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編入しやすい大学の見分け方|募集人員・科目・出願資格で見る1525の募集

編入しやすい大学の見分け方|募集人員・科目・出願資格で見る1525の募集

「編入しやすい大学」を探している方に、先に正直に書きます。‌‌‌‌​‌​‌‌‌​‌​​​​‌​​‌‌​‌​​​‌​‌​​‌

倍率では探せません

「入りやすさ」を測るなら倍率がいちばん分かりやすいのですが、編入試験の倍率は、公表している大学のほうが少ないのが実情です。この記事のもとにした1525件の募集要項にも、志願者数・合格者数・倍率は1件も載っていません。

ですので、この記事に倍率は出てきません。推測で数字を作ることはしません。倍率を公表している大学については、その大学ごとの記事で扱っています。

代わりに、要項に必ず書いてある3つをものさしにします。これなら全部の大学で同じように比べられます。

ものさし何が分かるか注意
① 募集人員何人とるかただし64%が「若干名」で、人数が読めません
② 出る科目何を勉強すればよいか英語が要らない募集が半分あります
③ 出願資格の広さそもそも自分が出せるかここで落ちる方がいちばん多いところです

この記事で分かること

  • 🔴 募集人員の64%(980件)が「若干名」で、人数が読めないこと
  • 人数を出している545件の内訳(中央値10名・最大181名)と、多い順の20件
  • 🔴 英語の筆記が要らない募集が766件(50%)あること
  • 小論文と面接だけで受けられる募集が266件あること
  • 自分の出身区分で出願できる募集が何件あるか
  • 🔴 募集人員が多い大学=入りやすい、ではない理由

この記事の範囲(先に読んでください)

試験日・出願期間は大学ごとに異なり、募集要項の公表時期もまちまちです。この表は各大学が公表している最新の募集要項に基づいています。2027年度(2027年4月入学)の要項が未公表の大学は、昨年度(2026年度)の要項の日程を掲載し、その行に「昨年度」の印を付けています。試験時期はおおむね毎年同じ傾向ですが、出願前に必ず大学の最新の募集要項でご確認ください。

  • 読んだのは294大学・1525件の募集要項です(2026年9月19日時点)。
  • 倍率・志願者数・合格者数は扱いません。もとにしたデータに無いためです。
  • 「ここが入りやすい」という順位づけはしません。同じ募集でも、出身の区分と科目によって、難しさは人ごとに違うためです。
  • 要項に書かれていないことは、無いことの証明ではありません。

ものさし①募集人員は64%が「若干名」

いちばん最初に知っておいてほしいのがこれです。1525件のうち980件(64%)は、募集人員が「若干名」です。人数が書いてあるのは545件しかありません。

「若干名」は0名のこともあります。欠員が出なければ募集しない、という大学があるためです。人数で選ぶという作戦は、そもそも半分以上の募集では使えません。

人数が書いてある545件の内訳です。中央値は10名、いちばん多いところで181名でした。

募集人員募集の数(545件中)
1〜2名83件
3〜5名117件
6〜10名180件
11〜20名111件
21名以上54件

募集人員が多い20件

募集人員大学学部・学科年次国公私選考科目
181名豊橋技術科学大学工学部3年次国立機械工学課程      :国語,英語,応用数学,専門科目 / 電気・電子情報工学課程 :国語,英語,応用数学,専門科目
172名長岡技術科学大学工学部3年次国立1日目:学科試験 / ・国語 / ・英語 / ・数学・応用数学 / ・志望課程別科目(募集要項を確認) / 2日目:面接
70名京都外国語大学外国語学部3年次私立(1)日本語学科 / 専攻科目(日本語学・日本文化・日本文学・日本語教育の4領域から出題) / 小論文 / 個人面接 /
63名帝京大学経済学部3年次私立・学科試験:国語または英語から1科目選択 / ・書類審査 / ・面接
60名千葉大学工学部 総合工学科3年次国立面接及び口頭試問
60名金沢大学融合学域3年次国立英語外部試験、小論文、口述試験 / 口述試験 / 先導学類は英語及び数学の基礎的な学力・能力が備わっているかを問う。 /
50名京都工芸繊維大学工芸科学部3年次国立・応用生物学課程:生物学,面接 / ・応用化学課程:化学,面接 / ・電子システム工学課程:数学,専門基礎(力学,電磁気
50名近畿大学経営学部3年次私立・英語 / ・経営学、商学、会計学、キャリア・マネジメントに関する基礎テスト
45名熊本大学工学部3年次国立【土木建築学科】 / ・社会基盤工学プログラム:専門,数学,面接 / ・地域デザインプログラム:専門,数学,面接 / ・
40名大阪工業大学工学部3年次私立数学,物理又は化学,英語,面接
40名金沢大学理工学域3年次国立●一般選抜 / 数物科学類(数学分野、応用数理分野):数学(微分積分、線形代数)、口述試験 / 数物科学類(計算科学分野
39名大阪公立大学工学部3年次公立航空宇宙工学科 / 専門科目(材料力学、熱力学、流体力学) / その他(TOEFL, TOEIC L&R, IELTS,
39名東京農工大学工学部3年次国立●1日目 / 生命工学科:数学,英語,専門科目(口述試験) / 生体医用システム工学科:数学,英語,理科(物理) / 応
35名九州工業大学情報工学部3年次国立面接,口頭試問 / 各学科の口頭試問 / 知能情報工学科:数学,情報基礎 / 情報・通信工学科:数学,情報基礎 / 知的
35名名古屋芸術大学芸術学部 芸術学科3年次私立【音楽領域】 / ●I類(声楽コース,鍵盤楽器コース,弦管打コース):指定実技,個人面接 / ●II類(ウインドアカデミ
32名沖縄国際大学総合文化学部3年次私立専門試験,面接試験
30名三重大学人文学部3年次国立【文化学科】 / 小論文,外国語,面接 / 【法律経済学科】 / 論述試験,面接
30名三重大学工学部 総合工学科3年次国立機械工学コース:英語(※TOEIC),数学,力学,面接 / 電気電子工学コース:英語(※TOEIC),数学,電磁気学,電
30名九州大学工学部3年次国立口頭試問(志望動機のほか、理系科目(数学、物理、化学)の基礎学力及び工学に関する基礎的知識も問う)
30名京都外国語大学国際貢献学部3年次私立・専門科目(各学科の専門分野に関する論述問題) / ・口頭試問(グローバルスタディーズ学科を志望する者は英語で面接を行う

