東京農工大学 工学部 編入の合格体験記|atoさん・高専の物質工学科から化学と農学の研究へ
結論:定期試験と過去問の重なりを抜き出して、数学から先に固めた
高等専門学校の物質工学科から、東京農工大学 工学部 応用化学科へ進んだ方の記録です。進路を考えたのは3年目以降。高専の専攻科は授業数も内容も学習環境も自分には物足りず、同じ2年を使うなら大学でもっと発展的な内容と先端の研究に触れたいと考えました。志望校を決めたのは研究テーマからで、化学と農学を掛け合わせる研究が盛んな大学を探していて東京農工大学に行き着き、ここだと思ったそうです。
動き出したのは2024年の夏、本番はその翌年の5月です。最初にやったのは、高専の定期試験と編入試験の問題を見比べて重なる範囲を抜き出すこと。そこから網羅的に復習しています。教材は高専の授業で使っていたものをそのまま使い、新しい参考書は1冊も買っていません(教材費は0円)。過去問どおりの出題が続いていた数学を先に9割目標で仕上げ、3月からは有機化学を軸に化学へ戻す順番でした。1日の学習時間は1.5時間から始まり、直前期には9.5時間まで上がっています。
| 合格校 | 東京農工大学 工学部 応用化学科 |
|---|---|
| 前籍 | 高等専門学校 |
| 前籍の学部・学科 | 物質工学科 |
| 入学年 | 2026年4月 入学 |
| 編入年次 | 3年次 |
| 受験年度 | 2026年度入学 |
この記事で分かること
- 専攻科ではなく大学を選んだ理由と、東京農工大学を志望校にした決め手
- 実際に出願した大学と、その結果・当時の受験者数
- 2024年8月から2025年5月まで、数学と化学をどの順番で回したか
- 高専の授業で使っていた教材だけで進めた対策と、過去問の入手方法
- 推薦試験当日の流れ・無機/有機/分析の出題内容と、面接で聞かれたこと
なぜ編入を目指したのか
私が編入を決意したのは、 編入前の学校の3年目以降 のことでした。
高専の専攻科のプログラム、具体的には授業数やその内容、また、その学習環境に魅力を感じなかった。専攻科に進学するなら大学に進学し、より発展的でアカデミックな内容と、より先端的な研究に取り組もうと考えた。そのため、大学への編入を決意した。
志望校を選んだ決め手
私は化学と農学の掛け合いができるような研究にとても興味があった。そのような研究が盛んに行われている大学を探していた。そんな中、東京農工大学を見つけ、ここだ!と思い、決め手とした
編入を周りに伝えた時の反応
伝えた相手: 家族・友人・恋人・パートナー・大学・学校の先生・先輩・後輩 / 伝えた時期: 試験の1年以上前
特に、周りの人からは反対はされず、むしろ応援された。同じく、編入を志すクラスの人と切磋琢磨しながら、編入試験までの勉強に取り組んだ。周りに編入を志す仲間がいると、勉強がスムーズにしやすく、分からない範囲も気兼ねなく聞けたのは大きかったと思う。
受験した大学とその結果
この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。
| 結果 | 大学・学部 | 編入年次 | 試験区分 | 受験者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 合格(入学) | 東京農工大学 工学部 応用化学科 | 3年次 | - | 8 | 1.1倍 |
受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。
合格までの学習計画
私が編入試験対策を始めたのは 2024年8月 、本番の試験は 2025年5月 でした。
時期別の1日の学習時間
平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。
平日
休日
1日あたりの学習時間の推移
月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。
月ごとの学習の中身
- 2024年8月
主な科目: 化学 / 気持ちの状態 4/5
そろそろ勉強始めないといけないと考え、今までの復習をはじめようと考え、編入試験に向け動きだした。
- 2024年9月
主な科目: 化学 / 気持ちの状態 4/5
定期試験と編入試験の問題を見比べ、重なるポイントを抽出し、そのあたりの勉強を網羅的にこなした
- 2024年10月
主な科目: 化学 / 気持ちの状態 5/5
物理化学が苦手だったため、この月は重点的に行った
- 2024年11月
主な科目: 化学 / 気持ちの状態 4/5
少し、モチベーションが下がり、あまり対策はできなかったが、有機や無機の復習を行った
- 2024年12月
主な科目: 化学, 数学 / 気持ちの状態 4/5
定期試験があり、リソースはそっちに持っていかれた。専門の化学の勉強が飽きてきたので、数学に取り組み始めた。
- 2025年1月
主な科目: 数学 / 気持ちの状態 3/5
数学は例年過去問通りであるため、非常に対策しやすく、数学の勉強がはかどった。
- 2025年2月
主な科目: 志望理由書, 数学 / 気持ちの状態 2/5
