度外に出て散歩したり、ジムで体を動かしたりして気持ちを切り替えるようにしました。運動すると頭がすっきりして、悩みすぎていた気持ちが少し軽くなりました。また、頑張った日はおいしいごはんを食べることを自分へのご褒美にしていました。完全に不安がなくなるわけではありませんでしたが、勉強だけに閉じこもらず、体を動かしたり生活の中に楽しみを作ったりすることで、少しずつ前向きに戻ることができました。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

面接

2025年4月 〜 2025年6月

先生と練習 2周

過去問対策(入手・分析・周回)

過去問は、まず東京農工大学の公開資料を確認し、その後、高専の進路資料室や先輩から入手できる分を集めました。最終的には直近5年分ほどを使って対策しました。最初の1周目は、いきなり解くのではなく、どの分野がよく出るのか、問題の形式や難易度を確認しました。2周目からは時間を測って本番形式で解き、解けなかった問題には印を付けました。3周目では、間違えた問題だけをもう一度解き直し、「なぜ間違えたのか」「どの知識が足りなかったのか」をノートにまとめました。さらに、不安な問題は先生や友人に見てもらい、出題傾向を分析し、自分の弱点を見つけて意識すること。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア

2025年1月865

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

東京農工大学 工学部 応用化学科

当日の受験者数8
試験時間の構成筆記試験(45分)と10分ぐらいの面接がある。(口頭試験はない) 筆記試験は物理化学、有機化学、無機化学・分析化学から三つ分野(英語も)で、それぞれ15分の試験。今年出た範囲は以下 物理化学:溶解度計算、熱力学分子運動論(マクスウェル分布のところかな) 9:20~9:35 無機・分析化学:ポーリング法則について説明、沈殿反応のイオン濃度計算(質問は英語だった)9:36~9:51 有機化学:グリニャール反応原理、オルト・パラ・メタ配向性、アセトンのアルドール縮合、クメン法、ヨウ素と反応、異性体の構造書く 9:52~10:07 10:20から面接試験(荷物を持って面接試験場へ行く)
当日の気づき応用問題も出るが、焦らず基本の問題を解いたら、いちおう大丈夫だと思う。東京農工大学は面接を大切にするらしいので、面接練習もしっかりやってください。私は試験の2日前に出発することになった。(一日目は移動の日で、二日目は大学の見学と最後の復習)私は試験が府中キャンパスにあると間違って、その近くホテル予約しまった。(工学部は小金井キャンパスにあるから)

kazeさんが東京農工大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥10,000
② 対策指導費¥0
③ 試験関連費¥10,000
④ 出願関連費¥31,000
⑤ 当日関連費¥50,000
合計¥101,000

編入したあとの生活

差分: −44単位 (認定率 59% )

単位はどれくらい認定されたか

108単位編入前の取得単位
64単位認定された単位
44単位認定されなかった単位
59%認定された割合

認定された 64単位(59%)認定されなかった 44単位(41%)

編入前に取得した108単位のうち、編入先に引き継がれたのは64単位です。残りの44単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。

kazeさんが編入したあとに分かったこと

編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際

編入後の就職活動の状況

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

生物から化学へ変える道を選ぶなら、受験勉強は早く始めた方がいい(冬休み明けからやった方がいい)。私が使った教科書は物理化学アトキンス(上篇・下篇)、基本から大学院入試まで有機化学、東京同学無機化学、基本から大学院入試まで無機化学おすすめ。分析化学私は間に合わなくてやっていなかった。(一応やった方がいい)
推薦入試は一般入試と比べて少し楽だと聞いた。いい席次で推薦を取れるように頑張って下さい。

— kazeさん(東京農工大学 工学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

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