🔴 ここを「入りやすい順」と読まないでください。募集人員が多い大学は、受ける人も多いのがふつうです。人数が多いことで分かるのは「入りやすさ」ではなく、その大学が編入を制度としてきちんと運用しているということです。毎年安定して実施され、情報も出やすい、という意味では選びやすい相手です。

募集人員が「若干名」の大学ばかりを並べても、出願できるかどうかは分かりません。いまの在籍区分と修得単位で、実際に出せる募集がどれかを確かめるところからです。

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ものさし②英語が要らない募集が766件

1525件のうち、どの科目が出るかを数えました。1つの募集に複数の科目が出るので、合計は件数と一致しません。

出る科目募集の数(1525件中)割合
面接・口頭試問1412件93%
小論文829件54%
英語(筆記)527件35%
専門科目248件16%
書類審査・志望理由書194件13%
数学192件13%

🔴 英語の筆記が課されない募集が766件(50%)あります。英語が不安で編入をあきらめかけている方は、ここを最初に見てください。ただしTOEICなどのスコア提出を求める大学は別にありますので、「英語なし」は「英語がまったく関係ない」という意味ではありません。

さらに、小論文と面接だけで受けられる募集が266件あります。専門科目の勉強に時間を取れない方は、この形から探す手もあります。ただし科目が少ないほど、1科目あたりの比重は重くなります。

ものさし③出願資格の広さ

いちばん多くの方がつまずくのがここです。編入は、大学ごとに「誰が出せるか」が違います。志望校を決めてから出願資格を見て、出せないと分かる——これが起きます。

出身の区分ごとに、出願できると要項に書かれている募集の数です。

出身の区分出願できると書かれている募集(1525件中)割合
短期大学卒1383件91%
高専卒1280件84%
専門学校卒1219件80%
学士1164件76%
大学2年在学990件65%
社会人160件10%

募集の側から見ると、こうなります。6つの区分のうちいくつを受け入れているかで数えたものです。

受け入れている区分の数募集の数
6区分88件
5区分639件
4区分429件
3区分177件
2区分63件
1区分100件
どの区分も書かれていない29件

5区分に開いている募集が639件でいちばん多く、6区分すべてに開いているものも88件あります。一方で1区分しか受け入れていない募集が100件あります。「編入しやすい大学」を探すより先に、自分の区分で出せる募集を数えるほうが速いです。

結局、どう見分けるか

やることなぜ
1自分の出身区分で出願できる募集にしぼるここで多くが消えます。最初にやってください。
2出る科目が自分の持ち札と合うものを残す英語なしが766件、小論文と面接だけが266件あります。
3日程が重ならない組み合わせを作る編入は併願ができます。同じ日に試験がある大学は同時に受けられません。
4募集人員が数で書いてある募集を混ぜる「若干名」だけで組むと、0名の年に当たったとき全部が消えます。
5出願前の手続きがある大学を先に片づける事前相談・事前審査は、出願期間が始まる前に締め切られることがあります。

編入を経験した人の話

よくある質問

編入しやすい大学はどこですか?

倍率が公表されていないため、この記事では順位づけをしていません。代わりに、募集人員(64%が「若干名」)、出る科目(英語なしが766件)、出願資格の広さの3つで見分ける方法をまとめました。

編入の倍率はどこで分かりますか?

公表している大学の分は、その大学ごとの記事に載せています。募集要項に倍率を載せている大学はほとんどありません。大学の入試結果のページや、大学への問い合わせで分かることがあります。

募集人員が多い大学のほうが入りやすいですか?

そうとはかぎりません。募集人員が多い大学は受ける人も多いのがふつうです。人数が多いことで分かるのは、その大学が編入を毎年きちんと実施しているということです。

英語がなくても受けられる大学はありますか?

あります。1525件のうち766件(50%)は英語の筆記がありません。ただしTOEICなどのスコア提出を求める大学は別にあります。

「若干名」とは何人ですか?

要項には人数が書かれていません。欠員が出なければ募集しない、という意味で使われることもあり、0名の年もあります。1525件のうち980件がこの書き方です。

自分の区分で出せる募集はどれか、科目が合うのはどれか。この2つをしぼると、見るべき大学はかなり減ります。

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ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校が決まっていない段階でも大丈夫です。

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この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。集計は各大学が公表している募集要項に基づくもので、2026年9月19日時点のものです。倍率・志願者数・合格者数は、もとにしたデータに無いため扱っていません。出願にあたっては、必ず志望校の最新の募集要項をご確認ください。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026年9月20日

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