試験で9割を目標に数学を先に仕上げた。また、志望理由書も書き始めた。
- 2025年3月
主な科目: 面接/口頭試問, 化学, 数学 / 気持ちの状態 1/5
今まで数学に力を入れていたせいで、化学がおろそかになってしまっていたので、とりあえず、特得意な有機化学を完璧にした。また、面接対策に向け、志望理由や卒研の内容、入学後したいことなどをまとめた。
- 2025年4月
主な科目: 化学, 数学 / 気持ちの状態 2/5
無機化学、分析化学などに手をつけ、大まかに復習し、過去問に取り組んだ
- 2025年5月
主な科目: 化学, 数学 / 気持ちの状態 3/5
ぬけがある部分や、面接対策などを一気に詰め込んだ。ひたすら推薦試験への対策を繰り返した。
勉強場所と環境
寮に住んでいたため、基本は皆と共用スペースで勉強した。飽きたら高専の図書館や公共の図書館に行き、気分転換しながら勉強を続けた。
スランプとメンタル回復
勉強するほど自分の不出来が露出してくるので、他大学に編入する友達と公式の暗記等や有機分子、概念何かを問題形式で出し合い、互いに教えたりした。とても楽しかったのでメンタル回復になったと思う。
科目ごとの対策と使った教材
科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。
化学
2024年8月 〜 2025年5月
ボール物理化学、ハート有機化学、基本無機化学、ベーシック化学工学 2周
選んだ基準: 高専での授業に用いていたため、新たに参考書は購入しなかった。ハート有機化学でもいいかもしれないが、ほかのマクマリー等の方がより詳しく分かりやすいと思うのでお勧めです
過去問から重点的に出てる範囲を復習していった
数学
2024年8月 〜 2025年5月
高専テキストシリーズの線形代数、微分積分 2周
選んだ基準: 高専での授業に用いていたため、新たに参考書は購入しなかった。
過去問を周回し、分からない範囲や忘れている概念などを思い出すのに使用した
過去問対策(入手・分析・周回)
過去問は友達ずてでもらいました。他の高専から東京農工大に編入する人がいると聞いたので、連絡を取り、過去問をもらいました。そこで、解いた問題の正誤を一緒に行い、勉強がはかどりました。
振り返ってみて、これもやっておけばよかった
もっと早くから対策すべきだと思った。正直なところ推薦で合格しなければ、筆記試験では合格できなかったと思う。推薦でかなり合格者を決めるため、読者が推薦を取れる環境にあるなら絶対に取るべきだと考える。計画的に専門の勉強を行い、過去問に出てくる問題パターンには慣れたほうがいい。あと、試験時間が短いので、短時間で問題を解く練習をしとけばよかったと思った
AIの活用方法
GEMINIのPROが無料期間に申し込めたので、過去問の回答作成に利用した。また分からない問題にもかなり使用した。
試験当日はどうだったか
当日の時間の流れと、会場で感じたことです。
東京農工大学 工学部 応用化学科
| 当日の受験者数 | 8 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | あまり、覚えていないが、午前中の試験であった。推薦の試験は、はじめに15分程度の無機、有機、分析のそれぞれの試験があり、その後面接であった。面接は10分程度で終わった。 |
| 当日の気づき | 推薦のペーバー試験は毎年いずれかが、英語で出題される。あまり心配する必要はない。また、15分しか試験時間がないため、非常に焦り、後悔もするがマインドを切り替えて保つことが大切。 |
atoさんが東京農工大学の面接で実際に聞かれた質問
面接で投げられた質問と、その場での答え方
志望理由書のどこを突かれたか
筆記で何がどう出たか(科目ごと)
面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
受験にかかった費用
編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ① 教材・書籍代 | ¥0 |
| ② 対策指導費 | ¥0 |
| ③ 試験関連費 | ¥0 |
| ④ 出願関連費 | ¥5,000 |
| ⑤ 当日関連費 | ¥60,000 |
| 合計 | ¥65,000 |
編入したあとの生活
atoさんが編入したあとに分かったこと
単位認定でもっとこうしておけばよかったこと
編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際
編入後の就職活動の状況
編入学後に気づいた貴重な情報
単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。
編入前の自分へ
編入することは将来のあなたにとって役立つと思います。そのため、まずは共に勉強する仲間を見つけて競い合ってください。当日は、今までの努力を信じて受験しましょう。あと、推薦を取れるなら絶対に取ってください。推薦の方が圧倒的に合格しやすいです。
— atoさん(東京農工大学 工学部)
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026-08-08

